実験教室の予定
『やってみよう科学実験
2024年度下期』のご案内
対象:小学生2~6年生
この実験教室は事前予約が必要です。
今期の対象は小学2年生~6年生としています。また、保護者等の見学は、当面、ご遠慮いただいております。
2024年下期 募集:各回20名(1回目20名、2回目20名)です。
なお、「ガラスのペンダントはをつくろう」は、各回12名で、昨年同様合計72名です。
状況が変わり会場の要請があれば、減員など変更します。
なお、参加希望開始時間を書かないで申し込む方や募集開始時間前に申し込む方がおられますが、不完全な申し込みは応募を受け取ったことになりませんので、ご注意ください。
1.10月20日(日)①10時30分~11時30分、②13時~14時「水の中のさとう水の流れを見る~
シュリーレン現象の実験」
募集開始 10月 6日(日)9時 講師:夏目 雄平 先生(千葉大学名誉教授)
春先におきるかげろうや、真夏の暑い日のアスファルトの道路の景色が、もやもやとゆれて見えることがあります。
これは空気などの密度の違いによる光の屈折率の違いによるもの。このように、透明な物質の中で部分的に屈折率が違う時に”もやもや”が見える現象をシュリーレン現象と言い、空中だけでなく液体中でもおきています。
今回の実験教室ではシュリーレン現象を観察する装置を自作し、シュリーレン現象を見てみました。
参加人数 午前8名、午後6名
2.11月17日(日)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「ブーメランを作り飛ばそう」
募集開始11月 3日(日)9時 講師:水野 靖彦(夢化学実験隊)この日のみ会場:3階特別会議室
ブーメランは、アフリカやヨーロッパ、オーストラリア、インドなどで狩りやスポーツで使用されてきました。今回は厚紙でブーメランを作り、手元に戻ってくるようにすることを目標に作って飛ばしました。利き手により作り方が変わりますし、折り曲げ角度も重要で、段階ごとに丁寧に説明し作ってもらいました。投げ方は、手首のスナップを十分効かして投げないと手元に戻ってきませんが、これが難しい方もおられました。
参加人数 午前12名・午後16名
3.12月22日(日)①10時30分~11時30分、②13時~14時「科学マジック楽しもう」
募集開始12月 1日(日)9時から 講師:青山 好延(夢化学実験隊)
科学マジックは、科学が仕掛けになったマジック(手品)です。最初に手品の面白さを知ってもらうために、科学マジックでない手品と単純な仕掛けによる手品道具をつくってみます。これは、クリスマスプレゼントとして持ち帰っていただきました。クリスマスパーティーで大人の方や友達をびっくりさせたい方は、是非ともご参加ください。次に、「ぱらぱら漫画」に活用されている残像を仕掛けにしたマジックや、重力や回転活動によるマジックなど数種類のマジックを示して、どのような科学的な仕掛けが行われているかも説明しました。テレビの映像の科学的な仕掛けについても説明しました。数字マジックも実施しました。
参加状況 午前15名、午後17名
4.12月25日(水)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「レモン電池をつくろう」高学年優先
募集開始 12月 7日(土)9時から 講師:柏谷 宏之(夢化学実験隊)
レモン、銅板、亜鉛板、ミノムシクリップ付きコードでレモンで電池を作り、電子オルゴールを鳴らしました。電池は電気を発生させますが、どのように電気が発生するのか説明しました。レモン電池一つでは電子オルゴールはきちんとなりません。きちんと鳴らすために直列つなぎにするのか示して、皆でその作業をして電子オルゴールを鳴らしました。図から、それを実現するのが少し難しい人もおられたようです。
バナナやリンゴなどでも、電池ができるか実験してみました。
参加状況:午前12名、午後2名
5.12月27日(金)①10時30分~11時30分、②13時~14時「身近な酸性・アルカリ性を調べよう」
募集開始 12月14日(土)9時 講師:田島 玄(夢化学実験隊)
酸性はリトマス試験紙を赤くし、アルカリ性は青くします。酸性・アルカリ性を調べるのには、BTB溶液やムラサキキャベツ液、フェノールフタレイン溶液などがあります。酸性・アルカリ性を調べるために、ムラサキキャベツ液を作りました。それを使って、家庭にある薬品や食品の酸性・アルカリ性を調べ、ムラサキキャベツ液の色変化を楽しみました。
