人文学部紹介
人文学部はキャンパスの最も奥にあります。文化学科と法律経済学科の2つがあり、文化学科は1学年約90名、法律経済学科は約150名です。
文化学科では世界の文化や言語の研究や探究を行っており、コースは日本研究、アジア・オセアニア研究、ヨーロッパ・地中海研究、アメリカ研究の4つにわかれています。文化学科では所定の単位を履修することで図書館司書や学芸員などの資格を取ることもできます。
法律経済学科は法政コースと現代経済コースにわかれていて、1年次から2年次にかけては幅広く基礎を学び、その後自分の学びたい分野を選んでさらに学習を深めることができます。
文化学科、法律経済学科問わず公務員を目指す学生が多く、例年一定数が県庁や市役所に就職しています。それ以外にも銀行や保険関係、旅行関係など、特定の分野に限らず多種多様な企業に就職しています。
文化学科
文化学科は、世界各地域の文化について様々な視点から学ぶ学科です。1年次は、前期で地域の文化や社会問題について学び、後期で色々な学問領域の基本的な考え方や知識を身につけます。2年次からは、文化資源学コース、国際言語文化コース、社会・文化行動学コースの3つのコースから自らの関心にあったものを専攻し、研究方法を学んだ上で、卒業論文の作成に向かいます。
文化学科は、他のどの学科よりも多様な学問に対応した学科です。文学、歴史はもちろん、環境学、哲学、情報学など多岐に渡って学習できるので、自分の学びたいことがはっきり決まっていなくても、色々な授業を受ける中で関心のある領域を見つけることができます。興味関心のある分野が決まっていても、他の領域の知識から自分の研究分野に新たな視点を持ち込むことができるという強みがあります。
また、文化学科は就職に弱いというイメージがあるかもしれませんが、学芸員資格や図書館司書資格、中学・高校の英語、国語、地理歴史公民の教員資格など、在学中に職につながる多様な資格を取ることが可能です。
※赤文字は必修科目です。
法律経済学科
法律経済学科は、法律と経済の両方を学ぶことができます。1年次にはこれからの学習に必要な基礎知識を学際
的に学ぶことができます。また2年次の前期には法政、経済経営、公共政策の三つのコースから選択し、そのコー
スの内容を主にした授業を受けます。全体を通してコース内にとどまらない学習が特徴で、特に、公共政策コー
スは法政と経済経営の両コースを複合した観点から学ぶことができます。もちろん、幅広い学びだけではなく3年
次には専門演習、いわゆるゼミで特定の専門分野を少人数で深く学ぶことができます。就職については一年次か
ら企業説明会や就職ガイダンスに参加することができるなど、早期就職のことを考えている人へのサポートが手
厚いです。また、公務員や地域の企業への就職が多いのも特徴です。さらに、必修授業や必要単位数が他学部学
科に少ないため好きな授業を受けたり、自分のやりたいことに挑戦したりすることができます。
※赤文字は必修科目です。