藤葉について

藤葉について

X-File好きです。いまさらです。重々承知しています。

告白すれば、X-file体験、スラッシュ小説が先でした。大昔、テレビ朝日で例の配役で吹き替え放送されていたころ、数話分、目にしたことはあったものの、最初にスラッシュを読んだときには、今はこれほど愛するスキナー副長官の顔も知りませんでした。

スラッシュ小説にはまってから、主人を言いくるめてケーブルテレビに加入し、コレクターズボックスを次々に大人買いし、そしてついに、9 Season がFOXチャンネルで放送され始めた時には、X-Files カルトクイズに毎週かかさず参加して全問正解のご褒美に出演者のブロマイドセットをゲットするまでに。(ウォルターのミドルネームなんて、私にとって、カルトでもなんでもありません)

そんなことをしているうちにバチでも当たったのか、急激に体調を壊して最悪時には「人はこうして死んでいくんだな」という気分をまじで味わうほどに。体中が痛み、ほとんど食事もとれず、どんどん筋力が衰えて、一時は横になった状態で自力で頭を持ち上げることもできないほどになって。療養のため、勤めていた会社も退職しました。

まだまだ全快とはいえないものの、徐々に回復して体力が戻ってきた時、生きてるうちに好きなことをしなきゃ、と心から思いました。

たとえいまさらでも、日本人の中に一人でも二人でもスキナー信者を増やそう!そんなわけで、読み漁ってきたスラッシュの中から、お気に入りの名作を一人コツコツと翻訳することに決めました。

藤葉の名前は、いまはなき(?)某小Jに投稿していた時のペンネームです。掲載されたのは6,7年前のことで、小J読者でいらした方でも、この名前を覚えておられる人はまずいないでしょうが。

かなり長い翻訳小説ですが、どなたか気に入って読んでくださる方がいることを願って