郷土に学びの場を
ハーバード流ケースメソッドで
世界標準の経営学を学ぶ
ハーバード流ケースメソッドで
世界標準の経営学を学ぶ
山陰地方は日本で最も人口が少ない地域であるばかりでなく、少子・高齢化も進んでいます。人口が少なければ経済的発展は望めません。人口を増やし、魅力ある郷土を維持・発展させるためには、若者や一度県外に住んだ人々が「就職したい」と思える元気な企業が、一社でも増えることがもっとも重要だと考えています。
企業が元気になるためには、今以上に「稼ぐ力」をつけていかねばなりません。企業が稼ぐ力をつけるためには、誰よりもまず経営者自身が高度な実践的知識とリーダーとしての資質を身につけていく必要があります。
しかし、残念ながら山陰地方にはビジネススクールなど経営学的知識を学ぶ場がほとんどないのが現状です。 KAX(KADOYA MBA EXPERIENCE)は、実践的な教育を提供できる”学びの場”を郷土山陰で再現することを目的に始まりました。
ハーバード大学で誕生・進化し、現在では世界標準のビジネススクールで一般的となった教授法であるケースメソッドにより学習を深めていきます。
ケースメソッドは「板書と筆記」で進められる座学とは異なり、講師と受講生が、時には受講生同士が議論をしていく中で学びを深めていく方法であり、社会人が学び直しを行う上で最も適した教授法の一つです。
実践的な経営学を、社会人の方が働きながら集中して学びやすい学びの場として平日夜間、または週末に開催。現在は、山陰に居ながらオンラインでビジネススクールに入学・受講できますが、KAXでは「場の雰囲気」を共有できるリアルな講義にこだわり展開しています。
経営は科学のような「法則」がなかなか成立しない分野とも言えますが、普遍的な法則が成立しにくいからといって学ぶ価値がないというわけではありません。例えば経営者自身が財務三表(損益計算書(PL)/貸借対照表(BS)/キャッシュフロー計算書(CF))を理解することができるようになることだけでも会社経営は大きく前進します。KAXの講義では、理論と意思決定の往復を何度も繰り返すことで、理論と実務の融合を図り、実践的な知識の習得を目指します。
講師は「アジフライカンパニー」でお馴染みの株式会社角屋食品 を経営する角谷直樹。「経営学の理論」と聞くと難しく思えるかもしれませんが、KAXでは”KADOYAを教科書に”をコンセプトに、経営理論が角屋食品の経営にどう活かされているか、具体的な事例とともにお示しすることで、分かりやすく理解できるように工夫されています。 世界標準の「ハーバード流ケースメソッド」を山陰で体験し、経営力を高める貴重な機会となっています。
講義の約2週間前に配布されるケース(教材)と指定された教科書をもとに、アサインメント(課題)に対する自分なりの回答を各自でまとめ、予習を行います。アサインメントの中にはレポート提出が求められているものがありますので、自分の考えを整理し、指定された日時までに提出していただきます。
「グループ討議」では事前に準備してきたアサインメントを数人のグループで共有していきます。受講者が6~8名に分けられ、事前課題に対する互いの意見を交換し合いながら授業に備えます。教員が立ち入る事はなく、参加者同士が自由に発言し「共に教えあう」時間です。
グループ討議の後、全員が集まり「クラス討議」を開始します。授業は講師が話すことを覚える場ではありません。講師からの問いかけに対する自分なりの「答え」を考え、それをまとめて言葉にし、発言する場です。 時には講師と、時には受講生と議論しながら、自分の考えを鮮明にしていくことで学びを深めていきます。
KAX研修プログラムでは、1科目単位での研修も実施可能です。特にファミリービジネス(同族企業)における経営に先鋭化した内容もご用意しています。後継者や戦略/マーケティング部門の担当者、事業部門の責任者にとって、有効な社内リスキリングの機会と事業成長の機会を提供します。
企業研修は社員の能力開発を目的とした重要な「投資」であるにも関わらず、躊躇しがちな領域です。またコンサルティング会社や経営した経験のない講師に対する不安や疑問もあるのではないでしょうか。KAXが提供する研修プログラムは国際認証を取得した質の高いMBAプログラムのエッセンスを企業研修に適用し、また実際に事業承継を経験し、現役で企業を経営している講師が1科目単位で実施します。企業研修については下記メールアドレスまたはフォームにてお問い合わせください。
【KAX事務局】kax@kadoya-tottori.jp
KAXでは随時講義を開催しています。また、鳥取県の取り組み THE FLAP BASEとも共同で模擬講義も開催する予定です。詳しくは下記をご覧ください。
ビジネスを維持・発展させていくためには、競合に打ち勝ち業界平均以上の利益を創出する必要があります。そのために必要な『競争戦略』には『管理会計』による裏付けが不可欠です。第3回単科講義ではそれぞれの分野を教科書を使用して学ぶとともに、ケースメソッドにより両分野の繋がりを深いレベルで理解することを目指しています。詳細はこちらをご覧ください。
〈学習領域〉競争戦略、管理会計、変革
第二回 オンライン経営学入門 11/22, 12/6, 12/20【終了しました】
前回大変好評いただいた『オンライン経営学入門』。第二回の講義をを鳥取県THE FLAP BASE とともに開催します!競争戦略やマーケティングなど会社経営に必要な複数の領域を、ケースメソッドで基礎から分かりやすく、自宅に居ながら学べる貴重な機会となっています。2週間間隔で3回に分けて開催することで、自主勉強の時間を確保しやすいように工夫。教科書やケースも運営側でご用意します。経営学のエッセンスが学べる貴重な機会です!
オンラインで配信します。お申込み、詳細はこちらをご覧ください。
ハーバード流ケースメソッドを鳥取で体験できる『MBA 模擬講義』がTHE FLAP BASE主催で実施されます。KAXの講師である角谷が登壇し、本番さながらのケースメソッドで講義を行っていきます。2023年度前半につきましては下記の日程が決定しています。無料となっておりますのでお気軽にご参加ください。エントリーはこちらからお願いします。
東部地区 5月24日(水)19:00~ 株式会社LIMNO V-co. lab (終了)
西部地区 6月 7日(水)19:00~ 株式会社角屋食品 KAX room (終了)
競合する企業との競争に勝ち長期利益を獲得していくためには競争戦略が不可欠となります。戦場(市場)を知り、敵(競合)を知り、己(自社)を知り、競争優位性を創造しなければなりません。それをどう創り維持し、長期利益を実現していくか、ハーバードビジネススクールの名作2つのケースと名著を使いながら、受講生との討議を通じて学んでいきます。
〈学習領域〉競争戦略、マーケティング、管理会計、起業