経済学(ミクロ基礎)
'この授業はミクロ経済学の基礎を学ぶ。具体的内容は、消費者はどのように考えてモノを買うのか、企業はどのようにして生産量を決めるのか、といった消費者や企業行動や、価格メカニズムを中心に勉強する。また、経済の問題を需要と供給の概念を利用して考えていく。なお、本科目は社会分野の視点から教養を身につけるための科目である。
憲法(人権)
'社会分野の視点から幅広く教養を身につけるための科目である。憲法は主権者である市民の自由を守るために国家権力を縛っておく重要な役割を持っている法規範である。しかし、日常で憲法を意識するということはほとんどなかろう。それは一つには、すでに憲法に体現されている考え方がいわば常識となっていて、改めて問い直す必要を感じないためであろう。また、名宛人が国家である憲法を市民の側が意識するということは国家が憲法によって定められているところから外れていることを問題にすることでもあるからである。この講義は実際の日本の憲法をめぐる問題状況がどのようなものなのかを考えていこうとするものである。憲法(人権)では、主に人権保障について取り扱う。<準備学修(予習・復習)>範囲を指定するので事前にテキストを予習しておくこと。
法律学(生活と法)
この講義では法、とくに私法といわれる民法の基礎を勉強します。現代社会の様々の紛争解決の手段として、法及び司法とその代替的紛争処理機関の役割は増大しています。長い歴史と伝統を持つ法律と裁判の思考様式は、義理やコネ、序列や習慣よりも、この社会をもっと風通しの良いものにしてくれます。とりわけ対話、コミュニケーションの法的思考様式は、21世紀の日本でも重い意味をもつでしょう。この意味で、経済学や経営、商学を学ぶ場合でも、色々な示唆、新鮮な視点を与えてくれるに違いありません。春学期は身近な日常生活で出会う法律問題を扱います。
法律学の担当は、村上、山里、森平の三先生です。諸君はどなたか一先生の講義を選択してください。
「六法」と呼ばれる法律の条文集を常に参照することが大切です。
政治学
本講義では、古代から現代まで,政治はどう変わってきて今後どの方向に向かうのか,そして政治学はこの歴史と現状をどう捉えてきたのかを考える。政治学の根本概念や日本の政治の変遷を中心に講義を行う。社会分野の視点から広く教養を身につけるための科目である。