同窓会/事務局だより

2023年9月~

2023年9月4日(月)

FIBAバスケットボールワールドカップ、皆さんご覧になりましたか?パリオリンピック出場をかけた一昨日の順位決定戦の最終戦で、カボベルデに80対71で競り勝ちました。これで3勝2敗となり、アジア勢1位となることが確定し、モントリオール大会以来48年ぶりに自力でのオリンピック出場を決めました。

そして、その12名の日本代表選手の中に徳島出身が2名。なんとそのうちの1人川真田紘也(Koya Kawamata)選手は、我が城南高校出身です。

実は、正門から入ると真正面に掲げられた横断幕で、私も知ることとなりました。1998年生まれ、身長204㎝、体重101㎏と恵まれた体格で、盛り上げ役の明るいキャラクター。人気バスケ漫画「スラムダンク」の主人公に例えられ「リアル桜木花道」の異名も取っています。何かのインタビュー記事で『とにかく校庭を何十周も走って体力を鍛えたことが今のバスケットボールスタイルの礎となっている。高いレベルの指導を受け、メンタル面でも鍛えられたことが今につながっていて、当時のコーチや仲間に感謝している。』と城南高校時代を語っていました。卒業後は天理大学へ進み、現在は滋賀レイクスに所属しています。

オリンピック代表選手にも選ばれるように応援したいと思います。

2023年9月5日(火)

今週末は、城南祭です。自分が城南生だった時代をすっかり忘れてしまっていますが、同窓会に勤務している特権を生かして、3日間参加させていただき、同窓生の皆さまにその様子をお届けしたいと思います。

令和5年度 城南祭テーマ 「あれ言っていいですか?小さい声で言うんで、城南祭ブラボー!!」だそうです。

9月8日(金)前夜祭

9月9日(土)文化祭

9月10日(日)体育祭とFS(ファイアーストーム)

※天候により順延もあります。

お楽しみに…。。

2023年9月8日(金)

今朝は台風13号が東海、関東地方に接近しているせいか、どんより曇って湿度も高くスッキリしませんが、学校は朝から活気づいてます。

今日から城南祭!そして、前夜祭ということで、まもなく1年生から3年生まで各クラスが全力を尽くして準備した『着せ替えパフォーマンス』が始まります。それは何???昭和卒の皆さんは私と同じ疑問だと思いますが、各クラスがこの日のために制作した衣装に身を包み、音楽に合わせて、ダンスパフォーマンスをするそうです。生徒たちが全力で準備したものが、どんなパフォーマンスになるのかとても楽しみです。

※ケーブルテレビでも放映されるようですので、徳島ケーブルテレビご加入の方は是非ご覧ください。

午後も14:00~16:30まで前夜祭Ⅱということで、体育館2階で、いろんなパフォーマンスが見られると聞いています。その様子は、写真や動画は学校に確認をしていただいて、後日こちらにアップさせていただきますので、お楽しみにお待ちください。

そして明日は文化祭で食品を扱う3年生は、それに先立ち衛生検査を受け、着々と準備が進んでいるようです。

令和5年度 城南祭テーマ 「あれ言っていいですか?小さい声でいうんで、城南祭ブラボー!!」いよいよ始まります。

この3日間が、城南生として素敵な思い出となりますように。

2023年9月9日(土)No.1

久しぶりに清々しく晴れた朝です。これまでの熱帯夜から解放され、朝も暑いとはいえ少しは秋らしくなっています。

いよいよ城南祭本番です。今日は文化祭。開会式が8:30からなので、久しぶりに7時台に登校気分で到着しました。

開会式は、体育館2階で行われ、開式の言葉(生徒会)、三幷学校長挨拶、生徒会長挨拶、開会宣言(文化委員長)、閉式の言葉(生徒会)で、始まりました。コロナ禍以前の城南祭を誰も経験していないという生徒たちですが、歴史と伝統ある城南祭をどのように繋げていくかがとても楽しみです。

開会式の後は、吹奏楽部の楽しいお喋りと演奏があり、書道部のパフォーマンスがありました。

ここからは、写真の確認をしていただいての掲載となりますので、後日お知らせいたします。また、吹奏楽部はYouTubeで公開されるようですので、またお知らせいたします。

