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特別講演
山本 透 教授(広島⼤学)
題目:PID制御の新地平
-- PIDチューニングの高度化・知能化と社会実装 --
略歴
1987年徳島大学大学院工学研究科修了.
同年高松工業高等専門学校助手,大阪大学助手,岡山県立大学助教授などを経て,
1999年広島大学助教授,2005年同大学教授.
2024年同大学副理事(産学連携担当)を経て,
2026年より同大学理事・副学長(社会連携・基金・校友会担当).
データ駆動型制御やPID制御とその社会実装に関する研究,モデルベース開発(MBD)の教育に従事.
日本機械学会賞技術功績賞,教育賞,電気学会業績賞,著作賞,計測自動制御学会技術賞,著述賞,
文部科学大臣表彰・科学技術賞,日本オープンイノベーション大賞・文部科学大臣賞などを受賞.
日本機械学会フェロー,計測自動制御学会フェロー,電気学会フェロー.
概要
PID制御は,産業界で広く活用されている基本的な制御技術であるが,制御対象の特性変化や多様な運転条件に対応するためには,PIDパラメータの適切な調整が不可欠である.本講演では,PID制御系設計の高度化・知能化に向けた取り組みとして,PIDパラメータの自己調整法,制御性能の評価に基づくPIDチューニング,実運転データを蓄積・再利用するデータベース駆動型制御技術を述べる.加えて,産学連携による研究開発事例を通じて,基礎研究から実機への適用,そして社会実装へと至る一連の取り組みを紹介する.