触覚講習会 「触覚技術の基礎と応用」 ―ヒトの触覚理解を通して触覚技術の実現と価値を考える― 主催: 日本VR学会ハプティクス研究会(旧:力触覚の提示と計算研究会) 協賛(予定): 計測自動制御学会SI部門触覚部会,日本機械学会機素潤滑設計部門,日本ロボット学会
開催日 2018年11月21日(水) 会 場:東京大学・本郷キャンパス・工学部5号館・56号講義室
(〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1) 医療・福祉,ものづくり産業,ロボティクス,VRなど様々な分野で触覚技術の重要性が急拡大しています.触覚は,低次から高次までの脳機能に関わる上,あらゆるヒューマンマシンインタフェースにも関係することから,理学的にも工学的にも重要度がさらに高まると考えられます.本講習会では,ヒトの触覚知覚メカニズムの理解といった基礎知識から,各種の応用デバイス技術にいたるまでの幅広い内容を,第一線で活躍中の研究者たちが紹介します.触覚の評価やデザイン,触覚技術の開発や応用製品・システムの開発をしたいと考えている技術者・研究者,感覚・ロボット・VRの研究者,さらに,触覚研究を志す学部学生・大学院生まで,触覚の理解に基づく新たな人工物デザインの一助となることを目的とします. なお,教科書として『触覚認識メカニズムと応用技術-触覚センサ・触覚ディスプレイ-【増補版】』が配布されます.通常価格32,400 円ですので,講習会聴講料込みで大変お得になっています.奮ってご参加ください.
題目・講師9:40- 9:45 | はじめに | 田中由浩(名古屋工業大学) | 9:45-10:40 | テクスチャの知覚メカニズム(粗さ,摩擦,温冷,硬軟の知覚) | 岡本正吾(名古屋大学) | | (休憩5分) |
| 10:45-11:15 | 触覚の末梢神経系における神経生理学
| 仲谷正史(慶應義塾大学) | 11:15-11:45 | 皮膚表面における摩擦と触覚センシング | 野々村美宗(山形大学) |
| (昼休み) |
| 13:00-13:55 | 力感覚の特性理解とインタフェースへの応用 | 栗田雄一(広島大学) | 13:55-14:25
| 力触覚レンダリング―力覚・触覚の提示力計算とそのためのモデル | 長谷川晶一(東京工業大学) | 14:25-14:40 | デモ ショートプレゼン |
| 14:40-16:10 | デモセッション |
| 16:10-16:40 | 静電力による映像ディスプレイ表面での触覚提示 | 山本晃生(東京大学) | 16:40-17:10 | 高周波振動の知覚とロボットの遠隔操作への応用 | 昆陽雅司(東北大学) | 17:10-17:30 | 質疑応答クロージング | 田中由浩(名古屋工業大学) |
デモンストレーション 岡本正吾(名大)「触覚テクスチャディスプレイ」 吉元俊輔(阪大)「導電性塗料を用いた圧力分布センサ」 昆陽雅司(東北大)「遠隔操作ロボットのためのリアルタイム触覚伝送システム」 長谷川晶一(東工大)「詳細な摩擦モデルによる滑り感の提示」 仲谷正史(慶應大)「3Dプリンタ技術を利用した触感デザインの研究」 山本晃生(東大)「手掌部への圧力刺激を用いた疑似力覚フィードバック」 田中由浩(名工大)「主観的な触覚情報を取得する皮膚振動センサ」 嵯峨 智(熊本大)「剪断力を用いた触覚ディスプレイ」(2件) など
100名先着 (11/16(金)締切)
聴講料 いずれも教材1冊分代金を含みます.
VR, SICE, JSME, RSJ | 会員 | 20,000円 |
| 非会員 | 30,000円 | VR, SICE, JSME, RSJ | 学生会員 | 15,000円 | | 学生非会員 | 20,000円 |
教 材 触覚認識メカニズムと応用技術-触覚センサ・触覚ディスプレイ-【増補版】を教材として配布します.教材のみの販売はいたしません. - 以下のフォームよりご入力ください.振込先について記載した確認のメールが返信されますので,聴講料について11/16までに振込をよろしくおねがいします.
- 触覚講習会参加申込フォーム(大変好評につき受付を終了しました.次回の参加をお待ちしております(11/8))
- <振込先>
ゆうちょ銀行 四〇八支店 店番: 408 (普)1927986 力触覚の提示と計算研究会(リキショッカクノテイジトケイサンケンキュウカイ)
(注)振込先名称は「ハプティクス研究会」の旧称である「力触覚の提示と計算研究会」となっています.
- 11/16以降のお申込については、山本までご相談ください.
- 問合せ先
- 触覚部会副査 山本 akio(*)ieee.org までおねがいします.
問い合わせ 触覚部会副査 山本 akio(*)ieee.org までおねがいします. (*)を@に変えてください.
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