今日は、私も文化祭を楽しみたいと思います。

2023年9月9日(土)NO.2

午前中の開会式直後の吹奏楽部の演奏がYouTubeにアップされたそうです。顧問の和泉先生に承諾いただきましたので、こちらでもご紹介いたします。楽しい部員のトークと共にお楽しみください。

よろしければ、いいねボタンとチャンネル登録をお願いします。

2023年9月10日(日)No.1

今日は体育祭とファイヤーストームです。お天気も心配されましたが、ありがたい薄曇りで熱中症の心配も少しは安心です。

午前中の競技が終わって、今、お昼休憩です。

8:30から体育祭の開会式が行われ、開会のことばの後、三幷大会長より「自主自立」の精神で最後まで思い出の残る城南祭にしてくださいとご挨拶がありました。引き続き、金森松柏会会長が、在学中当時の思い出話と今年のテーマ「あれ言っていいですか。小さな声で言うんで。城南祭ブラボー!!」と生徒に元気な声をかけていただきました。生徒会長の挨拶、審判長注意、選手宣誓、閉会のことばで開会式は終了し、ラジオ体操を全員で行い、競技が始まり、

綱引き予選からスタートし、HR対抗リレー予選でお昼休憩となりました。

若さ溢れる元気な姿に、若いっていいなぁと心から思いました。

城南祭の写真は、教頭先生に確認していただき承認をいただいてからこちらにアップしますので、お楽しみに。

若さ溢れる各競技で、とても見ごたえがありました。こんなに動けていたんだと思うと、もう一度城南高校生に戻ってみたいと感じました。それなら当時のプログラムはどうだったの?と見てみたら、なかなか過激でビックリ。

何かわからないですがバケツで水かけてるし、ガールハント?ボーイハント??先生もコーラ飲み競争とかやってたんですね。

久しぶりに古き良き?時代を感じて笑ってしまいました。

2023年9月10日(日)No.2

体育祭終了しました。雨が降ってきましたが、いよいよ18時よりファイアーストーム(FS)です。

昨年のFSは、生徒は誰も経験していないということで、城南OBの先生方に教えてもらっての開催だったとお聞きしています。今年は、実行委員会も自分たちで運営して、久しぶりの完全復活ということでしょうか。私も卒業以来なので、今のFSがどのように引き継がれ、また変化しているのかとてもワクワクしています。皆さんに少しでもその様子を伝えるために、しっかりと写真を撮りたいと思います。

さて、ひとつ驚いたのが、私たちの昭和卒時代には1クラスがバックネット1枚分くらいの大きさで制作していたクラスの横断幕が、とても小さくなっていたことです。きっとそこには何かしらの理由があるんだと思いますが、昭和、平成、令和と皆さんのそれぞれの時代はどうだったのでしょう。

2023年9月11日(月)No.1

前夜祭から3日間に及んだ城南祭が終了しました。今日は夜中から激しい雷雨で、昨日のお天気は本当にラッキーでした。

さて、今日は前夜祭の午後の部の写真をアップしたいと思います。14:00~16:30まで体育館2階で生徒自由参加で、様々なパフォーマンスを見せていただきました。

2023年9月11日(月)No.2

先日アップした文化祭開会式終了後の吹奏楽部の華麗なトークを交えた演奏、書道部のYOASOBI「夢をなぞって」の曲に載せてのパフォーマンス、そして4年ぶりの1年生合唱コンクールです。校歌は直前に何番を歌うかが決まるそうです。そして自由曲は、スピッツの「空を飛べるはず」以外、私のほとんど知らない曲でしたが、歌詞に込められた思いやクラス一丸となって練習された姿がとてもよくわかりました。金賞は、同点で2クラス。素晴らしい歌声で心が洗われた気がします。

2023年9月13日(水)NO.1

朝晩は少し過ごしやすくなりましたが、まだまだ日中は真夏日が続いています。でもふと空を見上げると秋の空ですし、こんな異常な暑さですが秋の虫たちの鳴き声に変わっています。季節は秋に近づいているのでしょうか。

