① 6月23日(日) 「光の不思議を体験しよう!」 講師:宮本一弘(開成中学校・高等学校教諭)
午後1時20分から約1時間
次の実験を行いました。
1)偏光板を通して物を見る。
3Dめがね(偏光板利用)でお互いを見合う。片方の目が真っ黒!
2枚の偏光板を重ねて、片方を回すと黒くなったり、すきとおったりする!
これがパソコンやゲーム機などに 偏光板メガネでどうみえるかな
使われている偏光板です。
大きい偏光板に小さな偏光板を重ねると向こう側が見えたり、黒くなり見えなくなったりします。
2)偏光板で万華鏡を作りました。
紙コップ2個、偏光板2枚、セロテープが材料です。
セロテープに色がついてキレイ!
万華鏡をつくっています。 万華鏡で色がいろいろ変わるのを見ました。
蛍光灯の光に向けるとよく見えるのでみな上を向いています。
3)部屋を暗くしてブラックライトをあて、美しく光るものをみました。
① 蛍光剤のはいった洗剤と蛍光ペンで絵を描いて、部屋を暗くしてその絵に
ブラックライトをあてて作品を鑑賞しました。暗い部屋の中でいろいろな絵が
美しく浮かび上がりました。
② はがき バーコードが浮かび上がりました。
③ 栄養ドリンク ビタミンB2があるとブラックライトで光ります。
蛍光ペンで絵をかきました。 ブラックライトをあてると「すごい」と歓声があがりました。
② 7月14日(日) 「なぞの物質の正体をさぐれ!」 講師:夢化学実験隊 午後1時20分から約1時間 申し込み開始:6月29日(土)午前9時
対象:小学3年生以上
科学者になった気持ちで不思議な性質の物質を調べました。
1)調査していろんなことを発見しましたが、その一部は次のようでした。
① ドロドロベタベタしているようだけど、かたいときもある。
手でギュッとつかめるけれど、すぐに手から流れ出てしまう。
② 容器に入れてその上にビー玉をたたきつけると表面で止まってしまい、
しぶきもない。でも表面にそっと置いておくとやがて沈んでしまう。
2)こんな物質ばかりの星に着陸する宇宙船を設計してみました。
不思議な物質の正体は水にといたデンプンでした(食紅で着色)。
同じデンプンでもコーンスターチと片栗粉の性質の違いも発見しました。
全員集合「片栗粉を頂戴。家でもやってみます」との要望で何人かには差し上げました。
③ 8月3日(土) 「葉脈でしおりをつくろう!」 講師:山﨑友紀先生(法政大学経済学部化学教授)
午後1時20分から約1時間
申し込み開始:7月15日(月)午前9時
次の手順で行いました。
① 常緑樹の葉を80℃の苛性ソーダ溶液で葉の色が変わるまで煮る。
(この操作は危険が伴うので夢化学実験隊員が行いました)
葉のタンパク質が苛性ソーダ溶液にとける間、参加者は植物の葉の勉強をしました。
② 苛性ソーダで煮た後、葉は水で洗いながらブラシでこすり、葉脈だけにします。
③ 色紙の上に葉脈だけの葉をのせてパウチ処理して完成です。
全員集合
④ 8月4日(日) 「木工用ボンドの七変化」 講師:田中義靖先生(東京都立戸山高等学校教諭)
午後1時20分から約1時間
申し込み開始:7月19日(金)午前9時
木工用ボンドがいろんな物に変身しました。今回は4変化でした。
① 針金で小さい輪を作り、ボンドを膜ができるようにすくい取ったあと、
しばらくおいておくとラップフィルムのような薄いフィルムができました。
食紅でいろいろな色をつけた。
② 木工用ボンドにエタノールを加えてよくかき混ぜたあと水中でよくもんで
エタノールを取り除くと噛んだあとのガムのようになりました。
③ 木工用ボンドに飽和の四ホウ酸ナトリウム水溶液を加えると弾むボールに変身!
シャボン玉の液に木工ボンドを加えて割れにくいシャボン玉づくりに挑戦しました。
講師の先生に感謝して、最後に全員集合です
⑤8月10日(土) 「消えるボール、消えるビーカー」 講師:山﨑友紀先生(法政大学経済学部化学教授)
午後1時20分から約1時間
申し込み開始:7月22日(月)午前9時
① 水を入れた紙コップの底の10円玉を斜め上から見るためにはある角度が重要。
山崎先生製作の「穴があいたついたて」でその角度を体験しました。
(写真 IMG_0228 )
② 油の入った大きなガラス製ビーカーに小さいガラス製ビーカーを沈めると小さいビーカーが消えた!
