2016年10月記述
【製品名】DBPOWER 12MP
メーカー :DBPOWER
メーカーweb :日本サイト / UKサイト(更新ファームウェアあり)
動画サイズ :1920x1080/30fps,1280x720/60fps,1280x720/30fps,848x480,640x480
背面液晶 :1.5インチ
SoC :Novatek NTK96650
CMOS :オン・セミコンダクターAR0330
Wi-Fi :なし
手振れ補正 :なし
バッテリー :900mAh 2個付属
ベースモデル :SJCAM SJ4000(OEM)
Amazonでの取り扱い :有 https://www.amazon.co.jp/dp/B00ZBY9DWQ/
(参考)2017年6月時点の販売価格 4,880円
防水給電ケースの利用 :SJ4000用純正防水給電ケース、もしくはSJ4000用汎用品を流用可能
本サイトでのオススメ度:★★★★☆ (★4 /5点満点中) ※自腹購入
DBPOWERが市場投入しているSJCAM系3製品のうち、もっとも下位のモデル。SJCAM SJ4000のコピー品ではなく、正規のOEM製品のようです。本家のSJ4000(本物)には幾つかのバリエーションがあり、2016年には背面液晶が2インチにマイナーチェンジされていますが、本機は1.5インチのままです。
1080p/30fps対応機ですが、その後に発売されている各社の60fps対応機と比較しても、画質面ではいまだに費用対効果の点でアドバンテージを持っているといっても差し支えない出来です。バイク用ドライブレコーダー専用機として使うなど、割り切った目的にもお勧めできます。
ファームウェアが正式に公開されているため、他の泡沫中華アクションカムと異なり、機能の拡充やバグフィクスが期待できます。
タイムセールでは3,500円程度で販売されることもあるため、Wi-Fi不要の30fps機の買い増し、予備機としてなど、積極的に狙う価値はあります。
【梱包】
紙箱。ややコンパクトなカラー印刷の専用紙箱です。
【設定画面と撮影時の液晶画面】
Novatek系の標準的なインターフェースのようです。
画面に表示・記録するタイムスタンプ表示は、任意の文字列が設定できます。
【動画から切り出した画像】
FHD 1080P/30fps
給電防水ケースに入れてバイクに車載し、ドライブレコーダーとして使用した動画から切り出したものです。
【動画のプロパティ】
h264 1920x1080/30fps
データレート 12.43Mbps前後
音声 リニアPCM16ビット32KHz 1ch
【その他】ファームウェア更新を利用したスタートアップ画面の変更
本機はスタートアップ画面とシャットダウン画面の変更が容易にできる作りとなっています。通常、ファームウェア更新の際にはMicroSDカードの最上位にファームウェアのファイルを配置しますが、その際にメーカーロゴのJPEGファイルと入れ替えて任意のJPEG画像を2枚配置しておくことで、そのままカスタマイズを行うことが可能です。
注意点はファイル名の統一と、画像を320x240pixel で極力小さなサイズに圧縮すること。サイズが大きいと他の領域を破壊するためか動作が不安定になります。DBPOWERロゴの標準サイズは一枚4KB前後ですが、6KB程度であれば正常動作が確認できました。10KB以下程度ならいけそうな感触です。
なお、本機に限らずアクションカムは起動時にファームウェアのbinファイルなどがMicroSDカード最上位にあると自動的に書き換えが行われる仕様の機器が多いため、書き換え終了後はPCなどからファイル削除を行うことを忘れないようにしましょう。
※ファームウェア書き換えなどは、くれぐれも自己責任でお願いします
【分解画像】
SoC NOVATEK NT96650BG
※編集中