赤・青の2チームが、リモコン操縦で動く「手動ロボット」と自動で動く「自動ロボット」を使って、ボールを競技フィールドの中央にあるスポットに近づける競技です。ボールは半径3mの進入禁止ゾーンの中に置かれていて、自動ロボットだけがその中に入ることができます。自分のチームのボールを、より中央のスポットに近づけたチームの勝ちとなります。競技時間は3分間。
引用元:https://official-robocon.com/history/kosen/?history=seventeenth
東京高専の2チームは参加20チーム中ベスト4とベスト8まで残る成果で善戦しました。
Aチームは技術賞を獲得し,全国大会出場を果たしました。
Aチーム ロボット名「未確認走行物体」
エントリーメンバ ◎内野(3年),岡田(3年),古寺(3年)
ピットクルー 坪山(5年),飯田(3年),柏田(2年),西嶋(2年),山崎(2年)
Bチーム ロボット名「運び屋」
エントリーメンバ 刈本(3年),三宅(2年),根本(2年)
ピットクルー 西本(2年),◎東野(2年),佐藤(2年),鮎沢(1年),佐藤(1年)
ボールを目指して自動制御マシン99車が分離スタート
ボールを目指して自動制御マシンが分離スタート
別アングル
ボールを高く掲げて得点スポット上空へ
Aチームは惜しくも1回戦敗退となりました。
11月28日国技館でのロボコン全国大会での150名を超える保護者・教職員の皆様の熱い 応援をありがとうございました。お礼申し上げます。
成績は,初戦で広島商船高専に敗退いたしましたが,がんばった学生チームのために ご報告させていただきます。
チームの作戦は次のとおりでした。
手動マシン(操縦者が赤外線通信で操縦しています)は回転棒で,自動運搬マシン 「カート」の電源と,「カート」につまれた中央円盤台上周回自動マシン「サテラ」 をONします。(ここまで1秒)その後カートは中央円盤台の円周部に到着,「サテ ラ」を中央円盤台上周回コースに発射,「サテラ」はセンサで自分の位置を確認しな がら中央円盤台上を周回し,自チームのボールを落とし,続いて敵のボールをはじき 落とします。(ここまで7秒)自動マシンカートは後退し,手動マシンが作業できな い「海」ゾーンを出ます。手動マシンは「サテラ」が落とした,自チームのボールを 捕らえ,「カート」の「得点ゲット機構」の上に載せます。(ここまで1分)ボールを 受け取った自動マシン「カート」は再び前進し,中央円盤台の円周に到達し,伸びる ことのできる「得点ゲット機構」を伸ばし,得点スポット(中央円盤台の中央)の上 空にボールを持ってゆく。手動マシンは相手チームの手動マシン,自動マシンの進行 通路の妨害に入る。
しかし,残念なことに,このような連続動作を目指したにもかかわらず,全国大会一 回戦で自動マシン「サテラ」の駆動系のギアの歯が折れ,予定の動作を実現できませ んでした。リカバリに入った自動マシン(99車)の奮闘で,ボールを得点スポット に運びましたが,数cmの差で,すでに得点スポットにボールを入れていた広島商船 高専に敗退してしまいました。地区大会を通過後も,全国大会に向け,各マシンをパ ワーアップし土日・休日返上,合宿で調整をがんばってまいりましたが,大変残念な 結果となってしまいました。
ご支援,応援していただきました多くの皆様のご期待に沿えず,全国大会で成績を残 せなかったことをお詫びし,今後のますますの研鑽と技術蓄積,チーム指導に当たる 所存でございます。今後ともご支援,応援をよろしくお願いいたします。