棋譜表記

棋譜表記

棋譜は遊戯の進行を記したものである。燐帝字母とペメセペ文字またはパイグ文字を用いて表記する。

1.TA将ZE LAU弓TAUZAU 2.CI兵CU KAU巫LAU 3.XA将XECI ZO皇TAINAU のように、先手と後手の動きを一つのまとまりとして数字を振って表記するのが一般的な記譜法。

後手の動きから記述を始める際は、 1.…TA将ZE のように、「…」で先手の動きが省略されていることを明示する。

一方だけの動きを記述する場合は TA将ZECI兵CU~XA将XECI のように、「~」でつないで表記される。この場合、動かすのが先手か後手かによって書き方が変わる場合はない。

動きの記述法

1. 開始点(必須)

画像ようなの座標表記に基づき、開始点を書く。例:PA, PE, ZO, MAI, KIA. 手駒からの場合はか、その駒の色を書く。以下、経由点終了点についても同じ。

2. 駒(必須)

移動する駒を書く。例:兵, 弓, 将, 皇, 王.

3. 経由点

踏越えしたならば、経由点を書く。例:PA, PE, ZO, MAI, KIA. 例外として、皇の移動の際は踏越えた場所のみを書く。

4. 終了点(必須)

終了点を書く。例:PA, PE, ZO, MAI, KIA.

5. 投げ棒の数

判定を行った場合、投げ棒の数を書く。なお、踏越え判定と入水判定が同時に行われた場合、踏越え、入水の順に判定を記す。例:無, 一, 二, 三, 四, 五, 五三, 二無

黒王の置かれているマスが ZIA に、赤王の置かれているマスが ZA になることに注意。

発音上の注意

パイグ語ではCIはcei、XIはxi、CYはcei-y、XYはxyと読み分ける。また東島通商語ではCIはce-i、XIはxi、CYはcei-ju、XYはxi-ju、tuをte-u、zuをzuと読み分ける。

ペメセペ文字で書く際の注意

-IAを-JAと書くことがあります。また-Yは-JUと書きます。

棋譜例