21回大会は「歩行」ロボットのタイムレース!競技は3つの課題で構成。最初は「多足歩行の障害物レース」。パイロンを一周する「大回転」と、幅50cm×高さ20cmのハードルを跳び越える「山越え」に挑戦。続いては、20秒間の「変身パフォーマンス」。多足から2足へ、ロボットが華麗に変身します。そして最後が「2足歩行」。全長12m(地区大会は10m)のコースを先に走り抜けたチームの勝利です。
引用元:https://official-robocon.com/history/kosen/?history=twenty-first
Aチームは第一戦,第二戦ともに安定した動きで,高尾山ケーブルカーの形をした多足型マシンでパイロンを回り,ハードルを
越え,天狗を前屈姿勢(両手を地面につけた状態)で4本足とみなせる形で誕生させ,天狗は自動で腰を起して二足歩行体制にな
り,そのままゴールまで歩きました。ゴールまでのタイムはいずれも1分10秒で(アナウンサーのコールの1分50秒は3分ダウント
の時計をそのまま読んでしまったもの)ゴールしました。地区大会3位のタイムでした。準決勝においても,同様な動作で最後は
スラロームを見せました。惜しくも準優勝したロボットが先にゴールしましたが,その差はわずかでした。
Bチームは優勝したロボットに第一戦で負けてしまいましたが,多足マシンによる子機の大胆な打ち出し,子機の安定した着地,子機から変身した2足マシンの独特な歩き方の採用が特徴でした。競技時間内にゴール寸前まで辿り着きました。
ハードルジャンプ+独特の歩き方が評価され(たのだと思います)アイディア章・特別賞(東京エレクトロンFE)をダブル受賞し,審査員推薦枠で全国大会出場を果たしました。
全国大会までにさらにパワーアップする予定です。応援をよろしくお願いいたします。
Aチーム ロボット名「我々高尾Returns (ワレワレタカオリターンズ)」
エントリーメンバ 青木(3年),◎赤松(3年),原(3年)
ピットクルー 木原(3年),會田(2年),市橋(3年),高田(1年),原(2年)
Bチーム ロボット名「猿走高飛(エンソウコウヒ)」
エントリーメンバ ◎高木(3年),市川(3年),嶽(2年)
ピットクルー 中川(3年),榊原(3年),畠山(2年),藤本(1年),水知(1年)
登録メンバは上の表のとおりですが,ロボットの設計製作はもっと多くの学生の力を必要としています。
先輩たちの積み重ねと,ロボコンゼミメンバの知恵と汗によって成り立っています。
特に表には現れないのですが,制御班の学生は,ロボットの晴れ舞台を,強力にサポートしています。
高尾山ケーブルカー型多足マシン上にはムササビが乗っています。速いぞ!
天狗型2足歩行マシン ロボットを衣服で覆うことは巻き込まれの危険があり不利。不利を承知で,対策を行い,天狗の姿にこだわっている。
天狗さんゴール
1分10秒は大会第3位の記録
バーを跳び超え,分離。
2足歩行ロボットはこのあとゴール直前まで歩きました。
Bチームは惜しくも1回戦敗退となりました。
11月23日(日)両国国技館でロボコン全国大会が開催されました。本校Bチーム「猿走高飛(エンソウコウヒ)」が出場しましたが,惜しくも初戦で敗退いたしました。応援いただいております本校後援会の皆様に厚くお礼申し上げます。
今年度の競技は,多足歩行+2足歩行+パフォーマンスといった難しい課題でした。
最短時間を打ち出して優勝を狙うか,それとも制限時間内にゴールすることを目標にし充実したパフォーマンスを行うかの見極めも大事でした。
本校チーム「猿走高飛(エンソウコウヒ)」は,多足歩行は減量と足回りの改良で高速移動を可能にしましたが,バー越えのジャンプに課題を残したままの全国大会本番となりました。
2 足歩行マシンを改良してゆく中で,ジャンプの際の重心が設定値から離れ,本番では転倒,その結果2足歩行マシンも不調という結果となり,課題を3つ(パイ ロン一周,ハードル越え,パフォーマンス)クリアしたものの,ゴールまでたどり着けることができませんでした。公式記録では,25チーム中,15位とのこ とでしたが,1回戦での敗退という残念な結果となりました。
今後のますますの研鑽と技術蓄積,チーム指導に当たる 所存でございます。今後ともご支援,応援をよろしくお願いいたします。
地区大会に比べ5kg減量。
多足ロボットは高速移動が可能になった。
バーを越えたところで転倒,リトライするも2足歩行ロボットが途中でストップ。