草津市社協からレイカディアえにしの会へ、綾羽高校で絵手紙教室開催をとの依頼がありました。レイ大絵手紙クラブ卒業生が集う「たんぽぽの会」(代表近松清司)が承ることにしました。お引き受けしたものの10月19日の運営会議で確認後、実施日の10月25日まで6日しかありませんでしたが、岡部茂さん・蟹江久美子さん・村田喜代美さんたち「たんぽぽの会」の仲間が快く応援を引き受けてくれました。

受講生は同校福祉科2年生21名です。県内15ヶ所の老人ホームへ見学に行ったお礼に、施設の職員さんや入所者さんにお礼の絵手紙を描くことにしたそうです。「絵手紙を勉強すれば、今後福祉の場面で生徒たちがそれを活かせる機会が多くなります」と、担当の古澤真衣先生のお言葉でした。

絵手紙教室は同校研修室で、たんぽぽの会が作成したパワーポイントの教材を見ていただきながら、絵手紙のモットー「ヘタがいい・ヘタでいい」や、筆の持ち方、色つけ方法、落款の作り方まで、3時間の授業で全てを説明しました。持参した画材(サツマイモ・りんご・ミカン・柿・ピーマン・チンゲンサイ)を見ながら、殆どの生徒さんが初めてとは思えないほどの作品に仕上げてくれました。

えにしの会で習った折り紙玉手箱に、「落款用の消しゴム・チョコレート・絵手紙お手本のないことの4っつの利点」を忍ばせて、生徒さんたちへサプライズのプレゼントを差し上げると、皆さんから大歓声が上がりました。そして、生徒さんたちにえにしの会の機関誌やホームページに今回の教室の記事を掲載してもいい?と尋ねると、全員OKとの返事でした。21人の女生徒さんの屈託のない爽やかな笑顔が印象的でした。綾羽高校の皆さま、楽しく素敵な経験をさせていただき大変ありがとうございました。