リスト

対話モードでは

長いプログラムは出来ませんし、

保存することも出来ないのですが、

勉強するには、ちょうどいいので

もう少し、対話モードを続けます

​前回は変数の話でした

変数というのは、

一つの変数には一つのデータしか入りませんので、

1対1の関係です

複数のデータをまとめて入れることはできません

例えば、フルーツという変数を作り、

その中に具体的なフルーツを入れるとすると

こんな感じ

fruits1=‘apple'

fruits2=‘orange'

fruits3='berry'

さらに、どんどんと増やしていくことは

出来るのですが、効率的ではありません

複数のデータをまとめて管理する方法があります

リストと言います

他の言語では配列と呼ばれています

まずは簡単に、各フルーツの頭文字だけで

リストを作ってみます

以下、入力

f=[‘a’,’o’,’b']

リストは[]カドカッコと言っています

左カドカッコと右カドカッコの間に

リストに入れたい項目を入れます

一つ一つのデータのことを要素と言います

要素と要素の間は、,カンマで区切ります

要素が文字型なら、’コーテーションで囲ってください

fと入力して確認してください

少し、入力方法を説明します

f=[‘a’,’o’,’b’]

f=と入力

[左カドカッコを入力すると自動で右カドカッコも入る

そして、現在は左右カッコ内にカーソルがあるので

そのまま

‘を入力します

自動でもう一つ’が入ります

そして、カーソルは間なのでそのまま

aと入力

右に移動して,を入力

‘を入力

oを入力

右に移動

,を入力

‘を入力

bを入力 ここまで

日本語で

リンゴ、ミカン、ブドウとしてみたかったのですが

日本語が混じると入力が難しくなりますので

英語にしました

ちなみに日本語で入力しますと

fruits=[‘リンゴ’,’ミカン’,’ブドウ’]

と、なります

リストの続き

数字でもリストがつくれます

num=[1,2,3]

呼び出すには

num

num[0]

num[1]

num[2]

とやってみてください

それぞれ、どういう返事があったか確かめてみてください

num[0]だと1と返します

数字だとまぎらわしいですので

文字で説明します

以下、入力してください

word=[‘a’,’b’,’c’]

一つ目の要素を取り出す場合は

word[0] と一つ目なのに0とします

二つめは1です。word[1]

[]内の数字の事を添字と言います

word[3]

これはエラーになります

要素がいくつあるか調べるには

len(word)

word[-1]

後ろから数えます

要素を書き換えることもできます

word[0]=‘z’

実は全ての文字型の変数は

リストとなっています

以下、入力

msg='goodmorning'

表示するには

msg[0]

msg[1]

文字数を知るには

len(msg)

msg[11]

とするとエラーになります

文字数は11ありますが、

添字は0からはじまります

msg[3:10]

としますと、4文字目から11文字目

msg[3:]

4文字目以降

msg[:-5]

こんなことも出来ます

試してみて下さい

復習

「良く使う単語は、少しずつ覚えましょう」いう意味で

最後に復習コーナを作ります

今回は2つ、覚えましょう

len エル・イー・エヌ

(リストの要素数を調べる)

また

[]カドカッコも

スラスラと打てるようになっておきましょう

前に

次に

目次

以上