【製品名】AKASO EK7000
メーカー :AKASO
メーカーweb :グローバルサイト
動画サイズ :4K/25fps,2.7K/30fps, 1920x1080/60fps,30fps,1280x720/120fps(ファームウェア H9R WEB_XTR O4D7RK_160926)
背面液晶 :2インチ
SoC :Sunplus SPCA6350系
CMOS :OmniVision OV4689
Wi-Fi :あり
手振れ補正 :なし
リモコン :付属
バッテリー :1050mAh 2個付属
ベースモデル :H9R
Amazonでの取り扱い :有 https://www.amazon.co.jp/dp/B01HOHGXZW/
(参考)2017年6月時点の販売価格 8,198円 タイムセール目標購入金額 5,800円
防水給電ケースの利用 :SJ4000用純正防水給電ケース または互換品
本サイトでのオススメ度:★★★★☆ (★4 /5点満点中) ※自腹購入
EKEN H9Rなどを代表とするH9RのOEM製品です。AKASOはワールドワイドでブランド展開しており、パッケージなどはかなり気合が入った作りとなっています。
Sunplus SPCA6350系統とOmnivison OV4689という組み合わせは低価格の割に性能が良く、多くのH9R OEM派生モデルが登場しています。(DBPOWERも4Kモデル新製品はH9Rのようです)
4K/25fpsはフレームレートの偽装もなく、しっかりと記録されますが、iCatch AVCCコーデックでかなりビットレートが高くなっています。なお、CMOSセンサーのOV4689は本来2688x1520pixelの出力仕様となるため、4K解像度は引き延ばしと思われます。
H9R自体は2016年から出回っていますが、2017年になって採用メーカーが増加している印象です。ファームウェアの公開はAKASOからは行われておらず、サポートの回答も「ファームウェアは公開しておりません」というつれない回答でした。ハード的にはOEM版H9Rそのもののため、EKENが公開しているWEB_XTR版のファームウェア適用が可能です。
なお、筆者が購入した個体の不良と思われますが、リアルタイムクロックが壊れており、電源OFF状態では時計が進まないという不具合が発生しています。それに対するAKASOのメーカーサポートは技術的知見に乏しく、リセットや電源オフなどのFAQが促されるのみでした。同様の症状は国内Amazonレビューをはじめ海外のコミュニティサイトでも報告されており、本機に限らずH9R及びH9R OEM製品には一定数の同一不具合が発生していたようです。そのため該当する個体ではタイムスタンプは実用的ではありません。また、H9Rのファームウェアを更新しても症状は改善しません。
【梱包】
アクリルケースにフルカラー印刷と、GoProやSONYアクションカムを意識したパッケージです。おそらく中華アクションカムの中では最上級コストのパッケージでしょう。
【設定画面と撮影時の液晶画面】
画像はH9Rファームウェアを適用したもの。モデル名称は「H9R」。WEB_XTR O4D7RK_160926を適用しています。H9Rファームウェアを適用してしまうと、起動/終了時のAKASOロゴはなくなり、メーカーサポートも受けられませんので自己責任で。
FHD 1080P/60fps →オリジナルPNGファイル
この価格帯の中華アクションカムの中では、1080p/60fpsの画像が特に良好です。手振れ補正こそありませんが、この価格(5,800円)にこれ以上の性能は求められないでしょう。H9RのOEM採用製品が多いことも納得できます。
【動画のプロパティ】 ファームウェア WEB_XTR O4D7RK_160926
iCatch AVCC
4K 3840x2160/25fps データレート 61.5Mbps前後
2.7K 2704x1524/30fps データレート 61.5Mbps前後
FHD 1920x1080/59.97fps データレート 24.7Mbps前後
音声 リニアPCM 16ビット 44.1KHz 2ch