支援者向けテキスト
支援者向けに
わかりやくすく書いてみました(つもり)
「pythonista3」をインストール後からです
はじめての人へ支援する時のテキスト
1、メモ帳でプログラムを書く
2、コンソールでプログラム基礎理解
1と2とで、大体2回分ですが
大事な所なので3回でも4回でも
かかってもよいと思います
少し、目的などを説明しておきます
1、メモ帳でプログラムを書く
→これは、iosのメモ帳を指すのですが
将来的にはなんでもよくて、
自分がプログラムを書きやすい環境を見つけていければいいと思います
晴眼の方は、pythonistaに直接プログラムを記述します
voice over環境の方も「pythonista」に直接記述してもいいのですが
操作が難しくなります(メモ帳の方が簡単)
また「pythonista」に直接記述する最大に利点は、
候補をアシストしてくれることなのですが、
voice overに対応していませんので、利点が使えないのに
操作が難しいのをわざわざ使うことはないかなという理由です
(1)「メモ帳」でプログラムを書いて
(2)実行は「pythonista」でという
少し面倒な流れになってしまいます
将来的には(1)の部分はwindowsになるかもしれません
本当はプログラムを書くエディターを皆さんで作れたらなあとは思っています
2、コンソールでプログラム基礎理解
・コンソール(Dosプロンプトのようなもの)でプログラムを記述することができます
・四則演算(足し算、引き算、割り算、掛け算)をやってみる
・変数を使ってみる
ぐらいでプログラマーの第1関門クリアーですね
1と2を通して
・iosのキーボード操作になれる
・プログラムで使う記号("#%&'=-+*:)などのキーが出てくるかもしれません
半角の記号などは、普段は使いませんので、ご本人さんのキーボードを見ながら探してあげてください
・プログラムは、基本は半角英数で入力します。日本語の入力をする時は全角にしますが
その切り替えが混乱するかもしれませんので、慣れるまでは全角は使わなくていいと思います
・全て「外付けキーボード」と「voice over」で操作します
では
実際の操作です
1、メモ帳でプログラムを書く
メモ帳でプログラムを記述します
iphoneに初期で入っている
メモ帳を開いて下さい
操作補足
・左右矢印にてメモ帳を探します。上下同時押しで決定
・[option]+左右矢印でページの移動
メモ帳にプログラムを書いていきます
1、新しいフォルダを作る
名前は「プログラムの練習」
2、新規メモを作る
3、以下を入力(2行)
#coding:utf-8
print('hello')
以下、読み上げ用にカタカナで
# シャープ・シー・オー・ディ・アイ・エヌ・ジー・:・ユー・ティ・エフ・-8
ピー・アール・アイ・エヌ・ティ・('・エイチ・イー・エル・エル・オー・')
操作補足
・[ctrl]+下矢印でメニューの一番後ろの項目 上矢印なら最初の項目
・左右矢印で、プログラム記述用のフォルダにはいる
・最初の場合は作る ctrl+下矢印
・新規メモ ctrl + 下矢印
注意点は
・すべて半角
・最初のナンバーはシャープ(シフト + 数字の3)
・コロンとアポストロフィは普段はあまり使わないキーです
探してみて下さい
普段からメモ帳を使っていましたら、
フォルダを作ったり
ファイルを作ったりは大丈夫だと思いますが
あまり、今まで使ったことがないのであれば
フォルダを作ったり、ファイルを作ったりの練習は何度かしてみて下さい
そして、以下2行はスラスラと入力が出来る必要がありますので
スラスラと入力が出来るように練習してみて下さい
#coding:utf-8
print('hello')
実際に動かしてみます
動きましたら、一応はプログラムを学習できる環境が
出来上がったということになります
書いたプログラムをコピーします
方法1
[cmd] + [a]にて全てを選択
[cmd] + [c]にてコピー
方法2
クイックナビゲーションをON[左やじるしと右やじるしを同時押し]
(一度で上手くいかないかもしれませんので、いかない場合は何回かやってみて下さい)
左やじるし3回押しぐらいで「メモを共有」を選ぶ
「エアドロップ ・・・・」と言うと思いますが
何回か右やじるしにて
「コピー」を選ぶ
注意
方法1の方が簡単そうではありますが、
VoiceOverが選択は言ってくれますが
「コピー」は言ってくれず、少し不安にはなります
また、方法2で「コピー」出てこないかもしれません
「そのた」の設定で「コピー」を出るようにできます
「そのた」は2つあり、「キャンセル」の前の「そのた」です
また、方法1で[cmd] + [a]での選択でなく
[shift]+[上下やじるし]で選択する方法もあります
コピーが出来ましたら
貼り付け先の説明します
メモを共有から
「ランピソニスタスクリプト」を選択
出ない場合は
「そのた」にて追加します
「そのた」は2つ目のです
キャンセルの前です
「そのた」内を進めていきますと
「ランピソニスタスクリプト」が出てきます
一つ進むと切替ボタンが出てきますので
ONにして下さい
出来ましたら、完了で戻って下さい
では進みます
「メモを共有」から「ランピソニスタスクリプト」を選択し
「スクラッチパッド」を選ぶ
この画面で先ほど書いたプログラムを動かすことができます
簡易実行画面です
これから頻繁に使う画面です
一度は、画面を上から読み上げさせてみて下さい
「ピソニスタ」「スクラッチパッドみだし」「ランボタン」「ダンボタン」
「ハッシュタグ・・・・・・」
先ほどのプログラムを
「ハッシュタグ・・・・」に貼り付けますので
「ハッシュタグ・・・・」のところで
[上下やじるし]
下やじるしで
書類のまつびに移動して
[delete]で現在の内容を全部削除します
削除出来ましたら
[cmd] + [v]にて貼り付け
説明が複雑になってしまったのですが、
