〔お知らせ〕感染拡大への対応について
昨年「田植祭中止」の経験から、今年は「田植え作業体験」に限定して棚田オーナー・トラスト会員(以下「会員」)を募集し、さまざまの感染防止対策を講じて準備してきました。
しかし、コロナ禍は変異ウィルスによる感染拡大という新しい局面を迎えています。連休後も愛媛県では医療のひっ迫状況が深刻化しており、6都府県の緊急事態宣言とともにまん延防止措置が5月末まで延長されることになりました。変異ウィルスの拡大防止にはこれまで以上に人の移動の抑制が必要とされ、大洲市も連日、感染拡大地域への移動を控えるようよびかけています。
こうした状況ならびに大洲市からの要請を踏まえて、樫谷棚田保存会として当面する「田植え体験」の受け入れなどについて下記の方針を決定しました。取り急ぎその内容をお伝えしますとともに、皆様にご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。
― 記 ―
変異ウィルスからオーナー会員・トラスト会員(以下「会員」)と地域の安全を守ることを最優先とします。
棚田保全の諸活動によって、感染拡大ルートとなる人の接触と移動を増加・誘発しないため、「田植え体験」の受け入れを中止します。
田植え及びイネの生育管理は、会員に代わって受託生産者(城本・白石)が責任をもって行います。
会員への棚田米のお渡し、大洲産果物・野菜プレゼント等は予定通り実施します。
田植えの様子やイネの生育状況などを会員に発信します。
オーナー募集時約束した「田植え体験」が不可能となりましたので、会員から辞退の申し出があった場合は、キャンセルに応じることとします(振り込まれた会費は返金します)。
7月以降「田植え体験」に代わる作業体験(ex.草刈り)を、コロナ禍の状況を見ながら検討します。9月の「稲刈り体験」は感染状況を注視しつつ実施する予定に変更はありません。
― 以上 ―