2.3.01 印旛沼筋河川争奪の見立て(仮説)

シリーズ 花見川地峡成立の自然史 -仮説的検討-

第3部 印旛沼筋河川争奪に遡る その1

このシリーズでは、東京湾と香取の海の間の土地を花見川地峡という概念で把握し、その成り立ちの自然史を検討しています。

「第1部 現代から縄文海進まで」、「第2部 花見川河川争奪に遡る」に続き「第3部 印旛沼筋河川争奪に遡る」をこの記事からスタートします。

第3部では香取の海の重要構成要素である印旛沼がそのために成立することになった、印旛沼筋河川争奪という地史上の大イベントについて検討します。

最初にこの記事で印旛沼筋河川争奪に関する見立て(仮説)を示し、次の記事からその細部についてわかってきていること、検討していることや課題など、経過報告的になってしまいますが、述べます。

1 印旛沼筋河川争奪の見立て(仮説)

現在(2014.05.12)の印旛沼筋河川争奪の見立て(仮説)を次に表でまとめてみました。

印旛沼筋河川争奪の見立て(仮説)

2 印旛沼筋河川争奪のイメージ

印旛沼筋河川争奪見立てのイメージを次に示します。

印旛沼筋河川争奪の水系イメージ

つづく

2014.0512 ブログ「花見川流域を歩く」記事