2018田植祭&宿泊体験事業

さァ植えるぞ! それぞれの田圃に分かれて田植え開始です

2018田植祭に120名の参加

谷川の清水に凛と早苗立つ

たにがわのしみずにりんとさなえたつ

6 月3 日に田植祭りが開催され、オーナー・トラスト会員・JA・大洲農高生・戒川や大洲からも含めて120人が参加。好天涼風、抜群の自然環境の中で田植えを体験しました。お昼には、各自準備の弁当やBBQ を楽しみ、おやつにはJA からエコラブすいかや飲み物の差し入れを頂きました。恒例の俳句会には53 句の投句があり、参加者による投票の結果、棚田オーナーの西村さんの掲題句が大人の部第1 位になりました。小人の部も含めて、1 ~ 3 位に棚田米とポンジュースの賞品(JA提供)が授与されました。

5 月の市長選挙で当選されたばかりの二宮隆久市長に参加・挨拶をいただき、村上市議会議長からメッセージをいただくなど、行政の積極的なコミットに参加者も心強いものを感じたようです。 

松山の学習塾の子供たちも田植えをがんばりました

植えを手伝う大洲農高生

田植えの後の楽しいお弁当

二宮新市長から「オーナー認定書」を受け取る棚田オーナー

オーナー認定書を渡す宇都宮公民館戒川分館長

 にぎわう俳句コーナー

俳句大人部第1位入選の西村さん

谷川の清水に凛と早苗立つ

たにがわのしみずにりんとさなえたつ

JAから甘~いおやつ(```)=エコラブスイカ

NHKTV の取材も(6/25 放送)

    初企画

戒川地区 宿泊体験 実験事業

田植祭の開催に合わせて新企画「宿泊体験実験」が実施されました。旧戒川小学校施設は、地域活性化のための活用方法が模索されています。今回、宿泊を伴う活動に活用できないか、という発想から「戒川地区の将来を考える会」が実験事業として実施したものです。

今回、9 人からテント泊の申込みがありました。ブロックを使った仮設カマドを設置。このカマドで竹飯を炊いて夕食に。味も良く好評。野趣満点のこのメニューは戒川での宿泊の目玉になる可能性がある、災害時にも使えそうだ、など。

日が暮れるとグランドは完全な静寂と闇に包まれる。わずかなランタンの灯と焚火の明りを囲んでの取りとめのない会話。冷えたビールもよし、熱い珈琲はなおよし。頭上は満点の星。「こんなゆっくりしたのは久しぶりだなぁ」の言葉に誰もがうなづく。そんな価値ある時間の流れを味わうことができました。

朝4 時半、鳥のさえずりで目覚める。シュラフの中で耳を澄ませると、テントを透る光が増すにつれて、鳥の声は種類を増し、あたりに満ちあふれる。山の冷気を深く吸い込みながら見下ろす雲海の下には肱川の流れがあるはずだ。

旧戒川小グランドに設営したテント

 焚火を囲んで寛ぐ棚田オーナーのみなさん

仮設カマドでの炊飯調理を提案

竹飯は味も良く、好評