同窓会/事務局だより
2024年3月~
2024年3月1日(金)No.1
第75回卒業証書授与式の朝です。昨夜の雨も上がり、晴天の空です。まだ時間は早いですが、寒い中駐車場整理のために、先生方は玄関前で誘導されています。正門前の桜が少しだけ咲いていました。風が強いので卒業式の立て看板も校舎の中で待機。これから行われる卒業式の会場をのぞかせていただきました。吹奏楽部の生徒さんはすでにリハーサルをされています。旅立つ3年生を待つ体育館です。
2024年3月1日(金)No.2
第75回卒業証書授与式。卒業生の入場です。もうすでに涙腺が…。開会のことばがあり、国歌斉唱、卒業証書が授与される普通科237名、応用数理科28名の名前が読み上げられました。そのあと三幷学校長式辞、酒池同窓会会長祝辞、金森松柏会会長祝辞、来賓紹介、祝電祝文紹介、在校生送辞、卒業生答辞、卒業生記念品目録贈呈、校歌斉唱、閉会のことばで終了となり、保護者代表挨拶、卒業生退場ですべての行事が終わりました。
卒業生へ贈るそれぞれの言葉の中に、これからの人生へのエールがあり、そして卒業生からは感謝の言葉がありました。城南高校で経験したことをこれからの人生の糧として、失敗を恐れず、前を向いて進んでほしいと思います。卒業生は今日から私たち同窓会の仲間です。フレッシュな新しい同窓生を応援すると共に、是非同窓会を一緒に盛り上げてもらえると嬉しいです。
卒業おめでとう!
城南生とし最後の校歌斉唱。
卒業生の未来に幸あれ。
2024年3月10日(日)
今日は徳島に生まれ育ったはずなのに、一度も行ったことがなかった徳島県立阿波十郎兵衛屋敷へ。同級生の佐中(木下)かをりさん(昭和55年卒・友和嘉会に所属)が人形浄瑠璃太夫を務めるということで、同級生らを誘って行きました。
阿波の人形浄瑠璃は、約400年の歴史と伝統を持ち、国指定重要無形民俗文化財に指定されていて、義太夫節で物語を語る太夫と三味線、3人遣いの人形によって演じられる人形芝居です。徳島ゆかりの「傾城阿波の鳴門」で、有名な「あぁい~。父様の名は…。」というセリフの場面がある演目でしたが、人形浄瑠璃は太夫が物語を動かし進めていくと聞いた通りに、素晴らしいものでした。子供の声色、お母さんの声、心の声、情景…太夫の語り部でその人形がまるで生きているように動いていることに感動しました。
まだご覧になったことがない方は、是非足をお運びください。詳細はこちら☛徳島県立阿波十郎兵衛屋敷のホームページでイベント等をご確認ください。
こんな伝統文化を同級生が演じていることに感動し、誇りに感じた日曜日でした。
2024年3月11日(月)
2011.3.11…14:46…東日本大震災から早13年となる今日は、南海トラフ地震で直接の被災地となるであろう徳島も改めて色々と考えなければならない日だと思います。
あの日皆さんはどのようにお過ごしでしたか。当時東京在住だった私は「遂に関東大震災が来た」と思ったほどで、大型テレビを押さえていたものの身の危険を感じて、リビングのテーブルの下に潜り込んだ記憶を今でも鮮明に覚えています。生まれて初めての強く長い揺れは、実は関東ではなく東北だったとテレビで知りました。その後津波の映像が流れて、道路を走る車に向かって「逃げて、早く逃げて!」と叫んでいました。本当にこの世の出来事とは思えない自然の恐怖を改めて感じたあの日…。
そしてまたあの年は、城南高校野球部が春の選抜に出場することが決まっていて、大会開催がどうなるかという状況になったことも思い出します。
そして今年度の学校誌『渦の音復刊第70号』が届きました。今年もこの1冊に今年度の城南高校の全てが詰め込まれています。ご覧になりたい方は、是非同窓会事務局にお越しください。元旦に発生した令和6年能登半島地。すでに編集を終えていたのでそれに関する寄稿文はありませんが、第58号は東日本大震災のことがたくさん書かれています。時の流れとともに忘れられることがないように、当時の生徒の言葉を読んでみようと思います。
災害は忘れたころにやってくる…普段から気をつけて生活したいものです。
※ 学校関連「渦の音」先輩寄稿、城南塾を更新しています。合わせてごらんください。
2024年3月18日(月)
数日暖かくなったと思っていたのに、今日は気温も低く、北風が強くて、体感的にはかなり寒い日中です。
さて今日は、教頭先生よりNHK WORLD JAPAN 視聴のご案内を受けました。
