【製品名】Patech OD010B
メーカー :Patech
メーカーweb :なし
動画サイズ :4K/24fps,2K/30fps, 1920x1080/60fps,30fps,1280x720/120fps,60fps,30fps,WVGA/30fps,640x480/240fps,30fps,QVGA/30fps
背面液晶 :2インチ
SoC :Novatek NTK96660
CMOS :SONY IMX117
Wi-Fi :あり
手振れ補正 :あり(動画/静止画)
バッテリー :1050mAh 2個付属
ベースモデル :F68 (確認中)
Amazonでの取り扱い :有 https://www.amazon.co.jp/dp/B01LCHY9WY/
(参考)2017年6月時点の販売価格 10,680円 タイムセールでの目標購入金額 7,980円
防水給電ケースの利用 :SJ4000用純正防水給電ケース もしくは互換品
本サイトでのオススメ度:★★★★ ★ (★4.5 /5点満点中) ※自腹購入
SJCAM SJ5000Xの性能に近い「Novatek系ショップブランドアクションカム」です。Patechは中国の会社で実店舗もあるようですが、メーカーとして世界展開している様子は伺えません。本機「OD010B」自体は海外でVicTsingやVtinといったブランドで販売されている製品と同一のようです。 ベースモデルはF68系と思われます。
Novatek 96660+IMX117という構成で、CMOSセンサーのグレードだけで言えばIMX078のSJ5000Xより上位となります。本来IMX117 Exmor Rは、Ambarella A12との組み合わせで4Kネイティブ30fpsを記録できる性能があり、センサー自体は4K/60fps出力も可能なはずです。しかし本機ではSoCもしくはファームウェアの仕様(性能上限)からか、SJ5000Xと比較して特筆すべき性能向上はないように感じます。
2016年9月頃の登場から時間が経っており、メーカーwebサイトなどもないため知名度が低く、Amazonのタイムセールなどでもあまり人気がないようです。2017年6月上旬には日中に2回ほどタイムセールが行われましたが、購入者は筆者以外にいない状況もありました。
公式ではファームウェアのアップデートが行われない可能性が高いため、SJCAM製品などと比較するとやや不安な点もありますが、安価で購入できる場合は性能的にはお勧めできる製品だと思います。
【梱包】
シンプルな紙箱ですが、さほど安物感はありません。上部にはスペックシートが貼られており、SONY IMX117搭載が明確に謳われています。
【設定画面と撮影時の液晶画面】
画像はファームウェアバージョン 20160812のもの。モデル名称は「Sportcam」。Novatek系の標準的なインターフェースのようです。
【動画から切り出した画像】
4K 2880x2160/24fpsを1920x1080に縮小表示したもの
防水ケースに入れず手に持って、歩きながら撮影したものです。→オリジナルPNGファイル
SJ5000Xの同レイアウト画像と比較すると、コントラストがよりはっきりしているようにも感じます。APEMAN A80と同様に、無調整では黒が沈みすぎな傾向のようです。なお撮影時に設定からホワイトバランス、WDR、露出補正などの調整は可能です。
↓FHD 1080P/60fps →オリジナルPNGファイル
【動画のプロパティ】
h264
4K 2880x2160/24fps(スケーリング3840x2160) データレート 24.70Mbps前後
2.7K 2560x1440/30fps
FHD 1920x1080/60fps データレート 20.16Mbps前後
音声 AAC 32KHz 1ch