計測自動制御学会四国支部 > 令和6年度 > 学術講演会 >特別講演
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特別講演
11月30日(土)10:00~11:00
大須賀 公一 教授(大阪大学)
適応制御から陰陽制御,そして開いた設計へ
略歴
1984年大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了。同年4月(株)東芝総合研究所,1986年大阪府立大学工学部助手,同講師,同助教授を経て,1998年京都大学大学院情報学研究科助教授,2003年神戸大学工学部教授,2009年大阪大学大学院工学研究科教授,現在に至る.日本機械学会 学術業績賞,計測自動制御学会 著述賞,同論文賞,同SI部門学術業績賞など,多数受賞.システム制御情報学会会長,計測自動制御学会関西支部支部長,同学会副会長等を歴任.日本機械学会フェロー,日本ロボット学会フェロー,計測自動制御学会フェロー.工学博士.
概要
我々は「様々な環境や状況において,自在にかつ適切に行動できる人工物は,どのようにすれば創りだせるのか?」という問いに対する答えを追い求めている.本講演では,私が過去40年にわたり,どのようにこの問題に取り組んできたかのを振り返り,その課程で生まれた「陰陽制御」およびそこから発展させた概念である「開いた設計」について論考する.