2年生の「総合的な探究の時間」の一環として、昨年12/20 探究講演会①「Dr. Bala」上映会と講演 東京慈恵会医科大学 医師 大村和弘氏(城南OBではありません)、そして12/21 探究講演会②「山と相談する木造建築」 有限会社内野設計 内野輝明氏(城南OB)を実施されたそうです。
その一人大村和弘医師の城南高校での講演の様子を含めてNHK WORLD JAPANで放送されます。
下のURLをクリックしていただくとご視聴いただけます。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/directtalk/20240318/2105100/
城南高校の講演会で上映された「Dr. Bala」。
Balaは、ミャンマー語で「力もち」を意味するそうです。自分の夏休みを利用して、年に1週間ほど東南アジアで医療活動を行ってきたDr. Balaと呼ばれる大村和弘医師の12年の軌道を描いた作品で、アメリカ在住の日本人が作ったドキュメンタリー映画です。ロサンゼルス映画祭で長編ドキュメンタリー映画部門監督賞、インドの映画祭ではベストドキュメンタリー賞など、世界の数多くの映画祭で受賞、ノミネートを受けた作品だそうです。
城南高校の卒業生ではありませんが、こちらもあわせて是非ごらんください。
予告編その1
https://www.youtube.com/watch?v=wTnUXM-RO-4
予告編その2
ドキュメンタリー映画 "Dr. Bala" 予告(日本語版) - YouTube
2024年3月19日(火)
2月17日に投函しました昭和39年卒の先輩方の文集『城南富士8合目』の完成で同窓会にもいただきましたが、乱丁等の心配があり少し余分に印刷されていらしたようで、全員配布後残った文集を同窓会に寄贈いただきました。私は一気に読み終え、繰り返し読ませていただくという自分の青春時代を重ねることもできるとても素敵な文集でした。同窓会事務局に来られた時に是非お読みください。
そして還暦の同窓会で作られた『城南富士6合目』とあわせて、DVDを編集されていて、こちらもいただいたので見させていただきました。私の時代にも重なる写真があり、懐かしく、せっかくなら同窓生の皆さまにも見ていただければ…とこちらにアップさせていただきました。
来年創立150周年を迎える城南高校ですが、こうして歴史を感じさせていただけることに感謝いたします。制作、編集に携わった村木様、監修をされた河原様ありがとうございます。
2024年3月22日(金)No.1
春の嵐が過ぎて、今日は気温はまだ低いですが穏やかに晴れています。明日から気温が上がる予報で、体調を崩されていませんか。春はまず別れの季節からのスタートです。
今日は特別表彰、武田丑太郎賞表彰に続き、3学期の終業式と離任式、退任式が行われました。
特別表彰では、昨年末男女各100名が出場した、弓道の第42回全国高校選抜大会において、個人男子で4位入賞を果たした船下遙久くんが表彰されました。また数学が最も優秀だとされた1,2年生各1名ずつに武田丑太郎賞が表彰されました。
終業式では、三幷校長先生がドラえもんが言った『道を選ぶということは必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶことではない』ということや、ソクラテスの言葉「単に生きる事ではなく、善く生きるという事」をあげて、5,10…30年先のなりたい自分を思い描いて、後悔のない新たな1年のスタートを進んでほしいということ。そしてそのために自分自身が1歩を踏み出して動く、なお一層の努力を期待して修了の言葉とされました。そのあと、校歌斉唱で3学期の終業式が終わりました。
1,2年生だけの少し淋しい体育館ですが、4月になれば新1年生が入学してまた賑やかな学校に戻ります。
このあと、離任式、退任式と続く前に、各担当課より通知や注意がありました。生徒指導課からは春休みの注意事項、進路指導課からは今年の国公立合格者が151名で進学希望者の50%を超える合格率だったことを知りました。その他体調管理面や校則の改正等、自主自立をモットーとする城南高校ならではの注意事項を懐かしく聞いていました。
離任式は、今年度でご退職の橘教頭先生(数学)、久米事務課長。異動される村田先生(化学、11年)、𠮷田先生(国語、8年)、小川先生(英語、4年)、原田先生(保健体育、6年)、村山先生(1年)、高橋先生(物理、1年)、藤本先生(養護、6ヶ月)、只安先生(図書館司書)、また今日欠席の講師の先生を含めて校長先生からご紹介がありました。壇上の9名の先生方からそれぞれの城南高校の思い出やこれからのお話を伺いました。どの先生も城南高校の素晴らしさを話され、城南高校に赴任できたことの幸せを話されていらっしゃいました。そして生徒代表が涙で言葉を詰まらせながらお礼の言葉を述べた時は、私も胸がいっぱいになりました。花束贈呈をして離任式が終わり、引き続き退任式が行われました。
