今年のロボコンは、2足歩行ロボットが、乗り物に乗った人をゴールまで運ぶ速さを競う競技です。ロボットに求められるのは、Speed、Power、そしてOperation能力!スタートしたロボットは2足歩行で7.5メートル先の連結ゾーンを目指します。
そこでロボットと高専生が乗った乗り物と連結させるのはチームメンバーの仕事で、チームワークも見所の一つ。連結したロボットは、高専生を運びながら方向をかえ、ゴールを目指します。ゴール前に立ちはだかるのが、2.5メートルの高さに吊り下げられた小さくて不安定な「鍵穴」に自作の鍵を挿し込む課題です。鍵を挿し込むことでゴールに入る権利を獲得し、いち早くゴールに駆け込んだチームの勝利です。 赤・青2チームによる対戦方式で、制限時間は3分間です。
引用元:https://official-robocon.com/history/kosen/?history=twenty-third
Aチームは鬼が力車を引く形の二足歩行ロボットでした。高速に動かすとバランスが崩れ直進走行性能が問題となる中で,最適な速度で走行しています。ロボットには,もともと左右旋回能力があったのですが,安定走行との兼ね合いで,旋回機構を取り外しての参加でした。力車を取りつけると,片側に曲がる能力を備えます。1回戦は2分30秒ほどでのゴールでした。2回戦では,力車連結後に,旋回機構の部品が左旋回中に挟まり,直進走行が出来なくなるというトラブルに見舞われ,わずかな差で負けてしまいました。場内からは鬼がかわいい,目の表情変化が面白いと評判でした。
Bチームは,シンデレラの乗るトマト馬車をねずみが引く形の二足歩行ロボットでした。このロボットは旋回機構をつけていませんが,直進走行に自身を持っていました。また,トマト馬車を取り付けると,高い旋回性能を身につけます。初戦は1分を切るタイムで,接戦を乗り切りましたが,2戦目では起動直後の不安定走行で進路が曲がってしまい,リトライを行った分時間を消費して負けてしまいました。
今年度は全国大会出場です。
1ヶ月間さらにロボットを進化させて本番に臨むつもりです。
Aチーム ロボット名「走快妖怪(そうかいようかい)」
エントリーメンバ 山川,水知,岡崎
ピットクルー 編集中
Bチーム ロボット名「狭間怪力 (はざままっちょ)」
エントリーメンバ 池田,浜松,坂井
ピットクルー 編集中
登録メンバは上の表のとおりですが,ロボットの設計製作はもっと多くの学生の力を必要としています。
先輩たちの積み重ねと,ロボコンゼミメンバの知恵と汗によって成り立っています。
特に表には現れないのですが,制御班の学生は,ロボットの晴れ舞台を,強力にサポートしています。
鬼ロボットが歩いてきます。
鬼ロボットが操縦者を乗せてゴールに向かいます。
(エキシビションでの写真)
2足歩行ねずみロボットが歩いていきます。
シンデレラの乗るトマト馬車を連結してターンしています。
受賞なし。