次に、日ごろ食べている食品の酸性・アルカリ性をBTB溶液などで調べました。食品の多くは弱酸性か中性が多く、酸性が強いのはお酢やクエン酸で、アルカリ性は大変少なく、ラーメン、こんにゃく、卵の白身などです。
家庭の薬品には、「混ぜると危険」と書いてあるものがあります。その理由について解説します。
参加状況:午前4名 午後10名
6. 1月 5日(日)①11時~11時30分 ②11時30分~12時 ③12時20分~12時50分
④12時50分~13時20分 ⑤13時40分~14時10分 ⑥14時10分~14時40分
「ガラスのペンダントを作ろう」
完成品の受け取りは終了後1時間弱からで、最終受け取りは16時までです。今回は、当日受け取りできない方は郵便にて送りました。
募集開始12月21日(土)9時 講師:茂串 圭男 先生(埼玉県立越谷北高等学校 教諭)
満員対策として、応募は第3希望まで時間帯を書いていただくことにしました。例:第一希望③、第二希望④、第三希望⑤。なお、時間帯でなく「いつでもいい」などは無効です。無効例:第一希望②、第二希望③、第三希望その他のいつでもいい。有効は第一希望と第二希望までです。
毎日24時で締め切り抽選し、できるだけ翌日、結果をお知らせしました。なお、例年①、②の応募が多く、午後の応募が最初は少ない傾向がありましたが、③、④の応募が早くうまりました。
選んだベネチア板ガラスに、選んだ2,3の花柄のついたガラス玉(ミルフィオリ)を乗せ、ペンダントのデザインをつくりました。それを電気炉で熱し、ガラスを溶融しペンダントに仕上げます。それを自然に冷却します。受け取り時に両面テープで金具をつけ、カラーのひもを通してペンダントの完成です。全員、きれいなペンダントが作れました。
参加状況 募集の倍以上の応募がありました。①12名 ②12名 ③12名 ④12名 ⑤12名 ⑥13名
7. 1月11日(土)①10時30分~11時30分、②13時~14時「ブンブンごまをつくろう」
募集開始12月28日(土)9時から 講師:柏谷 宏之(夢化学実験隊)
ペットボトルのキャップ2コとタコ糸でブンブンごまをつくりました。ブンブンごまをブンブン鳴らすのに多少のコツが必要です。皆チャレンジしました。
参加状況 午前8名 午後3名
8. 1月18日⇒ 3月8日(土)①10時30分~11時30分 ②13時~14時
「手作り望遠鏡をつくる」高学年優先 日程変更しました。
募集開始 1月31日(金)9時から 講師:藤田 貢崇 先生(法政大学教授・NHK子ども科学電話相談出演)
3枚のレンズと牛乳パックで手作り望遠鏡をつくります。牛乳パックは講師の先生が用意します。
今回は、中学生の参加も許可します。
望遠鏡使用にあたっての約束事
・望遠鏡は何の保護もなしに太陽を見ると失明します。サングラス程度の使用でも失明の危険があります。
・望遠鏡の使用にあたっては、必ず子どもだけで使用させず、大人と一緒に使用するなど以下の
安全対策を実施の上使用してください。
天体望遠鏡や双眼鏡で太陽を見ないでください。失明する恐れがあります。
必ず大人と一緒に行き、危険な場所(川や池、崖のそばなど)に近づかないようにしてください。
車に気をつけるなど安全面に十分に配慮して観測してください。
山中などで観測する場合は、熊などの野生動物に十分ご注意下さい。
暗闇では、懐中電灯で足下を照らしながら安全を確認しながら移動してください。観測場所に着いたら、安全面に支障のない範囲で懐中電灯を消してください。天体観測するには、暗闇に目を慣らす必要があります。
まわりの迷惑にならないところで観測してください。
応募状況:午前5名 午後11名の空きがあります。(3月1日15時現在)
9. 3月 2日(日)①10時30分~11時30分 ②13時~14時 「スライムづくりと振ればブルーで化学変化を楽しもう」
募集開始 2月 9日(日)9時から
講師:体調不良のため、青山好延(夢化学実験隊)から小林彰一郎(夢化学実験隊)に変更します。
洗濯糊と硼砂飽和液と色水でスライムを作ります。スライムを触ってその動きを様々に体験する。少量を取って塩やクエン酸を加えた状況を確認する。
講師がPETボトルに青色をしたメチレンブルーと強アルカリを加えるなどして透明な溶液をつくる。そのPETボトルを振ると、ブルーになり、そのまま置いておくと透明な液に変化する。それが何回か繰り返し行える。参加者にも振ればブルーを体験させる。
これらの化学変化を楽しんでみる。
応募状況:午前5名 午後13名の空きがあります。(3月1日15時現在)