2021年 HS-B部門

受賞作品

最優秀賞

『クジラのおなかからプラスチック』

つくばインターナショナルスクール

スウィフト ミミ (10年生)

<受賞者のコメント>

今年のブックトレーラーについて良い点と改善できる点があります。まず、今年は初めに中学生用のノンフィクションの本を決めて読むことができて、もっと難しかったけれども、とてもうれしいです。この新しい経験からフィクションとノンフィクションの本についてトレーラーを作る違いを学んで、未来にこの知識を使えられるから良かったと思います。もう一回このブックトレーラーを作るんだったら、もっと自分で作った物(絵とか)を入れたいと思います。

<審査員のコメント>

この予告編のビデオ、テキスト、音楽、全てを通して、私たちの便利なライフスタイルが海洋生物の安全を脅かしていることが明確に述べられています。この予告編の最後の問いかけは、この問題の解決方法を学ぶためにこの本を読んでみようと思わせます。

優秀賞

『カラフル』

北海道インターナショナルスクール

金井映奈(10年生)

<受賞者のコメント>

今年は今までやったことのない方法でトレーラーを作成しました。今までは絵を書いていましたが、今年は初めてフリー素材のみを使用しました。編集ソフトもCapCutというアプリをiMovieと併用しました。アプリの併用は楽でもあり大変でもありました。携帯で動画を編集しパソコンに動画を送り、訂正する所があればまた携帯で編集しまたパソコンに送る、という工程を何度も繰り返しました。試したことのない方法だったのでとても楽しかったです。

<審査員のコメント>

予告編は「宝くじに当選しました!」という明るいシーンから始まり、直後に暗めの単調なシーンが続き、そのコントラストが視聴者を魅了します。中盤ではこの物語の主人公の状況について丁寧に説明しています。オリジナル画像を使ったり「困難の中から希望を見出す」というメッセージを含めれば尚良い作品になるでしょう。

『レベル1で異世界召喚されたオレだけど攻略本は読み込んでます。』

つくばインターナショナルスクール

モンスズル トウムルホヤグ(11年生)

<受賞者のコメント>

このブックトレーラーを作る時に一番頑張ったところは絵を描くことです。このブックトレーラーの中のイラストを全部自分で書いたので時間がかかりました。イラストの色を選ぶときに色合いを考えました。青い色と白色を味方の色にして赤と黒を敵の色にしました。アプリを使って動画を編集したので音楽と動画を合わせるのに苦労しました。それ以外に問題がなかったので全体的に満足しています。それとこの経験でいろんなことを学びました。

<審査員のコメント>

予告編の構成がよく整理されており、分かりやすいです。少しシンプルすぎる箇所もあります。ナレーションを加えたり視聴者の注目を集める工夫をするとさらに良い作品になるでしょう。


準優秀賞

『しあわせの牛乳』

広島インターナショナルスクール

岡 樹 (10年生)

<受賞者のコメント>

今回の本はすごく面白かったです。音楽や絵をかくのがすごく難しかったです。絵や音を使って本のメッセージが伝わるように目指しました。登場人物の動きもあまりできませんでした。本に出てくる色々な場所を表しました。一番伝えたいメッセージは牛の命の大切さとどんなに牛が苦労するかを見せたかったです。これは牛や人間の顔の表情で表しました。あまりブックトレーラー作りに経験がないためいくつかの問題がありました。

<審査員のコメント>

主人公の感情や決意が手描きの絵や吹き出しのセリフでとてもよく表現されています。視聴者がもっとこの話について知りたいと思わせるような質問やメッセージを取り入れると、より良いブックトレーラーになるでしょう。

『クジラのおなかから

プラスチック』

北海道インターナショナルスクール

ミークル ヘミ(9年生)

<受賞者のコメント>

僕はブックトレーラーを作ってすごく楽しかったです。なぜなら普段やらないことをできるからです。自分で工夫して2分ほどあるブックトレーラーを作るのはすごく難しかったです。僕はこのトレーラーを作っていて難しいと思ったことはバックグラウンドや音楽を探すことでした。またトレーラーを作る機会があれば頑張りたいと思います。

<審査員のコメント>

音の使い方と絵のバランスがマッチしていて良い印象を持てる作品です。目標を達成するためのメッセージも効果的に使用されます。もう少し多く色々な種類のイメージを使用すると、より深みのあるブックトレーラーとなるでしょう。

『風をつかまえた

ウィリアム』

つくばインターナショナルスクール

アルフェン マーク・アンソニー アルゴシーノ(10年生)

<受賞者のコメント>

今年のブックトレーラーが私は今までよりもっとしんけんでした。たとえば、トレーラーにどのようなかんじがあって、どのようなきぶんをもらいたかったかをかんがえました。また、あるシーンからべつのシーンへの移行を注意深く見ました。タイトルがほかのぶぶんにうもれてほしくなかったです。だけど、テクストは少なかったです。だから、ストーリーがわかりやすいです。テクストはもうちょっとあったらいいと思います。


<審査員のコメント>

常に空の写真が挿入されるため、主人公は空を見ながら発電について探究していたのかなと思わせています。息遣いの音のほかに「風」や「努力」を表す効果音を色々さがして使用してみると良いのではないでしょうか。