要は「テキストフィールド編集中」内に、コピーしたプログラムを貼り付けるだけです
しかし、別の何かが残っているとダメなので、削除するということです
次に実行
クイックナビゲーションをonにしまして
「ランボタン」
ここで紛らわしいことがあり
「ランボタン」と「ダンボタン」とあります
よく聴くと違いがわかるのかもしれませんが
普通はわからないでしょうね「ラン」と「ダン」
最初が「ランボタン」です
プログラムを実行するボタンです
ちなみに「ダンボタン」を押すとメモ帳の画面に戻ります
では
「ランボタン」を押してみましょう
結果確認画面に移動します
クイックナビゲーションをonにして左やじるしにて
「コンソールアウトプット」に移動
「ハロー」と言いましたら成功です
おめでとうございます
補足
メモ帳の設定にて
新規メモ開始スタイルを「タイトル」にして
タイトルを入れてから入力したら、後から見た時にわかりやすいかもしれません
でないと全部「#coding:utf-8」になってしまいます
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2、コンソールでプログラム基礎理解
簡単な計算
最初のプログラムをメモ帳に書いて動かしましたが、
今度は簡単な計算式を対話モードで確認します
対話モードの事をインタプリタとも呼ばれ
プログラムのソースを書くためのものではないのですが、
プログラムのちょっとした挙動確認に便利です
対話モードを出してみます
メモ帳を開き、なんでもいいので一つファイルを開く
「共有」ー「ランピソニスタスクリプト」
「コンソール」を選びます
これで対話モードです
メニューを説明します
「編集中」になっていると思いますがこれは真ん中ぐらいのメニュー項目
最初から画面の説明をします
クイックナビゲーションをオンにします
ctrl + 左
にて画面の先頭(迷ったらここに来て)
右キーで一つづつ移動して下さいカッコが説明です
ヒデコンソール(一つ前の画面へ)
コンソール(見出し)
ストップスクリプト(処理を止める)
クリアコンソール(結果表示画面の初期化)
ダン(メモ帳にもどる)
コンソールアウトプット(結果表示)
プログレス(あまり関係ない)
テキストフィールド
ここまで来たら、
右キーで戻ります
主役はテキストフィールドとコンソールアウトプット
基本はこの間を行ったりきたり
テキストフィールドより右にも色々とメニューありますが、
使用しません(voiceOverでは難しい気がしまして)
どこにいるかわからなくなったら
ctrl + 左
四則演算を行います
四則演算と難しく言ってみましたが
足し算、引き算、掛け算、割り算のことです
「テキストフィールド編集中先頭に挿入ポイント」
まで、左右やじるしで来て下さい
1+1
と入力してエンター(入力は半角)
入力が半角になったいるかは
アルファベットのaを入力して下さい
「あ」と言えば半角になっていませんので、直してください
(入力後はデリートキーで消して下さい)
クイックナビゲーションをオンにして
コンソールアウトプットに移動(左キー)
「だいなりだいなりだいなり1ぷらす1に」
となれば正解
そうなならずに、おかしなことを言い出した人は
おそらく、入力ミス
まずは
「クリアコンソールアウトプット」で
画面を初期化してから、
もう一度、やり直してみて下さい
「テキストフィールド編集中」に入力
「コンソールアウトプット」に結果です
うまくいったら、他も試してみる
他を試す前には「クリアコンソールアウトプット」です
以下、2つの例を試す
例1)2+2
例2)100+200
覚えることは
テキストフィールドとコンソールアウトプットを行ったり来たり
クリアコンソールをすること
コンソールアウトプットでは
だいなりだいなりだいなりの次に式
その次の答えがよみあげられます
式と答えを続けて読み上げますので
よく聞かないと聞き間違いをしてしまいます
では、引き算
100-20
マイナスと言わずハイフンと読上げます
掛け算
2*3
かけるはこめじるし
最後に割り算。割り算は少し複雑
/(スラッシュ)を使います
スラッシュ1つとスラッシュ2つを使い分け ます
10/3 (スラッシュ)だと
「3.3333333・・・・」となります
10//3(スラッシュスラッシュ)だと
「3」となります(少数点以下を出さない)
10%3
「1」となります(あまり)
割り算は、割り切れない場合やあまりをどうするのかなとを
考えると少し複雑になってしまします
まずは「/」と「//」 と「%」で大丈夫でしょう
これだけで簡単な電卓として使うことは出来そうです
ちょっと複雑な計算も大丈夫
1+2*3
これはどうなるか試してみてください
計算される順序がありまして
足し算と引き算より掛け算と割り算が優先
「掛け算と割り算」先
「足し算と引き算」後
となります
かっこをつけると
(1+2)*3
かっこが優先されます
1+2*3=7
(1+2)*3=9
となります
が、(1+2)*3のかっこの入れ方が要注意です
(前かっこを入れると自動で)後ろかっこも入れてくれます
(左カッコを入れると「左まるカッコ、右まるカッコ」と
voiceOverの読んでくれるはずなのだが、
読んでくれないときもある。ちょっと注意
以下、ちょっとカッコの入れ方を練習
(1+2)*3と入力します
入力方法は
クイックナビゲーションはオフにしておいた方がいいかも
まず( 左カッコを入れてると自動で右カッコも入る
読上てくれないかも、でも気にせずにそのまま
1+2といれて
クイックナビゲーションをオフにして
右キーで末尾に移動すると
「右まるかっこ」と言えば
*3
と入力
ctrl + 左で書類の先頭にきて
右キーで1文字ずつ入力内容を確認する
よかったら
enter
クイックナビゲーションをオンにして
結果を確認して下さい
次に変数を使って同様の事を行います
例)
num1=1
num2=2
num1+num2
以上