様々な種類のペット・ロボットが、高専生と協力して玉入れをする競技です。しかも、今回は、高専ロボコンで初めて、コントローラーなしで競技を行います。各チームは、赤・青2チームに分かれて対戦。フィールドで戦うのは、各チーム1台のペット・ロボットと1名の伴走者。まずは、それぞれの相手チームによってブレイク・ショットが行われ、ボールがフィールドに散らされます。そして、両チームの伴走者がそれぞれ散らばったボールを拾ってペット・ロボットに渡し、ボールを受け取ったペット・ロボットは、9つのゴールにボールを入れていきます。
人間とペット・ロボットがコンビを組み、コントローラーを使わずに協調作業を行います。どのようにペット・ロボットとコミュニケーションを取りながら課題をクリアしていくのかも見どころのひとつです。
引用元:https://official-robocon.com/history/kosen/?history=twenty-fifth
改修のため,夏休み後半から実習工場が使えないというハンデを負いながらもAチームは,ロボット全周囲に張り巡らされた距離センサで壁を認識して基本的に自動で走行し,要所要所,人が介入するロボットを仕上げ,Bチームは,キネクトセンサ(人の動作を認識するゲーム用センサ)で,逐次,人の動きに追従することを基本とするロボットを仕上げました。両チームとも3年生主体で,技術的に高いアイデアを提案しそれを実現したと評価できますが,競技では成果を出せず反省すべき点が多々あります。次年度さらにステップアップできるよう,今後取り組みたいと思います。
東京高専Aチーム:初戦敗退(相手は小山A,今大会の優勝チーム)
東京高専Bチーム:初戦は大差で勝利(相手は茨城A),次の試合も善戦するも準決勝には進出できず(相手は群馬B)
という結果であり,全国大会出場とはなりませんでした。
なお,本校Bチームは「人の動作にうまく追従して機能する」仕組みを2頭の親羊と1頭の子羊を模したロボット(本校で飼育されている羊の本物の毛も装備)に実装したことが評価され「デザイン賞」を受賞しました。
Aチーム ロボット名「NONA(ノナ)」
エントリーメンバ 佐藤,出村,市川
ピットクルー 編集中
Bチーム ロボット名「意気羊々(イキヨウヨウ)」
エントリーメンバ 小林,熊谷,星野
ピットクルー 編集中
登録メンバは上の表のとおりですが,ロボットの設計製作はもっと多くの学生の力を必要としています。
先輩たちの積み重ねと,ロボコンゼミメンバの知恵と汗によって成り立っています。
特に表には現れないのですが,制御班の学生は,ロボットの晴れ舞台を,強力にサポートしています。
手前側
手前側