第19回 アレルギー疾患を持つ子どもと親と支援者の集まり
「アレルギーを持つ子どもと家族が楽しく,安全に安心して生活するために」
11月25日当日,32名の方にご参加いただき,開催いたしました.
(前週や前々週に近郊で食物アレルギーの講演会があったためでしょうか.天気もよかったのですが,平年より参加者は少なめでした.)
講演会では,「親の立場から」として,たんぽぽの会会員の方から発症から現在に至る経過や子育て中の思いをお話しいただきました.
やはり,実際に経験したからこその言葉があり,参加者の皆さんが頷いたり,涙したりと会場の皆さんと一体になっていました.
伊那中央病院小児科 薮原明彦先生からは,「アレルギーに関する最新の医療情報と子どもの生活」と題し,食物アレルギーのみならず,アレルギーの基礎知識から小児喘息やアトピー性皮膚炎などの疾患と幅広くお話しいただきました.
また,本会の設立当初からご支援いただいていた,長野県看護大学小児看護学分野の内田雅代先生から「たんぽぽの会の活動支援を通して」と題し,20年近くにわたる会の活動を振り返っていただいたのと共に,子育て中のお母さん方,その子どもと家族にかかわる方に向けて発信していただきました.
各演者からのお話も終わり,質疑応答の時間には,参加者から積極的に質問があったり,ご自身の体験をお話ししてくださったり,アンケートでも「質疑応答の時間から学ぶことが多かった」という感想もあるほど活発な意見交換の時間となりました.
アレルギーの子どもは増えていると言えども,ご近所さんで同じ仲間に遭遇することは珍しいことと思います.
子どもの年齢が小さければ,なおのことそうかと思います.
気持ちや経験を共有できることを大切にしていきたいなと思うと共に,定例会や講演会といった「共有する場」がもつ意味を考えた一日でした.
本年も「石井食品(株)」様,「ケンミン食品(株)」様,「(株)永谷園」様より試食品をご提供いただきました.誠にありがとうございました.
昨今,食物アレルギーの経皮感作とアトピー性皮膚炎の関連が言われており,スキンケアの大切さが謳われております.今年は「第一三共ヘルスケア(株)」様より試供品をご提供いただきました.突然の申し出にご協力下さり,深く感謝申し上げます.
(講演会中の写真を掲載したいところですが,サイトの容量を超えてしまいます.
古い写真を整理した後,こちらのページには掲載したいと思います.
それまでは,こちら(リンク未)で掲載致しますm(_ _)m)