ロボコン史上最も難しいといわれた競技。人間の動きを取り入れたロボットたちは、はしごくぐり、平均台、ハードル、壁登りを克服しバトンゴールを目指す。
引用元:https://official-robocon.com/history/kosen/?history=eighteenth
東京高専の2チームは参加20チーム中Aチームは優勝,Bチームは1回戦敗退となりました。
Aチームは地区大会優勝を果たし,全国大会出場を果たしました。
Aチーム ロボット名「縦高無尽」
エントリーメンバ ◎山崎(3年),柏田(3年),佐々木(2年)
ピットクルー 西嶋(3年),勝村(2年),梶原(2年),神山(2年),古寺(4年)
Bチーム ロボット名「ロボッテ」
エントリーメンバ ◎三宅(3年),根本(3年),鮎沢(2年)
ピットクルー 佐藤(3年),岡田(2年),広瀬(2年),油屋(2年),関口(1年)
Aチームは惜しくも準優勝となりましたが,NHKロボコンの名誉である「ロボコン大賞」を獲得しました。
12月4日両国国技館でのロボコン全国大会での保護者・教職員の皆様の熱い 応援をありがとうございました。お礼申し上げます。
成績は,全国準優勝でしたが,アイディア・技術・スピードに優れたもっとも優秀なロボットに与えられるロボコン大賞を受賞しました。
今年度の課題はマシンの基礎力の真っ向勝負でした。
手動マシン(操縦者が赤外線通信で操縦しています)は高速直 線移動のための高速車輪,低速方向転換のための上下動できる車輪,平均台上を走行するためのクローラの3種類の移動手段を持っています。車輪の上下動は平 行移動バーとチェーンで動きますが,高さ制御にはポテンショメータを用いたフィードバック制御が採用されていて,操縦者の負担を軽減しています。また平均 台突破には,接触センサーでのシーケンス制御による車輪上下機構が使われています。平均台突破では,左右に落ちないための可動式ガードが威力を発揮してい ます。
自動マシンは左右2つの部分に別れ,中央にモータが1つ配置され,壁に上ってゆく構造になっています。このマシンには,床の白線検知センサ,壁までの距離を測る距離センサ,壁に到達したことを知る接触センサがついていて,これらを総合する制御になっています。
ベスト8,ベスト4,準決勝まで,ほぼ予定通りの戦いを行いました。準決勝では1分19秒(手元の時計。全国放送での公式発表では1分18秒)バトンゴールの記録をつくりました。しかし,残念なことに,決勝戦で自動マシンが不調に陥り,優勝は逃しました。
地区大会を優勝で通過後も,全国大会に向け,各マシンをパ ワーアップし土日・休日返上で調整をがんばってまいりましたが,ちょっと残念な 結果となってしまいました。
今後のますますの研鑽と技術蓄積,チーム指導に当たる 所存でございます。今後ともご支援,応援をよろしくお願いいたします。
↑ 直線での高速移動,上下方向の位置決め制御,平均台のシーケンス制御が良くわかる
↑ 複数のセンサによる制御が良くわかる