2019年 MS-B部門

受賞作品

最優秀賞

『ふたりのカミサウルス』

つくばインターナショナルスクール

サフェル・ジャスティン (7年生)

ぼくはアニメーションをつかいました。でもこのソフトはあんまりよくなかったです。ダウンロードがおそかったからです。アニメーションをつくるのに、一か月ぐらいかかりました。それからiMovieで音楽とクレジットを作りました。2つの曲の間のギャップは場面に合うように、わざと作りました。トレーラーはよくがんばったと思います。

手描きのイラストとアニメーションが効果的に使われている作品である。登場人物だけでなく、彼らが作る折り紙作品も多く取り入れることで、二人の少年が折り紙恐竜の世界にどんどん引き込まれていく様子がうまく描かれている。音楽のテンポもテキストの速度と調和していて読みやすく、イラストとの組み合わせもとても良い。

優秀賞

『拝啓、お母さん』

北海道インターナショナルスクール

クック・アナベル(6年生)

この本を読んでいっぱい活版印刷工のことが分かりました。この本の中には活版印刷工のことがいっぱい書いていました。ゆながおじいちゃんとおばあちゃんの家に行った時、ゆながおじいちゃんの仕事(活版印刷工)が好きになってすごいと思います。3年生で難しい仕事ができてすごいです。この本の最後が全然分かりませんでしたけど、何回読むと分かるようになりました。

『ぼくのドラゴン』

東京インターナショナルスクール

ボルテジけいと(7年生)

『僕のドラゴン』の本についてのブックトレーラーを作ってる間に、いろんな挑戦がありました。僕はブックトレーラーをレゴで作ったので、一つ一つ何回も動かすのは難しかったし時間がかかりました。でも、編集するのは楽しい作業でした。アニメーションを作るのが好きなので面白い作品になったと思います。

イラストを効果的に使いながら、主人公ゆなの寂しい気持ちや葛藤をうまく表現している。キャプションの付け方もうまい。表現の独創性がずば抜けているわけではないが、本書の魅力をうまく網羅した作品に仕上がっている。エンドロールのカメラワークに若干疑問が残るが、音楽もストーリーにマッチしていた。

レゴとストップモーションを巧みに利用した大変クリエイティブな作品である。人形の動きがスムーズであることにも驚いた。視聴者に物語の行方を想像させる構成もうまい。最後のクレジットは、もう少し短くしたほうが間延びせず、良かったかもしれない。

『かものはしくんのわすれもの』

広島インターナショナルスクール

スア・ベ(8年生)

わたしのブックトレイラーのほんは「かものはしくんのわすれもの」です。このほんはかわいいから、せんたくをしました。このへんしゅうはわたしのさいしょのへんしゅうですから、へんしゅうすることがすごくむずかしかったです。そして、おおくのじかんがかかりました。はじめてで、しらないことがいっぱいだから、とてもむずかしかったです。

可愛らしい色鉛筆画が穏やかな雰囲気を醸し出す一方、主人公の真の姿に関するどんでん返しが待っていることも暗示し、視聴者の好奇心もくすぐる作品である。トランジションもスムーズで見やすい。全体を通して紙を横長に使うとさらに良い作品になるだろう。

準優秀賞

『あんみんガッパの

パジャマやさん』

広島インターナショナルスクール

岡樹 (8年生)

デカンプ・ジュリエット

(7年生)

ブックトレーラーを作る時にはいろんなチャレンジがありました。絵をげんじつてきに書くのがとても難しかったです。どのくらい物語 をリビールをするのを決めるのがすごく大変でした。観客に話のことを全部見せないように作るのが難しかったです。このブックトレーラーをオリジナルにしたかったです。全体てきに私たちは誇りに思ってます。

『ええたまいっちょう』

広島インターナショナルスクール

矢野愛依(7年生)

ブックトレイーラはすごく時間がかかりました。今回は時間管理をするのがむずかしかったです。自分で絵を書くのに一番がんばりました。なぜならえを書くのは苦手だからです。ビデオを編集するのにもがんばりました。ブックトレイラーを作るときに前勝ったブックトレーラのことを考えました。私のブックトレイラーはよくなったと思います。

『じょやのかね』

広島インターナショナルスクール

テス・クラーク(6年生)

ブックトレイラーをはじめてつくりました。なのでちょっとむずかったけれど、たのしかたです。いちばんむずかしかたことは、私の本と合うおんがくをさがすことです。この、ブックトレイラーをつくることは私の日本語がうまくなるから、よいとおもいました。この本は私がしらない日本のぶんかのことをならいました。らい年もまたやりたいです。

怪しげなミシンの音など、音声を効果的に使い、ミステリアスな雰囲気がうまく表現されている。ナレーションも良いが、映像にもう一工夫欲しかったところである。前半はとても良かったが、後半に入ってからの終わり方にも、もう少し工夫があって良かったように思う。

歩いている音、ボールが飛んできた音などの効果音が巧みに使用されている。物語の結末を明らかにすることなく巧みに内容を紹介しており、ブックトレーラーとは何かを良く理解している作品。テキストだけのシーンを減らし、もう少し後半部分の要素を盛り込むと同時に映像を工夫すればさらにレベルの高い作品になったであろう。

写真、動画、手描きのイラストを効果的に組み合わせた作品に仕上がっている。特に写真のアングルが面白い。内容的にブックトレーラーというより、単なる本の内容紹介になってしまった感はあるが、全体的にはよくまとまっている。