2012年度活動報告
① 10月28日(日) 「君も化学マジシャンになろう」 講師:夢化学実験隊
参加:30名
1.トランプマジック
トランプを3枚用意し、その中から1枚選ばせる。そのカードをの数字を
当てる。
紙コップにお湯を注ぐと数字がコップ上に現れる。
種明かし:紙コップに普通のボールペンで数字を書く。それをパイロット社の
フリクションボールペンで上書きする。
フリクションボールペンは感熱色素によるもの。
数字を書いた紙コップを3つ作らせた。
2.色が変わる
その1
旭化成がつくっている感熱色素入り繊維による実験
この繊維に無色透明なスプレーをかけると色が変わる
先ほどのフリクションボールペンもヘアドライヤーをかけると消えるけど
このスプレーをかけると色が出てくる。
このスプレーはスポーツ選手が打撲した時などに使うコールドスプレー。
旭化成の感熱色素入り繊維を少しずつ持って帰ってもらった。
その2
カレーソース焼きそばを作った。焼きそばを水を入れてあたためる。
そこにカレー粉とカレーの黄色の素であるターメリック(ウコン)を入れると
赤黄色いナポリタンの色に。
ソースを加えるとナポリタンの色が消えソース色になる。
家でつくってお母さんに教えてあげてね。
その2
3.色が消える
午後の紅茶(実際はうがい薬(ルゴール液)を薄めたもの)にCCレモン
(ビタミンC)を加えると紅茶の色が消える。
消えた色を復活させる実験をした
消えたコップにオキシドールを入れると「あら不思議」。
また、色があらわれる。(この実験は本番では失敗した)
4.水が消える
コップに水(お湯)を入れる。十分念力をかけるとあら不思議。
コップを逆さにしても水がこぼれませんでした。
種明かし:紙おむつに含まれている高吸水性樹脂をあらかじめコップの
底に貼り付けておきました。
紙おむつから高吸水性樹脂を取り出すことをしました。目的外使用と
なるので、使用は保護者と一緒にやること。後始末をきちんとすることを
指導した。
最後に記念撮影
②11月3日(土・祭) 11時~、11時30分~、12時~、13時20分~、13時50分~、14時20分~、
14時50分~、15時20分~、15時50分~ 作成30分 焼成40分
「ガラスのペンダントをつくろう」 講師:茂串圭男先生(埼玉県立岩槻商業高等学校教諭)
参加:216名
私たちの生活にはなくてならないガラス。それを使ってペンダントをつくりました。
ベニチアンガラスの板ガラスの上にミルフィオリという模様の入ったガラスチップを使って
オリジナルのガラスのペンダントを作りました。
電気炉をのぞく茂串圭男先生と参加者
電気炉から出したばかりのペンダント
次のようなガラスのペンダントを作成しました。今回は小学生だけでなく
保護者の方にも参加していただきました。
③ 11月25日(日) 「透析の不思議を体験しよう」 講師:山﨑友紀先生(法政大学経済学部化学教授)
不思議な膜を使って「濁った泥水や、醤油を透明な水にする」など、
水の中に混じった色々なものをとりのぞく実験を行います。
④ 12月23日(日) 「プラスチック手鏡をつくろう」 講師:茂串圭男先生(埼玉県立岩槻商業高等学校教諭)
透明なプラスチック板に,電気を使わず銀をめっきして,自分だけの割れない鏡を作ります。
プラスチック手鏡をつくります。
どのようなものかは次の埼玉県高等学校理化研究会化学研究委員会のホームページ
をご覧ください。
http://rakuchem.com/houkoku14.htm
⑤ 1月6日(日) 「電池をつくろう」 講師:夢化学実験隊
銅板と亜鉛板で1800年にイタリアのボルタが発明した電池をつくってみる。
その電池で電子メロディをならす実験だ。
電子オルゴール(電子メロディ)などを持ち帰れるので参加費は一人500円。
⑥ 1月13日(日) 「日光写真をつくろう」 講師:田中義靖先生(東京都立戸山高等学校教諭)
草花や切り絵や透明なシートに描かれたイラストなどを転写できる日光写真を作ります。
写真屋さんのきぶんも味わえます。
⑦ 2月3日(日) 「人工イクラをつくろう」 講師:夢化学実験隊
人工イクラを食べたことがありますか。おいしいですね。
この人工いくらのつくり方を学びます。ただし、今回つくったものは食べられません。
以 上