児童心理学
(児童教育専攻は必修、人間科学専攻専攻は選択必修)
乳児期、幼児期、児童期の心身の発達ならびに各発達段階において必要とされる関わりについて学ぶ。講義においては、児童期の子どもを理解するためには、それに先立つ乳幼児期とその後に続く思春期、青年期の発達の見取り図をもっておくことが有益であるとの考えから、生涯発達の観点を組み込んだ授業内容とする。具体的には,乳幼児期から児童期を中心とした基礎的な発達のメカニズムについて学ぶとともに、認知や言語の発達、親子の関係性や仲間関係等といった対人関係を通して形成される社会情緒的な発達、学習に対する動機づけなどについてとりあげる。受講生の問題関心に応じて外部講師を招聘する。人間科学部のディプロマポリシー「人間の発達過程を学び、生活における危機管理や社会保障の知識を身につけた人材」を達成するための科目である。