輪読演習資料

(オムニバス)


輪読と演習資料 社会と文化 トーマス・J・シェフ、エリック・サンドストーム著

『逸脱行動の時間的安定性:再評価』(1970年)〜逸脱行動治療における規則違反定義のソーシャル・ラベリング付けによる時間経過による予後安定性の確認と社会的相互作用のプロセスの理論構築〜[The Stability of Deviant Behavior Over Time: A Reassessment(1970年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 トーマス・J・シェフ著

『"責任の評価"における権力に関する考察:現実の交渉に関する覚書』〜ローゼンタルの観察者効果による「直接的バイアス」と「間接的バイアス」とバリント、ニューマンの答弁取引における公式・非公式の二重構造(不思議の国のアリス構造)の存在〜[Negotiating Reality: Notes on Power in the Assessment of Responsibility(1968年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 トーマス・J・シェフ著

『”合意形成と共同指向”の”社会学的モデル”』〜デューイとミード理論を振り返る:社会における高次共同指向の探求と道徳的曖昧さの解明(単一的からアノミー状態)〜[Toward a Sociological Model of Consensus(1967年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ソル・コーヘン著

『精神衛生運動、パーソナリティの発達と学校:アメリカ教育の医療化』〜全国精神衛生委員会(NCMH)(1909年〜)、児童精神医学と精神医学ソーシャルワークの発展(1922年)、ホワイトハウス会議(1930年)における学校教育上での精神衛生、予防運動に始まる精神病に対する社会と経済悪化課題に対する取り組みの歴史〜[Closed Questions Sometimes More Valid Than Openm(1983年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ポール・ベイカー・シーツレイ著

『サブ質問が面接者のパフォーマンスに与える影響』(1949年)〜面接者の手抜き傾向とバイアス(態度、地理条件(都市vs田舎))による「追加作業の回避」による弊害と実験デザインの再整理〜[Closed Questions Sometimes More Valid Than Openm(1949年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ハーバート・ヒラム・ハイマン著『二次分析者のための饗宴』(1978年)

〜社会指標研究プログラムに向けて:全米世論調査センター(NORC)による6ヵ年調査における社会調査手法の課題(幼少世代から労働階級におけるメンタリティに関する世論調査)と二次調査における「普遍性」と「ロバスト性」の欠落の指摘etc〜[A Banquet for Secondary Analysts(1978年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ポール・ベイカー・シーツレイ、ジェイコブ J. フェルドマン著『ケネディ大統領暗殺:公衆の反応と行動に関する予備報告』(1964年)

〜オズワルドとその殺害者J.ルビーに対する反応:全国世論調査センター(NORC)による調査結果と世論調査によるアメリカ国民の精神的ダメージとケア〜[The Assassination of President Kennedy: A Preliminary Report on Public Reactions and Behavior(1964年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ポール・ベイカー・シーツレイ レビュー著

『米国の慢性疾患 第四巻 大都市における慢性疾患: ボルチモア研究』(1958年)〜約4,000のボルチモアの家族からの無作為抽出サンプルに対して面接調査(慢性疾患の有病率に関する公衆衛生研究方法論と課題)〜[Review Reviewed Work(s): Chronic Illness in the United States, Volume IV. Chronic Illness in a Large City: The Baltimore(1958年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ポール・ベイカー・シーツレイ著『アメリカ世論調査研究協会:閉鎖型質問が開放型質問よりも妥当な場合』(1948年)〜医療専門職における閉鎖型質問調査法の有効性の議論〜[Closed Questions Sometimes More Valid Than Openm(1948年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ポール・ベイカー・シーツレイ著『世論理論の構築に向けて』(1947年)〜NOROC世論調査におけるインタビュアーのモラル悪化、バイアスの管理とフィールドスタッフの監督と維持管理の必要性〜[Some Uses of Interviewer-Report Forms(1947年)]


輪読と演習資料 社会と文化 ハーバート・ヒラム・ハイマン著『世論理論の構築に向けて』(1957年)

〜アルビッグの理論的批判とメルトンの「中範囲の理論」の採用:心理、社会背景、政治的プロセスとフィードバック分析による実証と研究対象母集団の定義問題〜[A Banquet for Secondary Analysts(1957年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ポール・ベイカー・シーツレイ著・レビュー論文『ガソリンスタンドの応対と戦争・不況への期待に関する研究』(1949年)〜期待の心理学とインタビュー手法:ハイオクかレギュラーか?オイルと水の点検を希望するか?〜[Expectations of War and Depression(1949年)]


輪読と演習資料 社会と文化 ハーバート・ヒラム・ハイマンとポール・ベイカー・シーツレイ著

『情報キャンペーンが失敗するいくつかの理由』(1947年)〜国際連合教育科学文化機関(UNESCO)憲章の課題:大衆情報キャンペーンにおいて考慮されるべき特定の原則とガイドライン策定と知識共有への障害・教育課題に向けた世論調査〜[Some Reasons Why Information Campaigns Fail(1947年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ユリアン・L・ウッドワード著

