EKEN H6s
2018年6月購入(その後ファーム変更などで仕様が変更された可能性がありますので参考程度に)
EIS(電子手ぶれ補正)に全振りしたAmbarella搭載機種。そのSoC故に高い完成度が期待されましたが、蓋を開けてみれば画質面でのアドバンテージは一切ありませんでした。複数のアクションカムを使用していれば画質の悪さは一目瞭然。同等の価格で他にAmbarella搭載機種が買えてしまう現在、あえてこの機種を選ぶ理由は全く無いと断言できそうです。
少なくとも筆者が購入した個体では、4K/30fps以外ではEISモードしか存在しておらず、すべて電子手ぶれ補正の悪い点が全面に出た画質となっていました。フルHDでも精細感は一切なく、細部の情報は欠損し、のっぺりとした画質です。
費用対性能を考えれば絶対に買うべきではないでしょう。ただし画質を全く問わずに、手ぶれ補正だけ重視する人は満足する人がいるのかもしれません。もしファーム変更でEISなしモードが実装されていたり、根本的に画質の向上が行われている可能性があるのであれば検討の余地はありそうです。(仮定)
【製品名】EKEN H6s
メーカー :EKEN
動画サイズ : ※4Kモード以外EISモードしか存在しない
背面液晶 :2インチ
SoC :Ambarella A12S7
CMOS :SONY (調査中)
Wi-Fi :あり
手振れ補正 :あり(動画/静止画)
バッテリー :1050mAh 1個付属 (SJ4000/5000系と互換)
ベースモデル :
Amazonでの取り扱い :有 https://www.amazon.co.jp/dp/B075JF81H8/
(参考)2019年6月時点の販売価格 12,999円
防水給電ケースの利用 :調査中
本サイトでのオススメ度:★ (★0.1 /5点満点中) ※自腹購入 → やってられるかで無理やり経費精算
後継で進化版だとかEIS 4K+ とかで性能が変わっているようですが、少なくとも無印のH6sの贈答提灯レビュー記事をアップして「画質がいい」とか書いているブログサイトなどは一切読む価値が無いと判断できるという意味で、本製品にも存在価値があったのかもしれません。
クソはたとえ芳醇なカレー味のように見せかけても糞でしかない。
※当記事は2018年6月購入の下記ファームウェア 「H6s_v2.3 20180426」でのレビュー記事です。