触覚講習会:「触覚技術の基礎と応用」 ―ヒトの触覚理解を通して触覚技術の実現と価値を考える―
触覚講習会
「触覚技術の基礎と応用」
―ヒトの触覚理解を通して触覚技術の実現と価値を考える―
主催: 日本VR学会ハプティクス研究会(旧:力触覚の提示と計算研究会)
協賛(予定): 計測自動制御学会SI部門触覚部会,日本機械学会機素潤滑設計部門,日本ロボット学会
開催日
2021年12月10日(金)
開催方法
開催:Zoomによるオンライン開催を予定
開催趣旨
医療・福祉,ものづくり産業,ロボティクス,VRなど様々な分野で触覚技術の重要性が急拡大しています.触覚は,低次から高次までの脳機能に関わる上,あらゆるヒューマンマシンインタフェースにも関係することから,理学的にも工学的にも重要度がさらに高まると考えられます.本講習会では,ヒトの触覚知覚メカニズムの理解といった基礎知識から,各種の応用デバイス技術にいたるまでの幅広い内容を,第一線で活躍中の研究者たちが紹介します.触覚の評価やデザイン,触覚技術の開発や応用製品・システムの開発をしたいと考えている技術者・研究者,感覚・ロボット・VRの研究者,さらに,触覚研究を志す学部学生・大学院生まで,触覚の理解に基づく新たな人工物デザインの一助となることを目的とします.
題目・講師
10:00-10:05 オープニング 山本晃生(東京大学)
10:05-10:50 触覚提示の基礎・設計・活用法 田中由浩(名古屋工業大学)
10:50-11:20 触覚の知覚心理・錯触 横坂拓巳(NTT)
11:20-11:50 温冷感覚の特性と提示技術 佐藤 克成(奈良女子大学)
(昼休み)
13:00-13:45 社会的触覚と脳内ネットワーク 北田 亮(神戸大学)
13:45-14:15 クロスモーダル知覚に基づく擬似触覚提示 宇治土公雄介(NTT)
14:15-14:45 牽引力錯覚を利用した人間支援技術 田辺 健(産業技術総合研究所)
(休憩15分)
15:00-15:45 力覚提示の基本原理と社会実装 野崎貴裕(慶應義塾大学)
15:45-16:15 触覚情報の計測手法 吉元 俊輔(東京大学)
16:15-16:45 振動刺激を用いた人間の運動誘導 Jose V. Salazar(東北大学)
16:45-17:00 質疑応答クロージング 牧野泰才(東京大学)
聴講料
申込方法
詳細・申込は以下のサイトからお願い致します.
問い合わせ
東京大学 牧野 yasutoshi_makino(*)k.u-tokyo.ac.jp までお願いします.
(*)を@に変えてください