入試問題 1



1.1 京都大学 2012

空間内に四面体ABCD を考える。このとき, 4 つの頂点A, B, C, D を同時に通る球面が存在することを示せ。

1.2 京都大学 2013

平行四辺形ABCD において, 辺AB を1 :1に内分する点をE, 辺BC を2 :1に内分する点をF, 辺CD を3 :1に内分する点をG とする。線分CE と線分FG の交点をPとし, 線分AP を延長した直線と辺BC との交点をQ とするとき, 比AP : PQを求めよ。

(この問題は,初等幾何,ベクトル,解析幾何など幾通りかの手法で解くことができます。)

1.3 京都大学 2010

点O を中心とする正十角形において, A, B を隣接する2 つの頂点とする。線分OB上にOP 2 = OB × PB を満たす点P をとるとき, OP = AB が成立することを示せ。

1.4 早稲田大学2013

1辺の長さが1の立方体がある。

(1) この立方体の8個の頂点のうちの4個を頂点とする正四面体の体積を求めよ。

(2) この立方体の8個の頂点のうちの4個を頂点とする正四面体と,残りの4個を頂点とする正四面体の共通部分の体積を求めよ。

1.5 京都大学 2015 理系4

一辺の長さが1の正四面体ABCDにおいて,Pを辺ABの中点とし,点Qが辺AC上を動くとする.このとき,cos∠PDQの最大値を求めよ。

1.6 東京大学2014

座標平面の原点を O で表す。線分 y =√3 x (0≦ x ≦2) 上の点 P と,線分 y = -√3 x (-2≦ x ≦0)上の点 Q が,

線分OPと線分OQの長さの和が6となるように動く。このとき,線分 PQ の通過する領域を D とする。

(1) s を -3≦ s ≦2 をみたす実数とするとき,点( st )が D に入るような t の範囲を求めよ。

(2) D を図示せよ。

1.7 大阪大学

x , y 平面上の点( p , q )と直線 ax + by + c = 0 の間の距離 d は右の式で表されることを示せ。