『裁判地変更の判断材料を提供する科学的試み』(1952年)〜被告の有罪・無罪と地域社会の先入観根拠の調査(フロリダ州グローブランドのレイプ事件とサリバン保安官の賄賂・汚職事件におけるレイク郡とマリオン群の地理的区分に考慮した世論調査〜[A Scientific Attempt to Provide Evidence for a Decision on Change of Venue(1952年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ユリアン・L・ウッドワード、エルモ・ローパー著

『工場と地域社会の効果的な広報活動』(1951年)〜知識、評価、感情的関与のグループダイナミクス・地域社会における合意形成の方法論的課題:工場・専門職・企業と地域社会メディアと「リーダーと効果的な公衆」の比較調査etc〜[The Effective Public for Plant-Community Public Relations Effort(1951年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ユリアン・L・ウッドワード著『世論調査1951-1970年: あまりに残酷な歴史』(1951年)〜世論調査の限界の発生と「可能性標本抽出法」の議論、調査員バイアスリスクと調査限界ゆえの「ドーピングの乱用発生」の未来と調査員の専門性の必要提言〜[Public Opinion Research 1951-1970: A Not-Too-Reverent History(1951年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ユリアン・L・ウッドワード著『精神疾患とその治療に関する考え方・研究者と精神科医のアプローチ』(1951年)〜精神疾患と個人の不適応に関する分野における一般市民の理解浸透に対する大規模な態度調査(Mrs.G氏とMrs.B氏と専門職の事例:ルイビル市ファーンズリー協力)〜[Changing Ideas on Mental Illness and Its Treatment(1951年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ユリアン・L・ウッドワード著『アメリカ市民の政治活動』(1950年)〜企業と政治資金の関係に関する市民関心:個々の市民の政治参加に関する調査結果(Standard Oil Companyによる5年の大規模な市民サンプリング調査)〜[Political Activity of American Citizens(1950年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ユリアン・L・ウッドワード著『民主主義の補助としての世論調査』(1946年)〜米国・世論調査の民主主義制度の一部の明示化(国勢調査局、民間調査団体、報道団体、研究機関、一般市民の役割)と調査技術の整理:戦後日本における世論調査機関導入との比較〜 [Public Opinion Polls as an Aid to Democracy(1946年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ユリアン・L・ウッドワード著『政府の世論調査を業務に活かすために』(1944年)〜戦時情報局(OWI)における民間と研究機関のメディアと世論調査連携と報告プロセス〜 [Making Government Opinion Research Bear Upon Operations(1944年)]

 

輪読と演習資料 社会と文化 ユリアン・L・ウッドワード著

『社会科学概論コース:その評価』(1942年)〜社会科学:古典、数学と共に「知性を訓練」可能。それではその「障壁」は何か?「大学教育とその専門性から生まれる『批判的知性能力の格差』の解消のために」〜 [Quantitative Newspaper Analysis as a Technique of Opinion Research(1942年)]

 

輪読と演習資料 社会と地政学 ユリアン・L・ウッドワード著

『人口社会学における質・分野』(1939年)〜優生学の課題と批評:社会経済的エリートへの優位性の課題と自発的親性プログラムの有効性とその問題:科学的基盤と財源の課題etc〜 [The Field of Population Quality(1939年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言 ユリアン・L・ウッドワード著

『新聞分析の定量的手法による世論研究』(1934年)〜新聞記事におけるサイズ・単位計測の次元的分析とJ.ギャラップの読者反応研究、カテゴリー分析、バイアス測定による定量アプローチの提言〜 [Quantitative Newspaper Analysis as a Technique of Opinion Research(1934年)]

 

輪読と演習資料 社会と心理 ドナルド・スレシンジャー著

『大学教授と精神科医の視点の違い』(1928年)〜カーライルとメンタルヘルスの対比:学生の精神的健康に関する二者の見解の違い:相互排他的思考の解消の指針〜 [Professor vs. Psychiatrist(1928年)]

 

