卒論
質問:新2・3年生ですが卒論執筆は必須ですか?
回答:いいえ、必須ではありません。卒論を書く・書かないに関わらず3年生はゼミを一旦「卒業(=卒ゼミ)」となり、その後はOB/OGとしてずっと八木橋ゼミに関わっていただきたいと思っています(年一回あるOB/OG会にもできる限り出席していただきたいです)。3年で卒論執筆を希望する人は秋学期終盤の1月上旬に卒論のための研究計画書を提出していただきます。また4年生として新たにゼミに参加する方は3年次の秋口にゼミに応募する際に研究計画書を提出していただきます。
質問:これまでの卒論執筆者は何人ですか?
回答:24卒(=最初の卒業年度)は2人、25卒予定者は6人、26卒予定者は4人となっています(26卒に関しては今後増える可能性もあります)
質問:新4年生でこれまで学術論文を書いたことがないのですが大丈夫ですか?
回答:レポートを書いたことがあれば大丈夫です。基礎から指導します。
質問:新4年生で就活・資格取得と卒論執筆の両立は可能ですか?
回答:はい、できます。まず指導はズームで行われますので多摩キャンパスに来る必要はないです。次に日程ですが、基本的に就活・資格取得の方が優先されます。ただしそうしたスケジュールは私と共有してください。しばらく会談できない間も関連論文はできる範囲でコツコツ読み進めていってください。
質問:指導の頻度はどんな感じですか?
回答:だいたい6週間に一回といったところです。通年でだいたい10回の指導回数となります。なお卒論内容に関する質問がある場合はチャットで即時にやり取りできるので、会談までいちいち待つ必要はありません。
質問:指導の期間はいつからいつまでですか?
回答:3年次の1月から4年次の冬休み前までとなります(学生生活最後の冬休み〜お正月はなるべくのんびりしたいですよね)。
ゼミ選考
質問:ゼミ選考の審査はどうやって?
回答:履歴書と成績表を提出していただきます。フォームは八木橋ゼミのウェブサイトに用意してありますが、それ以外の情報を共有されたい方は添付書類を付け加えていただいても結構です。新3・4年生についてはさらに面接があります。選考は基本的に私が1人で行います(ただし英語学位生については面接でゼミ員の協力を仰ぎます)。
質問:ゼミの人数はどのくらいを見込んでいますか?
回答:毎年新2年生が10名程度、新3年生2名程度、新4年生1名程度、英語学位生(IGESS)2名程度(学年は問わず)を募集しています。ただ、優秀な方が多数応募してくださった場合、実際の人数はこれより多くなることもあります。
質問:男女比、留学生比はどのぐらいですか?
回答:現状の男女比はほぼ1:1となっています。外国人留学生は毎年2〜4名います。
語学
質問:英語はどのぐらい使いますか?
回答:日本語・英語ともにゼミの「公用語」なので、話すのはどちらでも結構です(SA帰国生、英語学位生には英語使用を推奨)。外部からお呼びするスピーカーには英語で話す方もいらっしゃいましたが、質問は日本語・英語どちらもで可です(必要があれば私が通訳します)。読む方に関してはゼミ活動の一環として英語で書かれた論文を読むことが求められます(DeepLなどのAI翻訳やNotebook LMのようなAIツールの活用は可)。卒論は日本語・英語いずれも可能です。
質問:英語について不安があるのですが大丈夫でしょうか?
回答:結論から言えば日本語・英語の「どちらかが」きちんと話すことができればなんとかなると思います。読む方については3年生になると文献報告という活動において英語の学術論文を読む機会があります。4年生になると卒論執筆の一環として英語の論文を一定数読むことは避けられないでしょうが、日本を中心としたトピックを選ぶことで読まなくてはいけない英語文献をある程度抑えることはできます。書くことについては特段こちらから要求はしません。
質問:英語力向上を目指しているのですが、八木橋ゼミ応募の理由になりえますか?
回答:留学に興味のある人であればゼミ活動を通じて英語力を向上させたいと思うのが自然ですよね。私自身も英語は留学する前になるべく頑張って勉強しておいたほうが留学のリターンが大きくなると思います。ただ、真の英語力というのはTOEIC, TOEFL, IELTSのような外部試験対策だけでは身につかないものなので、ゼミでの経済学の学習や留学生との交流などを通じて実践的な英語を身につけてほしいとも思います。ゼミで英語の表現法やプレゼン手法そのものを勉強することはありませんが、似たような目標の仲間に囲まれると上達が早いのではないかなと期待しています。
質問:外国籍で日本語が不安ですが大丈夫でしょうか?
回答:はい、このゼミは英語学位(IGESS, Institute for Global Economics and Social Sciences)に在籍する学生がこれまでに多数いる/いたので、講義・課題評価の際には十分配慮します。教員との対話は日本語・英語いずれも可能です(IGESSの方とはだいたい英語でやり取りしています)。
その他
質問:ゼミの雰囲気はどんな感じですか?
回答:明るいキャラクターの学生もおとなしめの学生もいますが、全般的に芯のしっかりした人が多いとの印象です。発表の上手い人、一人でどんどん勉強していく人、数学・プログラミング系に強い人、マルチリンガルな人、趣味・体育会に打ち込んでいる人などとても多彩で、教員として毎回のゼミに参加し皆さんの活躍を見るのがとても楽しいです。
質問:パソコンスキルはどのぐらい必要ですか?
回答:新2年生はとりあえずワード・エクセルといったマイクロソフト系オフィスツールに馴染みがあると便利です。卒業論文に統計・演算ソフトを使いたい人は、3年生から少しずつRやPythonといった無償ソフトウェアの使い方を自習かMDAPなどを通じて学習しておくと後々役にたつと思います。教員自身はこれまでにMATLAB, STATAを研究で使ってきたのでこれらについては学習のお手伝いができると思います。
質問:数学が苦手なんですがついていけますか?
回答:ゼミ活動自体においては問題にはならないと思います(数式を見るのは非常に稀です)。ただ、将来国内・海外の大学院に行くことを考えている人は、数学の成績が良いと入学選考で有利に働くことが多いので、早い時期に数学・統計関連のクラスを履修し、なるべく良い成績を取れるように頑張ってください。特に1年生のうちに統計学やビジネス数学入門、2年生のうちに計量経済学を履修しておくと後の専門レベルでの学習が楽になると思います(これらは就活での強力なアピールポイントにもなります)。
質問:大学院に進学する人はいますか?
回答:はい、内外の大学院にトライする人・考慮中の人が常に一定数います。国内では今のところ東大、神戸大、東京理科大、一橋大の大学院に進学または進学予定の学生がいます。海外ではシンガポール国立大学、香港科技大学、復旦大学の大学院に進学した学生がいます。また現在国内・海外の大学院への応募を考えている人が4名います。
質問:就職実績はどうですか?
回答:まだ歴史の浅いゼミですが、割と大手にすんなりと就職する人が多いと感じています。これまでに日本政策金融公庫 、SCSK Minoriソリューションズ 、日本航空、みずほ証券、リクルート、東京エレクトロン、日本総研、日本通運などから内定をもらった人がいました。ただ、私自身のかつての民間就職の体験から確信を持って言えるのは、新卒で就職した「後」に自己研鑽を継続することこそが長い目で見ると最も重要であるということです。すなわち大手に就職することは決してゴールではないということです。みなさんの八木橋ゼミでの経験が何十年か後のキャリア形成に役立つことを心から願って止みません。
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