世の中にはほんとうに多くのモノであふれていますよね。そんな世界の中で生きて気づいたことがあるので、つらつらと載せようかと思います。
気づいたんです。
俺、角ばったデザインに惹かれているっ!!!!
というのも、自分は車や電車など輸送機械のデザインが好きなのです。バス、トラック、新幹線などいろんなのがいますが
N700系より225系
↑四角い顔の電車のほうが親しみあるよね↑
いすゞガーラより日野ブルーリボン
↑観光バスか路線バスかといわれたら路線バス派↑
トヨタパッソよりホンダN BOXカスタム
↑NBOXカスタムって軽四のなかで一番かっこいいとおもってる↑
え、何、こいつJRの221系だとかいすゞのエルガだとか三菱のパジェロだとか言われてもわからんって?んーーそういうのが好きな奴なんだなって思ってくだせえ(;'∀')
気を取り直して。
そういうことです、そういうことなんです。角の多いデザインってめちゃかっこよいと思うんですわ。四角形の組み合わせが美しいと感じるんですわ。
下にだらだら~っと紹介ぞ!
例えば上のバス。これは京都バスの137号車で車種は日野ブルーリボンKL-HU2PMEA(誰も聞いていない)。フロントガラス下のくぼみ方やバンパー回りの角の多さがそそるんですよ・・・。ウインカーは車体に沿っている反面ヘッドライトが奥まっていて奥行により角が生まれている点も見逃せないですし、サイドミラーのパイプの曲げ方も四角形の角ではなく六角形の一部のようになっている点もぜひ注目したいポイント。
・・・・・・あとまあ個人的推しポイントは行き先表示機が方向幕というところかな。二つのロールを回転させて蒔絵のように見える図柄をスクロールする表示機なんだけど、このアナログ感がめっちゃいい!!
次はこれ
これは京都鉄道博物館で展示されているDD51-756ディーゼル機関車。これの何がいいって、真横から見たときの形状が線対称の凸型なところなんですよ!真四角じゃなくて立体型凸しかも左右対称、テトリスのTミノがでっかくなって現れたような形。そこに手すりや足場が付いて角が増える。さらに言いたいのは機関車特有の連結器周りの情報量ですよ情報量ほんとに最高ずっと見てられる。Tミノ状態からx軸y軸z軸全方向に情報が加わっていてもうこの複雑さがたまらない。
あとこれ。
東京駅です!出ては引っ込んでまた出て、というこの建築の仕方が美しい。赤煉瓦のなかに白煉瓦が規則的に織り込まれることで色の違いによる角が生まれてもいるんです。他は何だろう、丸い屋根だけど真ん丸なんじゃなくて頂点をもっているとこだとか窓が出窓になってて屋根の曲線や斜面を地面に平行に貫いてあらたな角が生まれているところとかでしょうか。辰野金吾の作品って基本的にそういう形状の建築が多いんですけど、まさに近代建築美って感じがしてよい。柱部分をあえて前面に押し出して空間上にメリハリをもたせているとこなど素晴らしき素晴らしき・・・
あ、余談ですが東京駅の赤煉瓦、実は建造当時のものが駅構内の丸の内南口付近で保存されているとのこと。煉瓦って積み方に名前がいろいろあるんだって。
とまあそんな感じで、つらつらと角のあるデザインが好きであること(+個人的推しポイント)を記してきました。
流線形のようなスタイリッシュなデザインも悪くないけど、国鉄車みたいな、路線バスみたいなカクカクフェイスってエッジでの光のリフレクションが素晴らしい。角の重なりが織りなす陰影の表情って曲面以上に豊かだと思うんですよね。
将来は角ばりを駆使した先鋭的なデザインの製品をつくりたいな、なんてね。
推しデザインの一つや二つあると世界が違って見えるとおもうので、ぜひ推しをみつけてみてくださ~い
著:雪