図は証拠金に応じた注文比率のケース
昨今、FXファンドの投資詐欺被害が尋常ではありませんが、MAM・PAMM口座(マネージドアカウント)運用では運用資金を運用者に預ける必要が無い為、持ち逃げされるような詐欺にあう事はありません。
ただし!この機能を逆に悪用して簡易的な海外FX業者を立ち上げ、資金を持ち逃げするケースも後を絶ちません。
EUやオーストラリア、アメリカ等で金融ライセンスを保有していれば問題ありませんが、重要なのはFXブローカーが本物であるかどうかです。水田ノートを見て本物のブローカーの見抜き方を知ってください。
どうしても直ぐに知りたい方は運営者の水田に直接Facebookから友達申請後にメッセージを送ってください。友達申請がないとメッセージは見れません。
あなたは海外FX業者に自分のFX口座を開設後に自分のFX口座を運用者に運用委託するという申し込み書を提出して、後は運用者があなたのFX口座に売買シグナルを飛ばすだけです。
あくまでも投資家自身のFX口座なので、入出金は投資家自身しか行えません。海外FX投資ではごく一般的な運用手法であり、取引の中身も透明性が有り、安全性が高いことから人気の運用方法となります。
手数料・成功報酬率
MAM・PAMM口座(マネージドアカウント)の場合は、全て証券会社が処理を行う為、一切のコストが掛りません。成功報酬については一般的には20%前後が多いと言えます。高くても30%で、大口資金などの場合は15%にディスカウントしたり等、あくまでも当事者同士の話し合いです。また、できれば月締めではなく、極力長い期間運用してもらい、半年、1年に一度の清算をした方が運用としては安定し、安全です。本来、支払う成功報酬分も複利運用でき、複利パワーで利益が出るときは大きく差がでる可能性があります。運用者は月締めを希望するかもしれませんが、もし、半年、1年で締めてくれる運用者がいれば、それはある程度余裕のある運用者かもしれません。いとつの目安として下さい。
運用者の見つけ方
①運用のうまいとされる人を自分で探す。:周りにFXやCFDで勝っている人がいるか、友達に聞き込みします。最低でも半年以上、勝っているヒトレーダー、できれば2、3年勝っているトレーダーを見つけます。
あとは、トレーダーと運用報酬の取り決めをします。参考までにPAMM運用で多い報酬体系は成功報酬20%前後です。これを毎月清算します。ただし、あなたが頻繁に運用資金を口座から出金すると
もモチベーションが下がり、パフォーマンスが急激に悪くなります。出金に関しては3ヶ月に一度や半年に一度など、事前に取り決めを行い、なるべく少ない出金にする事が、重要です。
例えば100万円を運用して20万円の運用益が出たとします。運用益の20%程度(5万円程度)であれば、トレーダーのモチベーションも下がらないでしょう。
成功報酬の良い計算方法(ハイウォーターマーク方式):過去の最高純資産を上回らないと成功報酬が発生しないという報酬体系。
例:100万円を2010年1月1日から運用開始したとします。ハイウォーターマーク方式の成功報酬を20%として運用開始しました。
1月 ⇒ 20万円の運用益(月末口座残高120万円) ⇒ 20万円×20%=4万円(成功報酬) ⇒ 最終口座残高116万円
2月 ⇒ 月末口座残高が136万円となっていました。さてこの場合の運用益はいくらでしょうか?
答え ⇒ 136万円-116万円=20万円の運用益となります。よって2月は成功報酬4万円、最終口座残高は132万円となります。
3月 ⇒ 月末口座残高が130万円となっていました。この場合は、成功報酬はありません。
4月 ⇒ 月末口座残高が132万円となっていました。過去の最高純資産は132万なのでこの場合も成功報酬は発生しません。
②海外FX業者に紹介してもらう。:この場合は、既に運用条件が決められているケースが多い為、運用条件を細かく聞いておきましょう。途中解約のペナルティなどは、特にしっかり聞いておきましょう。
ファンドなどと比べて、ペナルティが無いケースがほとんどですが、無い事も無いので確認は必要です。