さて、今日は文化祭の2年生展示をご紹介します。各クラスの出し物が教室で行われて、大盛況でした。

201HR 『旧城南學校』お化け屋敷

202HR 『今日、好きにさせます。~夏の二軒屋編』仲良くなるイベント

203HR 『賭ケグルイ』カジノイベント

204HR 『Shohhy  Fantasy』ゲームセンター

205HR 『今夜、弐〇伍番街にて賽を振る。』ゲーム大会

206HR 『そこ試合決定で~気配を斬ろうよsign off(気配斬り)~気配斬りゲーム

207HR  『メイドとバーと思い出と』メイドバー

208HR 『森の洋館』謎解き脱出ゲーム

支援学校のブースなどもあり、勉強になりました。

まだまだ演劇部の公演、茶道部のお手前、華道部、クリエイト部、家庭クラブの展示、射撃部のシューティングゲーム、また文化部合同展(写真部、書道部、美術部、文化メディア表現部)の展示もあり、生徒からの招待客も入場できたため、4年ぶりに賑わった文化祭でした。

2023年9月13日(水)NO.2

無事3日間の城南祭は終わりましたが、最終日のトラブルをひとつ…。

最終日、体育祭とファイアーストームの日は、お天気が少し怪しかったのですが、今時の気温で晴天は熱中症の危険もあるし、私もこの歳になって日焼けは疲れるので心配でしたが、体育祭は薄曇りという絶好のお天気でした。

体育祭の終盤、ポツポツと怪しい雲から雨が落ちてきて、閉会式も終わり、18:00からのファイアーストーム開始時間までに結構降ってきて、見事に雨模様となりました。これはどうなるのかと思っていたのですが、ファイアーストーム開始時間前に雨はピタリと止みました。なんという城南生パワーでしょう…

グラウンドに水たまりはできたものの、いよいよ始まりましたが、準備していた櫓がすっかり水分を含んでしまい炎の勢いがない上に、生徒代表が灯した聖火台の炎も消えそうになっていて、校長先生とふたりで「これはまずい!」と消えかけた炎を新聞紙を使い復活させていたら、近くにいらした先生も駆けつけて5人体制で最後まで必死に守り抜きました。

でもそれよりも、櫓3基も枠は燃え切らずしっかり残ったままで、しかもかなり丈夫そうな丸太。どうなるんだろうと思っていましたが、その後のお話は城南高校のホームページにあり、リンクを貼らせていただきましたのでご覧ください。※リンクについては承認済み。

※城南祭の写真は、来週へ続きます。お楽しみに。

2023年9月13日(水)NO.3

昭和55年卒私の時代のファイアーストームは、どうだったかなと『渦の音』を見てみました。

そういえば、寮歌しか唄ってなかった昔と違って、今は現代のユニットソングを歌っていましたが、時代が移り色んなものが変化しても、生徒の熱量は全く同じだと感じました。

今年はなんと第73回のファイアーストームだったようです。その数字を見て、思わず「うっそーーー」と声を上げてしまいましたが、確かに第29回だった昭和54年は、私が次の春に卒業したことに間違いないことに引き算をしてやっと気づきました。今更ながら、そんなに年取ったかな?と悲しくもあり…。さて昭和54年第31回城南祭の写真をご覧ください。

今年の城南祭。コロナ禍前に戻ったとは言え、100%戻ったわけでもなく、様々な困難があったと思います。

是非、城南高校のホームページのFS活動日誌をご覧ください。教職員、生徒が一丸となって、この日のために準備してこその城南祭。今も昔も全く変わらない城南高校にあっぱれ!です。

2023年9月19日(火)

明日は秋のお彼岸の入りですが、まだまだ猛暑続きの毎日です。あちらこちらで、突然の豪雨もありますが、同窓生の皆さまがお住まいの地域はいかがでしょうか。

さて、春の選抜高校野球を目指す大会が行われています。この徳島大会で上位3チームが秋季四国大会へ出場します。

城南高校は、9月23日(土)9:30より鳴門オロナミンC球場にて、徳島北高校と対戦します。1回戦最後の試合となり、2回戦は翌日9月24日(日)14:30に同球場にて、徳島科学技術高校との対戦が決まっています。タイトなスケジュールですが、頑張ってもらいたいです。

