第1回『絆』ウエディング
2011年9月24日(土)、東日本大震災で被災したカップル6組を迎えて、秋晴れの中、けやき坂彩桜邸シーズンズテラスにて無料結婚式『絆』ウエディングが実施されました。
震災から半年。新郎新婦それぞれに複雑な想いがありながら迎えた当日でしたが、ひとたび結婚式が始まれば、親族、知人との交流に笑顔がはじけ、最高の一日を楽しんでいる様子でした。
また、この日の運営スタッフの多くは、ボランティアで構成されていました。けやき坂彩桜邸さんを運営する株式会社ディアーズ・ブレインさんの社員が東京から、また来年4月に入社予定の内定者も北海道、大阪、福岡から駆けつけ、受付、チャペル、披露宴会場などでサービスをしていただきました。
多くの皆様のご協力によって『絆』ウエディングを実施できたことを、この場を借りて御礼申し上げます。
参加された新郎新婦やゲストの方々は、この日の幸せの瞬間を胸に、復興への道を一歩一歩進んでいっていただければ嬉しく思います。
第1回『絆』ウエディングの様子
【合同説明会】
8月1日、当選された6組の新郎新婦を招いて、
けやき坂彩桜邸さんで合同説明会を実施しました。
当日はドレスの試着もしていただきました。
多くのボランティアスタッフは東京からバスで出発。
大阪、福岡からも集合していただきました。
【ボランティア出発】
そのため、前日にプロから直接指導をいただきました。
トレーの持ち方、立ち居振る舞いなど初めて聞くことばかり!
【サービス研修】
お客様にお料理やドリンクを提供するのはボランティアスタッフ。
秋晴れの下、結婚式がスタートしました。
チャペル内ではオリジナルの人前式が行われました。
【結婚式スタート】
【笑顔いっぱいの新郎新婦 PartⅠ】
緊張の挙式も終了し、いよいよゲストの待つ外へ。
フラワーシャワーで祝福していただきます。
この日一日だけで、合計517名のゲストが
けやき坂彩桜邸にお越しいただきました。
久しぶりの再会に笑顔が絶えない
素敵な時間になりました。
【披露宴スタート】
【笑顔いっぱいの新郎新婦 ParⅡ】
披露宴でハートマークを作る新郎新婦。
ゲストみんなの笑顔に囲まれて自然と和みます。
ほとんどをボランティアスタッフで運営したサービスメンバー。
最後には一同に並び、新郎新婦へ祝福の拍手を送ります。
【ボランティアスタッフ】
【新婦からの手紙】
最後のクライマックス。新婦の手紙です。
想いを綴ったメッセージに思わず涙が流れます。
最後の締めくくりはエンドロール。
ディアーズ・ブレインさんが運営する全国各地の店舗から、
『絆』ウエディングのコンセプトに共感した新郎新婦より
いただいた温かいメッセージを上映。
会場中が温かい気持ちに包まれました。
【エンドロール】
【新郎新婦との記念撮影】
『絆』ウエディング当日まで担当プロデューサーと
新郎新婦の記念撮影。
『絆』ウエディングは後日、TV放映されました。
その取材に応える挙式後の新郎新婦。
【TV取材】
新郎新婦の感想
本当に無料であそこまでして頂けるとは思いませんでした。大きな立派なバスでの送迎他、全て終了するまでの至れり尽くせりの心温まるサービス、スタッフ様はじめ多くの方々の笑顔、私たちは一生忘れません。本当にお世話になりました。ありがとうございます。
鈴木貴大様・松葉依里香様
まず第一に絆ウエディングに参加させていただく機会をつくっていただいたことに心から感謝と御礼を申し上げたいです。本当にありがとうございました。私の家族も一人娘の私の結婚式がこんなにもステキで、感動する結婚式になり、泣いて喜んでくれました。私自身も旦那も本当に幸せで、人生で最高の日になったと思っております。
齋藤奨様・齋藤睦美様
まさか自分が当選すると思っておらず、一生分の運を使い果たしたという感じでした。エンドロールがゲストの方に大好評でした。結婚式を思い出し、感動すると同時に多くの方に見守られている、幸せにお互いなりましょうと応援されている、二人で力を合わせ一生幸せにならなければならないと感じました。自分達が全国の多くの方々に手を差し伸べられ、思い出に残る一日を過ごせたことに本当に心より感謝し、今後は恩返しとして、自分達が手を差し伸べていきたいと考えております。本当にありがとうございました。
千葉智将様・千葉さとみ様