退任される三幷校長先生は、城南高校の先生の何か新しい事や困難な事を始めようかとするときに決して後ろ向きなことは言わず、すぐに「やってみましょう」ということから行動するということ。そしてそんな先生方の下で学べる城南高校の生徒は幸せだということを話されました。そして在任中色々と話した中で、ひとつだけ言い残したこととして「何事も失敗を恐れずやり抜こう」ということを話され、全ての式典が終わり、退任、離任される先生方を全教職員と生徒が拍手で見送りました。
城南高校らしい温かい爽やかなセレモニーで、久しぶりにこの雰囲気を味わいました。
2024年3月22日(金)No.2
城南高校後援会大和会長(昭和56年卒)が寄贈物贈呈のため、学校を訪問しました。
今年度は、各種行事や講演で使用される体育館の吊り下げ式スクリーンとファイアーストームに使われる応援旗、ポール等を寄贈しました。
多くの先輩方から後輩である生徒の特別活動を支援する目的で、毎年学校からの要望に応じて寄贈しています。この応援旗が今年のファイアーストームを盛り上げてくれることでしょう。また吊り下げスクリーンは、今後は全生徒が見やすく配置できると思います。
いつも先輩方は後輩たちに思いを寄せて応援していることを忘れないでいてもらいたいと思います。
2024年3月26日(火)
城南高等学校吹奏楽部・合唱部第52回定期演奏会が、収容人数1200名満席の徳島文理大学むらさきホールで開催されました。
ここ1週間ほどインフルエンザの流行で部員が交代でお休みするという状況を顧問の和泉先生から伺っていましたが、残った部員たちで春休みに入ってからも毎日練習をされているのが、同窓会事務局の部屋から1歩外に出るとわかりました。思ったような練習ができなかったと聞いていましたが、本当に素晴らしい演奏に聞き入り、久しぶりの母校のステージでの生演奏に感動しました。
チケットを購入していただいた同窓生の皆さまにも、若い熱い後輩たちの精一杯の演奏が伝わったことと思います。演奏だけではなく、合唱、トーク、ダンス…今どきの吹奏楽部は楽器を演奏するだけではなく、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。
演奏会の様子は撮影できませんでしたが、1部の後の三并校長先生のご挨拶、終了後の控室の写真は撮らせていただきました。
本当に素晴らしい演奏をありがとうございました。
テレビ放映も予定されています。生演奏の迫力と一体感は味わえませんが、是非ご覧ください。ご覧いただければ、来年は是非ホールで!という思いになること間違いなしです。来年もこのホームページでお知らせいたしますので、是非前売りチケットをお買い求めください。
徳島県内CATV共通チャンネル121ch(リモコン12)
5月11日(土)14:00~16:00
5月14日(火) 9:00~11:00
5月17日(金)16:00~18:00
5月24日(金)16:00~18:00
※6月にもテレビ徳島ご加入者のみ視聴できる日がございます。
2024年3月29日(金)
朝方の雨も上がり日中はとても暖かな晴天になりました。
春は別れの季節でもあります。今日は、この1年大変お世話になった三并校長先生、橘教頭先生、久米事務課長が定年退職されました。昨年4月から同窓会事務局で勤めるようになった私が、楽しく母校と関わりながらこうしてホームページに学校行事を多く発信できたのも、いつも温かい心で多くのご配慮を頂いたおかげです。本当に感謝しきれません。とても淋しい気持ちでご挨拶をさせていただきました。
異動される先生方も城南高校を去られることが淋しいとおっしゃってました。それほどまでに城南高校は魅力ある学校なんだととても誇らしいです。
先日、第1回創立150周年記念事業準備委員会が開かれました。150年という歴史ある母校のひとつの区切りに立ち会えることに喜びを感じます。準備は大変だと思いますが、同窓会、松柏会(PTA)、学校がひとつになり城南高校の底力を発揮したいと思っています。どうか同窓生の皆さまもご理解ご協力をいただきますようにお願い申し上げます。
そして学年末の今日は、学校の機密文書廃棄に合わせて、同窓会事務局の倉庫を一掃しました。何十年とそのままになっていた倉庫を片付けることで、新たな歴史を新年度から気持ちよくスタートさせたいと思います。