① 7月25日(日) 「 自 分 の 表 札 を つ く ろ う 」
② 7月31日(土) 「 花火の色はなぜつくの?」
③ 8月14日(土) 「果物の色で遊ぼう-アントシアニンのふしぎ」
④ 8月15日(日) 「冷たさ体感!!」
⑤ 8月22日(日) 「さわってみよう見てみよう化学変化」
⑥ 9月19日(日) 「光るプラスチックバッジをつくろう」
⑦ 9月26日(日) 「紅イモホットケーキをつくろう」
⑧ 10月17日(日) 「水と油のあやしい関係」
⑨ 11月 7日(日) 「みつろうからハンドクリームやロウソクをつくろう」
⑩ 12月19日(日) 「ほかほか カ イ ロ をつくろう」
① 7月25日(日) 「 自 分 の 表 札 を つ く ろ う 」 参加者数11名(註)
講師:夢化学実験隊
発泡ポリスチレンに、絵の具で名前などを書きます。熱を加えると、書いた部分がそ
のまま残り、書いていない部分がへこみ表札ができあがります。その時、書いた部分
が浮き上がっています。
すごく素敵な表札がいくつもできました。自分の部屋のドアにかけたらよいもの、家
の玄関の内側にかけたらよいもの、おもしろかったのはトイレのドアにかけるもので絵
だけで表現してありました。また、鉛筆で下書きしたもので大変上手にでき、かなりな
水準のものもありました。これらはみんなにみてもらいたかったなぁー。
「夏休みの自由工作ができちゃった」というお友達もいました。
② 7月31日(土) 「花火の色はなぜつくの」 参加者数 27名
講師:山﨑友紀先生(法政大学経済学部化学教授)
夏の夜空をいろどる花火。花火の色はなぜつくのか,その秘密を探る。
まず調理などで使う固形燃料を作り、この中に食塩など3種類の金属を溶かした
液を振り掛けて、部屋のカーテンを閉めて暗くし、燃やすと赤、黄、緑などの炎がみえ、
大変綺麗でした。
金属の種類により燃やしたときの炎の色が違うのが良くわかりました。
③ 8月14日(土) 「果物の色で遊ぼう-アントシアニンのふしぎ」 参加者数 25名
講師:山﨑友紀先生(法政大学経済学部化学教授)
果物や野菜の色のひみつの一部を調べます。
ちがった色が一つのものからできる”不思議”を体験しました。
乾電池を使って、電流を流すと色が変わっていき、文字なども書いて不思議をたっぷり感じました。
④ 8月15日(日) 「冷 た さ 体 感 !!」 参加者数 26名
講師:宮本一弘先生(開成学園中学・高等学校)
けがややけどをした時に使う「冷却パック」をつくりました。大きな袋の中に沢山の尿素を
入れたので、10度以上冷たくなりビックリしました。
そのほかにも、暑い夏に冷たさを体験できる実験を、手のひらの中でしました。
⑤ 8月22日(日) 「さわってみよう見てみよう化学変化」 参加者数 24名
講師:中里州男先生(埼玉実験指導員)
我々が日常生活の中で使っている3つのもの、除湿剤の塩化カルシウム、重曹及び水
をポリ袋の中で、まぜると何かが起こる。
水はアルカリ性になると赤く変色する試薬を添加してあり、反応の前後で色の変化を確認し、
更に発熱も袋をさわり、実際に体感でき、楽しみました。
家に帰ってから、もう一度やってみたいといっていたお友達がたくさんいました。
⑥ 9月19日(日) 「光るプラスチックバッジをつくろう」 参加者数 23名
講師:夢化学実験隊
今回の実験も、みんな白衣を着て、保護メガネをかけて実験しました。みんなは研究者の
たまごになりました。
紫外線を当てるとしばらく光る蓄光剤を、2つの液体に混ぜ、反応した液体を自分で予め
選んだバッジの型に流し込み、固まれば完成。
ところが今回は珍しく反応させる時間が少し長かったために、一部の人は流し込めなくなり
失敗!
失敗した人だけ再度挑戦して、今度は綺麗なバッジができ上がりました。失敗は成功の元!
電気を暗くして本当に光るかどうか確認しました。光ったことを確認すると、大歓声が
あがりました。
⑦ 9月26日(日) 「紅イモホットケーキをつくろう」 参加者数 25名
講師:間々田和彦先生(筑波大学特別支援教育研究センター)
紅イモ(べにいも)は沖縄のイモでむらさき色をしています。
紅イモの粉でおいしいホットケーキをつくると,むらさきが、緑色に変化し、『化学(かがく)』
の不思議にびっくりしました。
その前に、酸性、中性、アルカリ性について教えてもらい、いろんな飲み物や食べ物を、
試薬で調べてみると、今まで思っていたものと反対のものがたくさんあり驚きでした。
⑧ 10月17日(日) 「水 と 油 の あ や し い 関 係」 参加者数 27名
講師:中里州男先生(埼玉実験指導員)
水と油はいっしょに入れてもそのままではまざりません。しかし、サラダ油と水に、
洗剤を入れるとみごとにまざり合いました。
その後、繊維にラー油をつけてラー油が繊維から取り除かれる様子を観察し、
油汚れを綺麗にする実験を行うなど、水と油の怪しい関係をいろいろと学びました。
⑨ 11月7日(日) 「みつろうからハンドクリームやロウソクをつくろう」 参加者数 31名
講師:山﨑友紀先生(法政大学経済学部化学教授)
ミツバチの巣を形づくる「ろう」を使って、バラの香料などを加えた高級なハンドクリームを
つくり容器に入れて持ち帰りました。
ろうそくは、サラダ油を廃油処理剤で固めろうそくのもとをつくり、そこに4色のクレヨンを
加熱したもので色付けし、綺麗なろうそくをつくりました。クリスマスが楽しみです。
凧糸の芯を油が固まるまで垂直に保持するのが難しく、途中でこぼしたお友達が何人か
いました。
⑩ 12月19日(日) 「ほかほか カ イ ロ をつくろう」 参加者数 31名
講師:夢化学実験隊
ほかほかカイロはなぜあたたかくなるの。なぜ外側のふくろをやぶるとあたたかくなるの?
ほかほかカイロをつくりいろいろと調べました。
カイロの中には鉄の粉が入っており、これが酸素と反応することがわかりました。
鉄が細い糸状になったスチールワイヤーは火をつけると燃えました。鉄も燃えることがわかり、
みんなびっくり!
炎をあげないでじりじりとゆっくり燃えてできた(酸化した)のが鉄の錆であることにもびっくり!
(註)
参加者数は、実験に参加した小学生の人数で、保護者やご兄弟など見学の方は数に入れて
おりません。見学の方は毎回10名前後いらっしゃいました。