2017年 MS-A部門 受賞作品

最優秀賞

『ぼくの、ひかり色の絵の具』

つくばインターナショナルスクール

遠田あみ (6年生)

これが初めてのブックトレーラー作りだったのでとても難しかったです。でも、いろいろな所にこだわるのは忘れませんでした。例えばこのお話にはユクと言う主人公がいて主人公を紹介する場面のユクの後ろにユクの木を書いたりしました。私もブックトレーラー書いている時ユクのように絵がもっと上手くなりたいと思いました。

自分の絵をストップモーションに使うだけでなく、文字を使って物語を説明したり、紙自体を破って登場人物が作品を捨ててしまったことを表現したりなど、終始工夫が凝らされています。ナレーションも聞きやすいです。せっかくなので、PCに頼らず、全て手書きとストップモーションを使ってみても良かったのではないでしょうか。

優秀賞

『すし食いねえ』

広島インターナショナルスクール

米又成航(7年生)

『すし食いねえ』

つくばインターナショナルスクール

郭天祐(7年生)

『空へ』

北海道インターナショナルスクール

金井映奈 (6年生)

僕がこのブックトレーラーを作る上で一番大事にしたことが主に三っつあります。一つは本の内容をよく理解し、本の重要ポイントだけを用いたブックトレーラを作ることです。二つ目は本を読んでいる時期から時間を有効に使いながらもその本をどのような表現形式を使ってに伝えるかです、例えばストップモーションなどです。三つめはそのブックトレーラーの表現形式における色々な技術をできる限り使うことです。

ブックトレーラーの作成は去年と同様、ものすごく楽しかったです。今回の動画も去年と同じような形で、自分の声の音声を流しながら視聴者が見えるビジュアルも入れました。今回は去年より、短くて分かりやすい、本のあらすじと説明にしようと工夫をしてみました。しかし本の詳細もしっかりと伝えなければならなかったのです。

この本を最後まで読んで、初めて「空へ」の意味がわかりました。トレーラーを作ってもっと作者の気持ちや、この本のことを理解することができました。写真などはできるだけ自分で撮ったり、描いたりするようにしました。なぜなら私は絵に少し自信があるのと、フリー素材で良いのが見つけられなかったからです。

自作の絵とストップモーションの技術をうまく融合させ、登場人物の動きだけでなく、場面の変わり方にも工夫が見られます。本のあらすじが十分に伝わっているのか不安な部分もありますが、独創的な作品です。

簡潔な文章が切り貼りされ、音声とともに浮かび上がり、とてもクリエイティブな作品になっています。選曲も良く、絵と合っており、本を読んで見たいと思わせる予告編に仕上がっています。最後の方のテキストが読みづらかったのが残念でした。

手描きの絵と説明文がうまく組み合わさっています。母親が言った大事な言葉なども盛り込んであり、物語の重要な点をしっかり押さえ、丁寧に説明出来ています。ナレーションが入れば、より完成度の高いものになるでしょう。

準優秀賞

『歌う樹の星』

広島インターナショナルスクール

鳴戸理乃 (7年生)

『the SIX ザ・シックス』

広島インターナショナルスクール

三久愛実李(7年生)

『屋上のウインド ノーツ』

広島インターナショナルスクール

島村晃誠(7年生)

去年の失敗点を反省して、もう一度最初から考え直して自分で絵を描きました。去年のと比べてとても満足できる作品になりました。自分が好きなシーンはまず一番最初に描いた水希のシーンです。この部分をよく見ると本を下に降ろしています。これは本を読んだ時にすぐに浮かんだシーンです。もしもう一回同じのをできるとしたら、imovie じゃなく他のソフトなどを使いたいです。

この本は六人の特別な力の子供達の話でした。この六人は学校でいじめられたりして、大変な生活を送っています。この力のために家族の人から気持ち悪いと思われたりもしています。ブックトレーラーのではこの六人の子供達の特別な力を描く事にしました。このアプリを使うのは初めてで少し大変だったけど楽しかったです。けれどこの話の流れからしてをブックトレーラーにするのは難しかったです。

これは私の2回目のブックトレイラーです。1回目のブックトレイラーは何も分からずあらすじだけをトレイラーに入れて作成していましたが、今回は去年の受賞者をのトレイラーで勉強して作成しました。今回のトレイラーはより人に見やすくなるように工夫しました。文字が切り替わるタイミングを特に気を配りました。

きれいな絵で物語を伝え、サスペンスも効果的に表現できています。話が飛んでしまい、本の内容が今ひとつ分からない印象も受けました。

ストップモーションで絵を動かすだけでなく、絵が描かれている紙自体も破ったり、丸めたりして物語を伝えていることがとても良いです。とてもシンプルな作品であるが、本の内容が不思議なだけに、それがさらに視聴者の興味をそそる結果になっています。音声があればもっとインパクトのある作品になるでしょう。

とても丁寧に作られているが、薄い色が多いバックグラウンドに浮かび上がる白い文字が読みにくいこともあります。音声もないため、メッセージが伝わりにくいのが残念です。

『歌う樹の星』

東京インターナショナルスクール

中村朗寅(8年生)

『空へ』

北海道インターナショナルスクール

藤原梨邦(7年生)

『「悩み部」の結成と、その結末』

広島インターナショナルスクール

竹野綸里子(6年生)

本が複雑なストーリーだったので、読むのが難しかったでしたが、本当に面白い本だったし、本の表紙がすごく謎めいていたので、その雰囲気を、プロットの謎めいた部分も使ってうまく映像で表すのが大変でした。でも、元々の本がすごく面白い本だったので、ブックトレーラーの制作作業も自然と楽しくなりました。

さくらメダルの本を読むという課題が決められた時、私は正直不安でした。しかし、本を読んだり、ブックトレーラーを作成すると、とても楽しく感じ、頑張りました。これからも、このような機会があったら、頑張りたいと思います。

セカンドリーになって初めてのブックトレーラーでした。私が工夫した点は写真と絵を使った事です。写真は学校の教室を撮り、絵はA4の紙に描いて、アプリで絵を加工しました。フォントや言葉は本の内容にあった物を選びました。BGMはyoutubeからの物で、すごく明るい感じの作品になりました。今回見て欲しい所は色々な技術を使った所です。

本の内容をよく理解していることが分かります。テキストが読み難い部分があったので、色や配置を変えること、また色々な花を紹介する時にカメラの動かし方を変えるとさらに良い作品になるでしょう。最後に音楽が急に変わるのがとても気になりました。音量や音楽を変えるタイミングに気をつけてスムーズにつなげると良いです。

「だいじょうぶか」という台詞は主人公が妹の面倒を見なければならない状況を伝えています。音楽と文章も良く、話に引き込まれます。もう少し音声を大きくすると、より効果的だったと思われます。

絵はとてもシンプルにまとめられていて見やすいです。サブタイトルで、この本を読みたいと思わせるような工夫があるとさらに良かったと思います。