どうか応援をお願いいたします。

練習試合の結果等は、城南高校ホームページをご覧ください。

こちら

2023年9月22日(金)No.1

早朝はようやく秋らしい空気になってきましたが、日中はまだ30℃を超えるようです。まだまだ油断しないでお過ごしください。

さて、今日は昨夜鑑賞した演奏会についてお話させていただきます。

武蔵野音楽大学同窓会徳島県支部演奏会があわぎんホールで行われました。この演奏会で石田真雪さん(平成28年卒)は、ユーフォニアムという金管楽器を演奏されました。ユーフォニアムという楽器をご存知でしょうか。私は、以前BSプレミアムのアニメ『響け!ユーフォニアム』という番組で知りました。先日の前夜祭で吹奏楽部でもユーフォニアムパートの3名の部員が『summer』を演奏(9/9No.2投函の和泉先生YouTubeで11分あたり)しています。トロンボーンと似た音域ですが、それより柔らかく温かみのある音色を奏でる金管楽器です。

石田さんは、城南高校を卒業後、武蔵野音楽大学に進学され、第22回クラシック音楽コンクール全国大会第2位(1位なし)。第13回徳島音楽フェスティバル金管楽器部門では優秀賞を受賞され、昨年12月に徳島で初のリサイタルも開催され、後輩たちも多く駆けつけていました。

城南高校を卒業された若い同窓生が、こうして音楽の世界でも活躍されることを嬉しく思います。音楽はこの難しい時代に心の安らぎを感じさせてもらえます。今後のご活躍をお祈りし、また演奏会のお知らせなどを発信させていただきたいと思っています。(写真提供:石田真雪さん)

2023年9月22日(金)No.2

学校の承認待ちでお休みしていました城南祭の様子の続きです。

まずは、前夜祭の午前中にグラウンドで行われた全学年各クラス対抗『着せ替えパフォーマンス』。

これはいつから始まったのかわかりませんが、クラス毎に衣装を着て、曲に合わせてダンスを踊るという…今の生徒たちのリズム感の良さには驚きます。ダンスが得意ではない生徒もいると思うのですが、それでも早いリズムに合わせてちゃんと踊ってるって凄いです。きっと私たちの年代に同じことをやらせても全く踊れなかったと思います。時代の変化は、様々な変化をもたらすのでしょうか。

そして、生徒たちに交じって先生も踊る…初めて見た私は、驚きと感動でした。3年生はお揃いの衣装も凝ったもので、このパフォーマンスだけではもったいない気がするほどです。この日のためにどれだけ準備したのかと思うと、それだけでも頭が下がります。

2023年9月23日(土)No.1

体育祭プログラム

①綱引き予選(準々決勝まで)

②障害物リレー

③女の綱取り(準決勝まで)

④綱引き(決勝)

⑤二人三脚リレー

⑥城南旋風リターンズ

⑦女の綱取り(決勝)

⑧HR大綱リレー(予選)

⑨男の騎馬リレー

⑩長縄跳び

⑪HR対抗リレー(決勝)

⑫フォークダンス

2023年9月23日(土)No.2

文化祭での3年生は食品販売が担当です。

3-1HR 301アイス(トッピングアイスクリーム)

3-2HR ソース顔のイケ麺(焼きそば)

3-3HR おかちゃんフライ屋~!(フライドポテト他)

3-4HR 餃子の中川(揚げ餃子)

3-5HR 名護印のフランクフルト(フランクフルト・フローズンジュース)

3-6HR えつおくとばす(タコせん)

3-7HR MitsuDonald’s(ハッシュドポテト・SPドリンク)


売り切れ続出で、時間ギリギリまで長い行列ができていました。

残念ながら、私も食券販売に間に合わず、頂くことができず、食レポは来年のお楽しみで。

2023年9月23日(土)No.3

秋季大会1回戦7対2で、徳島北高校に勝利しました。

私はというと、余裕でオロナミンC球場に着いたのに、駐車場が満杯で運動場を何周かしてようやく止めることができましたが、すでに試合は2回表に1点先取されていました。その裏1点を返して同点となり、エース馬詰くんのピッチングが冴えていて、バックの好守備も多く、攻撃を寄せ付けませんでした。それに対して、母校城南高校は、ここぞというところで連続ヒットが出たりで、気づけば13安打7得点を挙げて勝利しました。

元気いっぱいプレーする後輩たちを見ていると、元マネージャーの私はすっかりあの頃に戻って、観客席の一番前で大声あげて応援していました。

明日の2回戦は、14:30からオロナミンC球場で科学技術高校との対戦です。

連戦で厳しいですが、今日の勢いで頑張れ~!!!

