今回のイベントは、昨年度の3〜4倍もの人数となる 60 名の皆様にご参加いただきました。

CoderDojo時代からの開催ノウハウの蓄積に加え、この2年間、参加者の皆様からのご意見を積極的に取り入れ、プログラムを改善し続けてきたこと。そして、SNSや地元の池田ケーブルネットワーク様の取材などを通じて、少しずつ活動の輪が地域に広がってきたこと。この積み重ねが、今回の大きな熱気に繋がったのだと感じています。

「まなびコース」では、3Dモデリングと3Dプリンターをテーマに開催しました。

特に印象的だったのは、初めて3Dモデリングに触れるという小学生が、わずか90分の活動時間の中で、見事な船のモデルを一人で作り上げたことです。「楽しかった！3Dぷりんとしてほしい！」「簡単に作れた！」「もっとしてみたい」と、目を輝かせながら嬉しい感想を聞くことができました。子どもたちの無限の可能性と、デジタルが拓く創造の扉を改めて実感する瞬間でした。

今回は、三好市の高校生と大学生が交流する「大学生との交流会」も同時開催。参加した高校生からは「進路のイメージが湧いた」という声が寄せられました。

さらに、この交流をきっかけに、探究活動に取り組む高校生と大学生が、新たなプロジェクトを共同で立ち上げるという嬉しい展開も生まれました！単なるイベントで終わらない、持続的な「まなびあい」の形がここから始まろうとしています。今後の進展が非常に楽しみです。

こうした繋がりの拡大は、イベントの運営体制にも大きな変化をもたらしています。

DXハイスクール向けの教材開発をきっかけに「iMS 岡山」が立ち上がったことで、地域を超えた連携の基盤が整いました。今回はその第一歩として、初めて岡山から大学生がデジタル化サポーターとして参加してくれたのです。

教職員が多く教育分野に強みを持つ「iMS 徳島」と、多様な分野の大学生が集い技術面に強みを持つ「iMS 岡山」。イベント前には、徳島と岡山のサポーターが合同で事前研修を実施し、徳島側からは教育的なアプローチを、岡山側からは技術的なノウハウを互いに教えあう、まさにサポーター間での「まなびあい」が実践されました。それぞれの強みを活かしたこの連携が、イベントの質をさらに高める原動力となっています。

当日は、徳島新聞社様、池田ケーブルネットワーク様にも取材にお越しいただきました。この素晴らしい一日を地域の皆様にお届けできることを大変嬉しく思います。

ご参加いただいた皆様、そして活動を支えてくださった全てのサポーターの皆様、本当にありがとうございました。iMSはこれからも、三好市の皆さんと共に、わくわくする未来をつくる活動を続けていきます！

今回のイベントは、以下のメディアやSNSで取り上げていただきました。

1. 四国放送様（2025.05.11）
   https://news.ntv.co.jp/n/jrt/category/society/jr495b47610c0c4dfa816c679c46211c53

2. 池田ケーブルネットワーク様（2025.05.17-05.23 放送）

3. ミライケ様 インスタグラム（2025.06.26）
   https://www.instagram.com/reel/DLW8NZ0yXcn/?igsh=MWV4OTNpaXhyb3d4bg==

4. 徳島新聞社様（2025.05.28）