Post date: Jul 26, 2012 3:23:23 AM
7月10日(火)
本日は伊那市アトピっ子教室との交流会でした。
参加者はたんぽぽの会3名、アトピっ子教室7名、伊那市役所より保健師さんたち、長野県看護大学の小児看護学分野の先生たちが参加しました。
去年はうだるような暑さ(~Q~;)の中開催いたしましたが、今年は空調の効きもよく快適にお話が進みました。
まず、長野県看護大学小児看護学分野の内田先生から食物アレルギーに対するミニ講話があり、事前にアトピっ子教室の参加者から伺っていた質問にお答えしました。
その後、半数程度に別れ、グループディスカッションを行いました。それぞれのお母さんたちからは、アレルギーを示す検査値をどのようにとらえていけば良いのか、制限食の解除をどのように行っていけば良いのか、
日常や外出先での食事について悩んでいる等様々な意見が出ました。
この会の趣旨として、同じ悩みを持つお母さん同士で情報交換をすることがあり、今回はその趣旨を反映できたのかなと思います。
また、今年度も石井食品株式会社様(ミートボールが有名ですね!)、株式会社永谷園様にご協力をいただき、
参加者の方へアレルギー対応食品のサンプルをお渡しすることができました。
「こんなものもあるのねヽ(゜∀゜)」と、参加者の皆さんは興味津々に見て、お持ち帰りをされていました。
石井食品様からは、社員の方にお越しいただくことができ、商品の生産過程など、どのようにアレルギー対応食品の生産について考えているのか、どのような注意を払い作っているのかなどお聞きすることができました。
3.11の震災時、アレルギー対応食の備蓄が少なく、対応の難しさがあったこともあり、今後は長期保存にも耐えうるアレルギー対応食品を作っていくとのことでした。
アレルギー対応食品を生産する工場も増設中とのことで、食事に非常に気を遣う食物アレルギーを持つ子どもの親として、その対応は心強く感じられました。
石井食品様、永谷園様、ご協力いただき、誠にありがとうございました。