ペトウトル山

北ペトウトル山(南ペトウトル山~1293峰)

○1995年2月12日

○L穂積 藤川 大沼 中原他3名(男3名女1名)

○コースタイム

07:20 然別湖畔温泉

08:30 Co1050m

09:40 南ペトウトル山頂上(P1348m)

11:20 然別大山(Co1425m)

13:00 Co1293m

16:25 然別湖畔温泉

帯広を5時過ぎに出発した。

大沼さん、藤川さんとは現地で落ち合うので、私は穂積の車に畜大探査会のメンバーとともに乗り込む。

今度の彼女の車は良い車だ。少なくともボンネットが歪んでいたり、バンパーが崩壊しているような事はない。ただ、グローブボックスと助手席のドアが壊れているので、乗車中、膝に圧迫感があるのとドアを開けるのに少々コヅがいるだけだ。

然別湖畔温泉に車を止めスキーを履く。

夏道の登山口があったがそのまま湖畔を進み裏手の方から尾根にとりついた。

傾斜がきつくて苦労する。が、尾根に出ると傾斜も緩く快適な登りとなる。

ここは夏道の登山口からとりついた方が良いかもしれない。

Co1000mを過ぎたあたりで、1369峰パーティーの村上君(畜大探査会)と彼に付いてきた「犬」に追いつかれた。

人懐っこい奴だったがトヨニ岳の件もあるのでリーダーは顔をなめさせようとはしなかった。

この犬は結局、Co1293mまでついてきた。北ペトウトルまでは行けそうもないのでCo1293mで折り返すことにする。

帰りはCo1293mの南斜面をぬけて然別湖へ向けて下ることにした。

Co1293mの南側の斜面はなだらかで木もはえていない。ここなら安心して滑れると思ったが、表面が固まっているので意外と滑りにくかった。

急な斜面を木をかき分けながら下ると幸運なことにブル道に出る。

そこからは快適な下りになった。

しばらく行くと広場に出た。そこには「大山神」と書かれた札が祭られた小さな鳥居があった。

一同ここが大山であることを確認する。

沢沿いの平坦な道を進むと沢と道が交差し、道が途切れている。水がしみ込まないように急いで渡る。

いつまでたっても道路に出ない。だんだん不安になってきたとき、林が開けて道路に出る。

ようやく然別湖まできた。

道路の案内標識を見ると然別湖畔まであと5㎞。大沼さんはスケーティングですいすい進んで行き、あっという間に姿が見えなくなってしまった。

疲労困憊でようやく車にたどりついた私を待っていたのは一杯の麦酒であった。

この一杯で生き返る。その後、福原館で風呂に入る。本当は日帰り入浴だけはダメとのこと。\500也。

(茶房多種No.201記録・中原)

南ペトウトル山(南ペトウトル山~1369峰)

○1995年2月12日

○L大山 部田 太田他1名(男2名女2名)

○コースタイム

曇り時々雪

06:00 帯広

07:50 然別湖畔温泉の駐車場

10:30 南ペトウトル山頂上(P1348m)

13:00 1369峰頂上(P1369m)

15:45 駐車場

7時50分にほぼ予定どおり然別湖畔の駐車場を出発しました。

低気圧が近づいて来るということで雲が低くどんよりした空でしたが、風もなく暖かかった。

少し前に気付いたのですが、私はスキーで斜面を登るのが下手なのです。他の3人が難なく通過する斜面でいちいち回り道をしながら歩くこと2時間半、南ペトウトル山に着きました。

晴れていたら眼下に然別湖と周りを囲む山々が一望できてさぞ見晴らしが良いだろうと思いながら、当会初登頂という1369峰へ向かいました。

1369峰は南ペトウトルの南西にあり、南ペトウトルより少し高く小さく尖った山です。

途中シールが外れてしまった人がいたり、斜面がガリガリしていて滑り易かったのですが、冬山シーズンに入って初めて今日2つ目のピークを踏めて満足でした。

下山の時にはとんど読図を人任せにしてしまったのですが・コースを外れてしまい、そちらの方に行かないように気を付けようと話していた南の斜面を下りてしまいました。

林道を東に向かって歩いていると気付かずに温泉ホテルの裏手へ下りたものと思い込んでいました。

やはり人任せにしないで、地図とコンパスを使おうと思いました。

雪が降り出した林道を歩いていると不意に鹿が4~5頭現れて前を横切って行きました。

(茶房多種No.200記録・太田)