③ 水に斜めに光が入ると水面のところで光が曲がることを、棒を水に入れてみたり、
レーザーポインターの光で確かめました。
④ 吸水性樹脂とペットボトルを使った科学マジックを体験しました。
ペットボトルの中の吸水性樹脂ボールは水が無いときは見えるのに、水が入ってくると
消えていくのでまるで無くなって行くように見えました。一緒に入れていたビー玉は
水が入ってきても見えていました。
全員集合
⑥ 8月11日(日) 「科学マジックを体験しよう!」 講師:夢化学実験隊
午後1時20分から約1時間 申し込み開始:7月26日(金)午前9時
1)色が変わる
① 紅茶のような色をした液体(実はうがい薬をいれた水)に錠剤を入れるとスーッと色が消えた。
入れたのはビタミンCの錠剤だったんだ。
② ブルーベリーの絞り汁を水に溶かした液をプラコップに入れると、緑になったり赤になったり変化した。なんでだろう。
コップの底に少しお酢や重曹を溶かした水を入れておいたから。 色素のアントシアニンは酸性アルカリ性で色が変わるんだ。
③ 繊維に透明な色のスプレーをかけると色が変わった!
スプレーをかけると色が変わった 私にはスプレーをかけないであれっスプレーかけても色がつかない。
なぜ色が変わったのは感熱色素の繊維だから。スプレーは冷却スプレー
2)目に見えない力(大気圧)
① ペットボトルにお湯をいれてふったあとに湯をすててすぐにキャップをすると少しずつ
へこんでいきました。
② アルミ缶に水を少しいれてヒーターで沸騰させたあと、逆さにして水につけると瞬間的に音をたてながら潰れました。
③ 割り箸の半分を机からはみ出して置いて机の上の部分を新聞紙1枚で覆い、割り箸を素早くたたくと割り箸はどうなるか、みんなで体験しました。
ほら、割りばしが折れたよ。
3)落ちないシャボン玉
重曹とクエン酸を入れた水槽に水を加えた後、水槽のすぐ上にそっとシャボン玉をふくと落ちない! ふわふわと水槽の上で浮いている!
みんな楽しく終了
⑦ 8月25日(日) 「ラムネ菓子をつくろう!」 講師:夢化学実験隊
午後1時20分から約1時間 申し込み開始:8月12日(月)午前9時
① 市販のラムネ菓子を調べて次のことが分かりました。
重曹とクエン酸が含まれている。水にいれると少し泡がでる。
食用クエン酸もなめてみました。スッパイ~ !
重曹とクエン酸を混ぜて水を加えると冷たくなることを確かめました。
泡がでることも確かめました。
③ 食用重曹、食用クエン酸と粉砂糖にごく少量の水を加えて固めてラムネ菓子を作りました。
⑧ 「ふしぎな噴水をつくろう!」 講師:夢化学実験隊 午後1時20分から約1時間
申し込み開始:8月17日(土)午前9時 対象:小学4年生以上
4年生以上がペットボトル2本持参して参加。
噴水の水はなぜ上がるのを説明、歴史的に古くからある兼六園の説明。
高さを利用したペットボトル噴水を実験
さあ 不思議な「ヘロンの噴水」をつくる
まず 先生の実演だ!
みな神妙に聞いている。
先生から渡された250ccのペットボトルと3本のパイプ、透明チューブ、噴水の口を指示の通りに差し込んでいく。連結キャプと500ccの青いパイプを差し込み、
黒いパイプ、赤いパイプと順に折れないように差し込む長さを目印に合わせ差し込んでいく。小さい先が扁平になったノズルに3角に切ったビニールテープを巻きつける。
これを黒いパイプに差し込む。透明チューブを長さにあわせはさみで切り黒いパイプに差し込む。
ついで持参した500ccのペットボトルを250ccの底に取り付ける。
これで噴水口の方に500ccのペットボトルを取り付ければ出来上がり。
水の入れ方に注意をして、上下をひっくり返すと水が噴水口から噴き出してきた。
皆大喜び!
最後に集合写真を撮りました。
以上
⑨ 9月29日(日) 「燃料電池ををつくろう!」 講師:夢化学実験隊
午後1時20分から約1時間 申し込み開始:9月14日(土)午前9時
自動車などへの利用が検討されている燃料電池とはどんなものかその原理をまず説明しました。
水素と酸素を発生させようということで、水の電気分解を行いました。
ペットボトルのふたに鉛筆の芯を2本さします。
こんな材料で実験開始 ペットボトルのふたに2本の鉛筆の芯をさしました。
鉛筆の芯に乾電池で電気をながす。 今度は鉛筆の芯に電子オルゴールをあわが出てきました。 つけたら鳴った。
LEDランプも点いた。燃料電池はすごい。
全員集合
以 上