2021年 HS-C部門
受賞作品
最優秀賞
『風をつかまえたウィリアム』
クラークハイスクール
福田快翔 (9年生)
<受賞者のコメント>
トレイラーを作るのに自分でビデオを撮ることや、それを編集することや、工夫することが面白かったです。一つ考えた工夫はASMRをトレイラーに加えることです。水が流れる音、砂利の上を歩く音、本のページをめくる音などを使ったら見ている人がトレイラーに集中して見てくれると思いました。しかし、周りの音を拾わないように音を録音するのが難しかったです。チャレンジもありましたが、コンテストに参加して楽しかったです。
<審査員のコメント>
工夫を凝らして撮影をし、視聴者に主人公ウィリアムが考え、経験したことを感じさせることができました。音楽も本のメッセージを伝えています。日本語と英語で交互に話していますが、なぜプロの動画はそうなっていないことの方が多いのだと思いますか。どちらかで話をして、もう一方で字幕をつけると視聴者にはさらに分かりやすいでしょう。また、ウィリアムは図書館に行ってたくさんの本の中から目当ての本を見つけたのか、テキストと音声がマッチしているのかなどに気をつけるとさらに良い作品になるでしょう。最後に、本の表紙は質の良いものを使ってください。
優秀賞
『ぼくはイエローでホワイトで、
ちょっとブルー』
北海道インターナショナルスクール
片山花・西愛名(10年生)
<受賞者のコメント>
私たちにとって今回で3回目になるブックトレーラーの作成でしたが、まだまだ作成過程中苦戦することも多くありました。今回選んだ本は物語ではなくドキュメンタリーに近い本だったので、どういう風に本の内容をトレーラーを通して伝えられるのかに一番悩みました。ですが、登場人物の色々な経験の場面場面を見せることと、初めてフリー素材を使ったことで本のテーマを伝える事ができたと思います。今回C部門を選んだ理由は、英語のナレーションを取り入れることで本の色々な社会問題について強調性を得られると思ったからです。
<審査員のコメント>
希望があることを伝えているような音楽が効果的に使われています。主人公は公立の学校とエリート校のどちらに行くかを迷いました。その二つを、左右、上下に画面を分けることによってうまく伝えています。ただ、元底辺校を白黒にしたり、「楽しそう」というところでは写っている人だけをカラーにするなど、もう少し工夫しても良かったでしょう。この部門では、日本語、英語、どちらかしか分からない人にも同じだけの内容を理解してもらう必要があります。「ウェルカム・バック・トウ・ザ・リアルワールド」はどのように日本語に訳したら良いかを考えてみてください。
準優秀賞
『わたし』
ナシオナル メロンニ (12年生)
<受賞者のコメント>
わたしの ブックトレイラー 作ることは 楽しくて 難しかつたです。
ビデジオと 音楽を 見つけることが 難しかつたです。でも、私の ブックトレイラーは 上手くいきました。何故なら、「わたし」は わかりやすいからです。
<審査員のコメント>
動画を使用しているので動きがあるところや、アジアの雰囲気の音楽で、視聴者に哲学的な内容を考えさせます。テキストに書かれていることをナレーションでそのまま読むのではなく、うまくまとめることと、日本語と英語の量のバランスがもう少し取れているとさらに良い作品になるでしょう。
『わたし』
トレンクラー ジュリアス (12年生)
<受賞者のコメント>
この本のトレーラーを作っている間、一番難しかったことはアニメイトすることでした。あの、描くことが苦手で、描きにくいです!僕の考えはみちこが文字通り他人の知覚に変わるということでした。まず初めに、赤ちゃんは通過しながら、みちこはお姉ちゃんに変わってけど、後でお兄ちゃんは通過しながら、みちこは妹に変わります。一番好きなことは音楽です!この音楽は楽しくてアップビートだし、本の主題と一緒によく対比するから、好きです。
<審査員のコメント>
絵とテキストが温かい雰囲気を醸し出しています。音楽もマッチしています。日本語と英語の両方でコミュニケーションを取れていることがわかります。視聴者にこの本で伝えたかったテーマや視聴者に考えてもらいたかったことが伝わるとさらに良い作品になると思います。