変数
変数について説明します
引き続き対話モードです
イメージ的には箱を作ってその中にモノを入れる
変数num1とnum2という箱を作って、
その中に数字を入れる
以下、入力して見て下さい
num1=100 #エヌ・ユー・エム・1=100
エンター
num2=5 #エヌ・ユー・エム・2=5
エンター
これで変数ができあがり
2つの変数ができました
変数の名前は、自分で付けれます
確認方法は
num1と入力してエンター。num2と入力してエンター
num1だと「せんひゃく」と読み上げられるかもしれませんが
num1の1と数字の100を続けられてしまったようです
変数を使って計算もできます
num1+num2
「にせんひゃくご」と読み上げられますが
正しい計算結果です
掛け算も
num1*num2
割り算も
num1/num2
やってみて下さい
変数名を間違えてみます
num3 *エヌ・ユー・エム・3
と入力
「トラサバック・・・・・・」とエラーメッセージ
ここまででも
エラーは出てきたのかもしれません
ここで少しエラーメッセージについて説明します
今のエラーは
Traceback (most recent call last):
File "<string>",line 1, in
NameError: name 'num3' is not defined
とメッセージ
definedとは定義という意味で
num3が定義されていませんというエラーメッセージです
num3という変数はありませんよって感じです
作っていない変数は、使えませんということです
注意点は、タイプミス
プログラムというのは
融通性がなく
ミスタイプをゆるしてくれません
NameErrorの場合は、タイプミスの可能性が高いのかなと思います
NameErrorが出てきたら、タイプミスを確認してみて下さい
タイプミスを、どう減らしていくか
どうやって見つけるか
は、今後の課題になっていくと思います
変数に戻ります
変数と実際の数字が混在するのもありです
num1=100
num2=200
num1+500
num2*300
使い方例としまして
tax=0.8
と予め変数を作っておきますと
1000*tax とか
1000+1000*taxとといった計算が出来ます
ちなみに
1000 * 0.08
と書くのは、わかりにくいプログラムと言われています
tax=0.08
1000 * tax
行数は増えるのですが、わかりやすく
いやいや、これでもわかりにくい
TAX_RATE=0.08
と変数名を大文字で書く
処理の内容はかわりません
数値の変化が無い変数を定数と呼びます
処理内容はかわりませんが、
プログラムをわかりやすくする工夫です
わかりやすいというのは、自分の為だけでなく
他の人が見てもという意味合いです
大文字で書いた変数は定数だと
プログラム経験者であれば、すぐに理解できます
結果を新しい変数に入れることもできます
num3=num1+num2
今まで変数には数字を入れていましたが、
文字でも可能です
以下入力
msg1='hello' #エム・エス・ジー・1・='・エイチ・イー・エル・エル・オー・'
'アポストロフィを入れると
「アポストロフィアポストロフィ」と
自動で2つ入力されます・
クイックナビゲーションはオフにして
やじるしで、2つのアポストロフィの真ん中にきます
helloと入力
「アポストロフィアポストロフィ」と2回いうので
一つもどるか一つ進むかで真ん中にきます
msg1と入力して確認
エラーになったら
やり直し
できましたら、もう一つ
msg2='world' #エム・エス・ジー・2・='・ダブリュー・オー・アール・エル・ディ・'
ちなみに
今まで英語で入力をしてきました
「こんにちは」としてみたいかもしれません
日本語はダメなのということですが、
日本語でも大丈夫です。チャレンジャーな人は
日本語で「こんにちは」と入力していただいても問題ないのですが、
半角と全角の切替が必要になってき、入力の難易度が上がってしまいます
もうしばらく、日本語は使わずに説明を続けたいと思います
ご了承下さい
では
確認
msg1
msg2
こんなこともできます
msg1+msg2
msg1とmsg2をつなげる
msg1*10
msg1を10回くりかえし
変数の型の説明
num1=1
次に
type(num1) #ティ・ワイ・ピー・イー・(・エヌ・ユー・エム・1)
と、入力
注意、うしろカッコは自動ではいりますので
前カッコだけでいいです
<class 'int'>と表示されます
int というのが型 int型
整数型 integer
他もみてみます
num2='1'
と1を''でくくって
注意、うしろの'は自動ではいるよう
前の'だけ
では、確認
type(num2)
<class 'str'>と表示されました str型
文字列型 string type
となります
補足
カッコとかアポストロフィが自動で入ることで
まぎらわしいのかもしれませんが、
それをOffにするような設定はなさそうです
注意して入力して下さい
組み込み型
http://docs.python.jp/3/library/stdtypes.html
復習
「良く使う単語は、少しずつ覚えましょう」いう意味で
最後に復習コーナを作ります
今回は1つ、覚えましょう
type ティ・ワイ・ピー・イー
(変数の型を調べる)
スラスラと打てるようになっておきましょう
以上