Spellman + Open Science Collaboration (担当:三浦)

Post date: Feb 27, 2013 11:09:49 PM

当日の議論と感想

Introduction to the Special Section on Research Practices

  • 2つめの小特集のエディトリアルですが,ここに至る経緯が詳しく述べられており,その中身を読むと,彼らも今回の私たちと似たような思いに突き動かされていたことがわかります.洋の東西,あるいは現時点で研究者(あるいは,政治家?)としてもつpowerの違いはあれど,やってやれないことはない(しかしやってみたがうまくいかないという経験もやっぱりするだろう),と励まされる+参考になる内容でした.
  • 個人的には,「おしなべて若い男性たち」が多く参画している再現性プロジェクトについて紹介しているのがおばちゃんだ,というのも気に入りました(笑

An Open, Large-Scale, Collaborative Effort to Estimate the Reproducibility of Psychological Science

  • その若い男性たちの熱気に溢れたプロジェクトOpen Science Collaboration参加者全員の連名による論文です.当日にも議論があったとおり,何でもかんでも再現性を問えばよいものではないとは思いますし,問うとしたら実際はどのように?という方法論もいざ考えてみるとなかなか難しいところがあるのですが,その「1つの」あり方を詳しく紹介してくれています.
  • 個人的には,このプロジェクトが大成功を収めるほどに話は単純ではないだろう(からこういう問題も繰り返し(ゾンビのように)起こるのだろう)と思いますが,プロジェクト:http://openscienceframework.org/project/EZcUj/ の様相は注視しておいて損はないでしょう.

レジュメダウンロードはこちら