上期の記録
1.7月14日(日)①10時30分~11時30分、②13時~14時「感熱紙ってどんなもの」
募集開始 6月28日(金)9時 講師:小林 彰一郎(夢化学実験隊)
スーパーのレシートはインクを使った印刷ではなく、インクを使うより手間やお金のかからない感熱紙を使い、熱(電気)で字や数字が書かれているのです。まず、レシートや電車の切符にアイロンをかけました。アイロンをかけた所は真っ黒くなりました。感熱紙を爪でこすると黒くなりました。爪でこすり60℃ぐらいの熱を加えると黒くなるとの説明でした。
その後、感熱紙はどのような仕組みで色がつくのか、様々な実験をしてその仕組みをさぐりました。
参加状況:午前19名。午後12名。
2.7月21日(日)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「光るプラスチックバッジを作ろう」
募集開始7月 3日(水)9時 講師:茂串 圭男 先生(埼玉県立越谷北高等学校 教諭)高学年(4年以上優先)
二つの液(薬品)と粉をまぜて、暗いところで光るプラスチックバッジのバッジをつくりました。バッジはウルトラマン、ポチ(犬)、くま、うさぎの4種類から選んでもらいました。服が汚れないように白衣を着て、保護メガネをつけ、薬品や粉は水分を嫌うので、マスクをつけ、実験中は話をしないで実験しました。
参加状況 午前23名(当日朝キャンセルがありキャンセル待ち2名が参加できました。残念ながら無断欠席1名)、午後23名(欠席1名)
3.7月26日(金)①10時30分~11時30分、②13時~14時「磁石で『キツツキ』を作ろう」
募集開始7月 8日(月)9時から 講師:柏谷 宏之(夢化学実験隊)
磁石の力について、磁石がどのようなものにくっつくかなど、棒磁石、ボタン磁石、シート磁石を使って、様々な実験をしてその力を学びました。
磁石の力には方向があります。磁石にNやSという印がついていますが、方位磁針の指す方向(Nは北極(North Pole)Sは南極(South Pole))を表していますと説明がありました。
最後に、磁石の性質を利用して「キツツキ」をつくりました。「キツツキ」が木を叩くようにシート磁石を動かしました。
参加状況 午前21名(体調不良2名欠席)。午後13名(体調不良1名欠席)
4.7月29日(月)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「振り子の不思議」
募集開始 7月13日(土)9時から 講師:碁石 敏夫(夢化学実験隊)
皆ブランコの経験があると思います。ブランコも振り子の一種です。まず、振り子の性質として、振り子が一往復する時間は、おもりの重さ、振り子の長さ、ふれはばのどれによって変わるのかを調べました。
最後に振り子の不思議な現象について体験しました。長さの違う3つの振り子を1本のひもにつけて、ひもを揺らし3本の振り子を1本ずつよく揺れるように、挑戦しました。また、ひもに4本の振り子をつけ、その内2本を同じ長さにします。同じ長さの振り子の1本を揺らすと、同じ長さの別の振り子が揺れ始めました。
参加状況:午前12名、午後13名。
5.7月31日(水)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「冷却パックを作ろう」
募集開始 7月18日(木)9時から 講師:水野 靖彦(夢化学実験隊)
発熱時などの応急処置やけがや炎症の軽減対策、さらには暑さ対策のため、冷却パックが販売されています。
今回は、瞬間冷却パックを作り涼しさを体感しました。
瞬間冷却パックは、薬品と水を混ぜて、薬品が溶けることにより水の温度を下げ冷却するというものです。
化学変化(化学反応)とは、違う物質を混ぜて別のものを作り出すもので、温かくなるものと冷たくなるものがあります。今回は薬品と水を混ぜ、溶かして水溶液を作る時にどのような温度変化があるか調べ、冷却パックに相応しい薬品をさぐりました。即ち、同じ重量の薬品(砂糖、食塩、重曹、塩化カルシウム、尿素)に、100gの水を加えて、温度の変化を調べました。
チャック付のプラスチック袋に水入りの小さなチャック付プラスチック袋と薬品を入れ。冷却パックをつくり、冷たさを体験しました。
参加状況:午前22名(2名体調不良で欠席)。午後16名。
6.8月 4日(日)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「聴診器(ちょうしんき)を作ろう」
募集開始 7月23日(火)9時から 講師:青山 好延(夢化学実験隊)
紙コップとチューブ、ビニールテープなどで聴診器をつくりました。
聴診器が、小さい音を良く聞ける理由は、本物の聴診器では外部の音を遮断できるからです。今回作ったものも結構外部の音を遮断できていました。
聴診器を使って自分の心臓の音を聞きました。ほぼ全員聞けました。普段聞けない様々な小さな音を紹介しました。
今回は、プロジェクターの音を聞いてみました。
家で、冷蔵庫や電源を入れ音を消したテレビなど電化製品の音、水道管の音、小動物(モルモット、うさぎ、鳥など)を飼っておられる方はその心臓の音を聞いてみてください。小学校や近所の人で小動物を飼っておられる場合、持ち主等の了解を得て、試してみてください。
参加状況 午前14名。午後13名。
7.8月11日(日)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「水をつかんでみよう」 募集開始 7月29日(月)9時から 講師:小林 彰一郎(夢化学実験隊)
大きな水の塊をつくる実験をしました。まず赤い人工イクラをつくりました。次にラーメンを食べる時に使うレンゲを用いて大きな人工イクラをつくるためにいろいろ工夫を凝らし、大きな「水の塊」をつくり、手のひらに乗せ、あたかも水をつかんだような体験をしました。
参加状況:午前23名。午後7名。
8.8月18日(日)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「葉脈でしおりを作ろう」
募集開始 8月 5日(月)9時から 講師:柏谷 宏之(夢化学実験隊)
葉は、キンモクセイやヒイラギなど葉脈を取り出しやすいものを使用しました。使用する葉は危険な薬剤(強アルカリ性の水溶液)を使うので事前に煮て、さらに酸性溶液につけ水洗いし、BTB溶液やフェノールフタレイン溶液でpH値を確認してあります。
葉脈の役割などについて、質疑応答を繰り返し、水や葉で作った栄養分の送付用管、葉の形状を保つことを図解して説明しましました。
水を入れたトレイに葉を入れ、歯ぶらしをトントン叩き葉脈を取り出しました。取り出した葉脈は水分を乾燥させ、葉脈は黒画用紙に色紙とともに乗せパウチし、しおりをつくりました。大変好評でした。
参加状況:午前14名。午後14名。
9.8月25日(日)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「氷つりとシャーベットづくり」
募集開始 8月12日(月)9時から 講師:宮本 一弘 先生(開成中学校・高等学校教諭)
氷に塩を乗せ、割り箸につけた糸で氷をつりました。ポイントは、氷の上に糸をたらしてから、塩を乗せることです。なぜ氷に塩を乗せると氷が糸でつれるのか、言い換えるとなぜ糸の周りの水がすぐに凍るのかのかについて簡単に説明がありました。
続いてその技術を用いて家でも簡単にアイスクリームやシャーベットがつくれますが、その方法でシャーベットを作ってみました。
参加状況:午前20名。午後14名。