是非応援にいらしてください!

2023年9月24日(日)

秋季大会2回戦1対3で、徳島科学技術高校に惜敗。連戦という厳しい中で、選手たちはよく頑張りました。エース馬詰くんは連投で心配しましたが、今日も誰よりも元気いっぱいで、声を出し、ハツラツプレーでテンポよく投げ込んでいました。疲れが見えた6回に連打で2点を失いましたが、その後最終回まで0点で抑えて、よく頑張ったと思います。スタンドから「がんばれーーー」と叫んだら「ヨッシャー!」という声が聞こえた気がします。

ファインプレーもあり、エースの頑張りに野手も守備を固めていましたし、アウトになったヒット性のあたりも結構多くて、今日は少し野球の神様に意地悪されたようでした。


この2日間、後輩たちの一生懸命のプレーを見せていただき、若さというビタミンを頂きました。ただひたむきに純粋に、情熱を傾けるものがあることの素晴らしさを教えてもらった気がします。還暦越えの私をあの頃のマネージャー時代(45年前)にタイムスリップさせてもらったこと、大きな声を出しすぎて喉が痛いですが、後輩たちに感謝です。

スタンドに来られていた多くの先輩の皆さま、応援お疲れさまでした。

また選手の保護者のみなさま、冷たい飲み物をいただきありがとうございました。私の時代には、保護者が応援に来るということはなかったので、今の選手は、たくさんのサポートがあって幸せだなぁと感じました。


このチームは、まだまだ伸びしろいっぱいの7月中旬に始動した新チームです。城南高校のホームページに「~そう簡単に勝てるほど、野球は甘くない!厳しさを乗り越えて強くなれ!!~と書かれていました。そのとおりだなと思います。きっとこの悔しさをバネに次に大きく飛躍してくれるでしょう。頑張れ!城南健児!城南球児!甲子園を目指して!

2023年9月25日(月)No.1

さて、お待たせいたしました。今日は、ファイアーストーム編です。

ファイヤーストームは、9月13日No.2の投函のとおり、夕方のにわか雨で聖火台も櫓3基もしっかりと不完全燃焼となりましたが、生徒たちは元気に校庭を走り抜けていました。時代の変化で寮歌ではなく、円陣はポップな歌で盛りあがっていました。炎の周りで肩を組み、歌い、走り、それぞれの青春があったでしょうか。いつか私のように振り返る時が訪れることは、今の彼ら彼女らには想像もできないと思いますが、ひとりひとりにとっての思い出になったことは間違いないでしょう。

昭和55年3月発行「渦の音」のF・S実行委員長が振り返り記していたこと《「城南F・Sが曲がり角に来ている」とか、「形式だけのお祭り」とか、種々雑多な批判を浴びながら現在(第29回)まで存続しているのは、「1年限りの打ち上げ花火」的要素を持ち続けているからではないのか。決して「伝統」のみに支えられ、否応なく続けられてきた行事ではない。「城南F・S」という名称は同じでも、毎年それぞれに、スタートがありゴールがある。未来においても、二度と同じゴールはなど存在し得ない。言い換えれば、常に新鮮なのだ。

移ろいゆく「若さ」。その中で心に刻み込まれる「哀しさ」。F・Sが続けられてきたという事実の中に、「哀しさ」を追い求め、その中から何かを得ようとして、もがいている城南生の姿が見出せはしないだろうか?》

その後、実行委員の討論会で、寮歌を歌うことをテーマに話し合われていました。F・Sは寮歌じゃないと遊びのキャンプファイヤーになってしまうという意見や、寮歌を押し付けられているという意見、そして寮歌は今の我々にとってはウソばかりで練習の時も気が重かったという意見があり、もうこの時代から寮歌を歌う意味を問うていたんだと感じました。

