1969年、東京都生まれ。幼少時より建築を学び、大学卒業後、建築家 / 美術家の江頭慎に師事。2001年9月11日よ り「つなげる」をテーマに紋様の制作を始め、美術・建築・ デザインなど、分野の境界を跨ぐ活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいて定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作をするほか、同様の原理を応用した立体物の設計 / 制作も行なっている。主な作品に、東京2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムに採用された〈組市松紋〉、大手町パークビルディングのための屋外彫刻作品《TOWER OF CONNECT》、〈PPP TOKOLO PATTERN MAGNET〉などがある。
2005年東京大学工学部建築学科卒業。2010年同大学院工学系研究科博士課程修了( 博士( 工学 ) )。東京大学大学院総合文化研究科助教を経て、2018年より同准教授。2022年より同教授。2002年より計算を用いた折紙設計を継続し、Origamizer、Freeform Origamiなどのソフトウェアを開発している。専門は、計算折紙、構造形態学、 コンピュテーショナル・ファブリケーション。 共著に「コンピュテーショナル・ファブリケーション — 「折る」「詰む」のデザインとサイエンス」。JSTさきがけ数理構造活用領域「自己組織化による構造折紙パターンの創生」研究代表。
2021年東京大学教養学部学際科学科卒業。現在、同大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修士課程在学中。 形の背後に存在する数理構造に興味を持ち、折紙テセレーションの力学系を対象に研究を進めている。 発表論文に“Geometry and Kinematics of Cylindrical Waterbomb Tessellation” (Journal of Mechanisms and Robotics, 2022)など。
2022年東京大学大学院修士課程修了。現在、太陽工業株式会社勤務。形と構造の関係、特に自然の中の形状生成の仕組みに興味をもっている。受賞歴に「コロキウム構造形態の解析と創生2021」 優秀発表賞、日本建築学会優秀修士論文賞(2022)。発表論文にGrowth Deformation of Surface with Constant Negative Curvature by Bending-active Scissors Structure (IASS2022)など。
東京大学工学部建築学科4年。曲げ変形によって得られるかたちへの関心に基づいて研究を行っている。発表論文に"Serial Chain of Rigid Origami That Extends, Bends and Turns" (IDETC/CIE 2021)など。
東京大学工学部建築学科4年。「ダイヤモンド格子型のジョイントシステムの提案」で4DFF2021 Award を受賞。
2021年東京大学大学院修士課程修了。現在佐藤淳構造設計事務所勤務。受賞歴に「コロキウム構造形態の解析と創生2020」 最優秀作品など。発表論文に”Flat-Foldable Rigid Origami with Uniform-Thickness Panels” (AAG2020)。折紙の幾何学と構造力学を背景に、折りたためる構造や膜テンセグリティ構造など建築の新たな形態に関する研究・制作を行っている。
積彩は3Dプリンティングなどのデジタル造形手法の開発によって、新たな色彩表現を探求するデザインファブリケーションスタジオである。開発した色彩表現「Transcolor Printing」はInnovative Technologies 2022に採択された。その他、2019年「Furoshiki Tokyo展」(江戸桜通り地下歩道ほか / 東京)、2022年「SICF22」(スパイラル / 東京)などグループ展に多数参加。2020年Toyama Design Competitionグランプリ、CS Design Award学生部門金賞など受賞。
東京大学工学部機械工学科3年。NHK学生ロボコンに出場する東京大学RoboTechに所属し、ロボットの設計を担う。2年生の際に授業『個と群』を通して、かたちそのものに興味を持ち、自宅の3Dプリンタを用いてものづくりに取り組んでいる。
2018年頃よりCADを利用した幾何学的な作品の創作活動を始める。KaleidoCyclesに関するループアニメーションなど250以上のCGやペーパークラフトなどを発表。現在、東京大学舘研究室学術専門職員、大阪商業大学アミューズメント産業研究所非常勤研究員。 
東京大学教養学部(前期)理科一類2年。授業「個と群」を通してシャボン玉の美しさに魅せられ、そこから発展して極小曲面やCosta Surface、微分幾何などに興味を持っている。
2020年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。2020年4月より東京大学大学院情報学環助教。2021年4月より同工学系研究科特任講師。専門はヒューマン・コンピュータ・インタラクションで、特に特殊な素材と構造を活用したコンピュテーショナル・ファブリケーション、形状変化インタフェース、ソフトロボットなどの研究に従事。
2018年明石工業高等専門学校建築学科卒業。2021年東京大学工学部建築学科卒業。現在同大学工学系研究科建築学専攻修士課程在学中。かたちの特性を生かしたものづくりに興味を持ち、研究を行っている。発表論文に“Geodesic Folding of Regular Tetrahedra” (JGG2022)など。
プログラマー / アルゴリズミックデザイナー。1984年東京生まれ。Columbia University GSAPP AAD修了。アルゴリズムを利用した様々な形態の生成・研究を幾何学や自然の生態をヒントに、三次元グラフィクスプログラミングを媒介に長年行っている。現在Youtube上で定期的にアルゴリズミックデザインに関するチュートリアルライブ配信や動画を上げている。ザ・ワン・ショーや文化庁メディア芸術祭などで受賞。著書に「Parametric Design with Grasshopper」と「Algorithmic Design with Houdini」がある。
1995年京都大学工学部情報工学科卒業。2004年京都大学博士(情報学)。1999年より奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助教、京都大学大学院情報学研究科助教、埼玉大学大学院理工学研究科准教授を経て、2019年より北海道大学大学院情報科学研究院教授。大規模離散構造を扱うアルゴリズム設計の理論と、プログラム実装による応用への実践に取り組んでいる。専門は、計算幾何学、計算折紙、アルゴリズム設計論、列挙アルゴリズム。
2007年東京大学工学部建築学科卒業。2012年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(博士(工学))。2015年–2019年米国Skidmore Owings and Merrill勤務。現在、東京大学大学院総合文化研究科助教。専門は建築構造物の形状決定やパラメトリックデザイン。2015年応力関数とNURBS曲面によるシェル構造の形状決定手法がSIGGRAPH Technical Paper 部門に採択。2022年応力関数とNURBS曲面によるシェル構造の形状決定手法が再びSIGGRAPH Asia Technical Paper 部門に採択。他在学中に英国Bath大学とスイスETH Zurichへ短期滞在など。
2022年東京大学工学部建築学科卒業。現在、同大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程在学中。2019年に受講した『個と群』をきっかけに舘教授と協働を開始し、主に非周期の幾何学に基づくモジュール構造について研究を行っている。発表論文“Freeform auxetic mechanisms based on corner-connected tiles” (IASS2022)でHangai Prizeを受賞。