そして、準備や後始末ができないなら参加する資格はない!とか、やる気がある人がやればいい!とか、様々な意見がありましたが、F・Sという特殊な体験ができるのも城南生であるからで、これには優越感を持っていいが、何の努力もせず、先輩や学校に頼り、さも自分たちの力でやれたように感じるのは情けない事ではないかと。F・Sの存続を望むなら、無意味なものに意味を持たせ、足りないところを補充するという努力をしなければならないが、F・Sが「新時代」をむかえつつあると言っても過言ではないと締めくくっていました。

この時代から生徒なりに色んなことを考えて、議論を重ね、そしてあの時心配していたF・Sは、しっかり次世代へと存続されていることに感動しました。これからもその時々の城南生が、自分たちで考えて「1年限りの打ち上げ花火」を続けてくれることを願っています。

2023年9月25日(月)No.2

城南祭最後の投函は、今も昔も変わらないフォークダンスの動画です。

生徒が踊ってる表情を見て、忘れていた昔をふと思い出させてもらいました。楽しそうな子、照れて緊張してる子、ふざけてる子、無表情な子、丁寧な踊りをする子…そういえばこんな雰囲気だったなぁと。憧れのあの子と手を繋いで踊るこの時間がどんなにドキドキしたことか…。私の時代はクラス対抗リレーが大トリでしたが、今はフォークダンスです。

城南祭のホームページでのフィナーレもフォークダンスで締めてもらいます。男子生徒が足りなくて、校長先生、松柏会会長、先生たちも加わり、3年生にとって高校生活ラストのプログラムです。

どうか皆さまもあの日の自分を思い出してご覧ください。

20230910_143504.mp4

※体育祭がテレビ徳島(けーぶる12)121chで放映されます。

 詳しくは、新着情報をご覧ください。

2023年9月29日(金)

今年も10月2日からノーベルウイーク。城南高校出身の国立循環器病センター元研究所長の寒川賢治氏(昭和42年卒)が、生理学・医学賞の候補者のひとりとして名前が挙がっているそうです。

「グレリン」という成長ホルモンの分泌促進や食欲増進などの作用を持つホルモンを、世界中の研究者が脳を調べていたのに対し、寒川氏は全身の臓器に変更し、胃から強い反応があることを突き止めて、構造も明らかにし、心不全治療薬に使用されるホルモンなど、30種類以上の生理活性ペプチドを発見したそうです。

ノーベル賞の候補に挙がるほどの方が先輩でいることだけでも素晴らしいですが、本当にノーベル賞を受賞できたら…と10月2日が楽しみです。

2023年9月30日(土)

昨夜の中秋の名月はご覧になりましたか。私はすっかり忘れて寝てしまったのですが、早朝西の空に大きな満月が見えました。次に中秋の名月と満月の日付が一致するのは、7年後の2030年9月12日だそうです。世界が平和で幸せな7年後の満月となりますように。

さて、「国際平和デー」(9月21日)をご存じでしょうか。今、世界ではウクライナ侵攻だけでなく、紛争、内戦と私たち日本人が知らない場所で、多くの争いが起きているという事実があります。そこで犠牲になるのは、いつも罪のない子供たちです。すべての国、人々にとって共通の理想である国際平和の日を記念、推進していく日として、国連が定めているのがこの「国際平和デー」で、世界の停戦と非暴力の日として、全ての国と人々に、この1日は敵対行為を停止するように働きかけています。

その日に合わせて、城南高校書道部1年生4人が24日、徳島県護国神社で世界平和への願いを込めて力強く書いた書道作品を奉納したことが、25日の徳島新聞に掲載され、1年間拝殿内に飾られていると記されていました。私事ですが、我が愛犬は県警嘱託警察犬で、お休みの早朝は勝浦川河川敷の訓練場に行くのですが、その途中に護国神社があります。今日は、訓練の帰りに奉納された作品を見ようと愛犬と世界平和を祈り行ってきました。

確かに作品はあったのですが、新聞掲載のものとは違うので、神社の方に伺ったところ、今飾られているのは昨年のもので、今年奉納された作品は11月2日の例大祭に向けて飾られるということでした。報道は正確でなければならないと、このホームページに対する警鐘になりました。

新しい作品が飾られたら、こちらでお知らせしたいと思います。こうして平和の願いを込めて部員たちが書いた作品と、そこに込めたメッセージを共有し、平和への願いを込めてご覧いただきたいと思います。