輪読と演習資料 社会と芸術 ドナルド・スレシンジャー著 『映画と教育』(1940年)〜プロパガンダの限界と教育活動に向けた映画製作アプローチを通した長期的かつ持続可能な批判的思考の育成、知的好奇心とシチズンシップの育成〜 [The Film and Education(1940年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言  ロバート・M・ハッチンス、ドナルド・スレシンジャー著 『証拠法に関するいくつかの見解。行為を証明するための心理状態』(1929年)〜証拠法の矛盾の議論:セイントレオナルド判例の英米への影響(1876年)、グリーンエーカー対フィルビー(1916年)における自殺 vs 事故死の争点の判例etc〜 [Some Observations on the Law of Evidence. I. Spontaneous Exclamations(1929年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言  ロバート・M・ハッチンス、ドナルド・スレシンジャー著 『証拠法に関するいくつかの見解。ウィッグモアの理論:「罪の意識」と「科学的根拠」に関して』(1929年)〜根拠のない妄言における病理(医学的診断:生理学的指標)に対する課題:スプリングス対英連邦(1923年)の判例etc〜 [Some Observations on the Law of Evidence. I. Spontaneous Exclamations(1929年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言  ロバート・M・ハッチンス、ドナルド・スレシンジャー著 「証拠法に関するいくつかの見解。自発的発言の有効性に関して」(1928年)〜ヒアセイルールとの関係とウォールターズ対スポケーン国際鉄道判例(1927年)とクルナー対ウォーターバリー市判例(1927年)を事例に〜 [Some Observations on the Law of Evidence. I. Spontaneous Exclamations(1928年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言  ロバート・M・ハッチンス、ドナルド・スレシンジャー著 「証拠法に関するいくつかの見解。記憶に関して」(1928年)〜ヒルモン事件(1892年)における「冤罪事件」の事例における「記憶」証拠の重要性(メモランダム)とヒアセイルールの例外:グレイ対ボストン高架鉄道事件(1913年)判例etcを元に〜 [Some Observations on the Law of Evidence. Memory(1928年)]〜

 

輪読と演習資料 社会と流言  ロバート・M・ハッチンス、ドナルド・スレシンジャー著 

「証拠法に関するいくつかの見解。行為を証明する心的状態」(1929年)〜ヒルモン事件(1892年)の証拠の時間的範囲におけるグレイ判事の見解とグリーンエーカー対フィルビー判例(1916年)における陳述の証拠能力〜 [Some Observations on the Law of Evidence. State of Mind to Prove an Act(1929年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言  ジョン・マッカーサー・マグワイア著 「貧困と民事訴訟」(1923年)

〜マグナカルタ第40条:「我々は何人に対しても、正義と公正を売らず、否定せず、遅延させない」の「庶民の福祉」と「司法アクセスの平等」の実践の難しさ〜 [Poverty and Civil Litigation(1923年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言  ジョン・マッカーサー・マグワイア著 「貧困訴訟モデル法」(1926年)〜1475年トリニティ学期における司法アクセスの保障と組織的支援を基盤とするモデル、「個人所得の二重課税からの救済」(1923年)の考え方と関連〜 [The Model Poor Litigants' Statute(1926年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言  ジョン・マッカーサー・マグワイア著 「個人所得の二重課税からの救済」(1923年)〜1930年代の証拠法(ヒアセイルール)に関連する先行研究「貧困訴訟モデル法」(1926年)との関係、位置付け〜 [Relief from Double Taxation of Personal Income(1923年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言 ジョン・H・ウイッグモア著 「日本における司法制度の運営」(1897年)〜証拠法の観点と治外法権:アメリカ社会におけるヒアセイルールと日本(大阪堂島米会所)の取引所、商事法の比較〜 [The Administration of Justice in Japan(1897年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言 ジョン・マッカーサー・マグワイア、チャールズ・S・S・エプスタイン著 「証拠の許容性を判断する上での事実の予備的問題」(1927年)〜ベントレー対クック事件(1784年)に見るヒアセイルールを用いた婚姻関係の存否という予備的事実の認定の判例とヒルモン事件(1892年)への影響〜 [Preliminary Questions of Fact in Determining the Admissibility of Evidence(1927年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言 ジョン・マッカーサー・マグワイア、チャールズ・S・S・エプスタイン著 「証拠の予備的争点における証拠規則について」(1927年)〜ウィッグモア教授の主張に対する反論とヒアセイルールと判例の議論と公衆衛生に向けた情報フィルタリングの可能性〜 [Rules of Evidence in Preliminary Controversies as to Admissibility(1927年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言  ジョン・マッカーサー・マグワイア著 「ヒルモン事件 あれから33年」(1925年)〜ヒアセイ・ルール(伝聞証拠排除原則)の再定義となった事件:ウィリアムズ対キッド事件(1915年)とモウアー対モウアー事件(1924年)・23年に及ぶ係争と新聞報道と行為Aと過去の事実Bの存在または不存在の証明問題〜 [The Hillmon Case. Thirty-Three Years after(1925年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言 ジョン・H・ウイッグモア著 「伝聞証拠規則の歴史」(1904年)〜ゴシップ、噂研究への影響と公衆衛生の観点:アングロ・アメリカン証拠法の議論〜

[The History of the Hearsay Rule(1904年)]

 

輪読と演習資料 社会と流言 ジェームズ・A・フィールド・Jr著 「キレナイカに関する計画」(1957年)

〜グリルX・暗号文書を発端とするマルマリカ地方の一般情報によってマスキングされたキレナイカ計画の失敗経緯からのパシャの謝罪による一時緩和、オスマン帝国との「奴隷貿易」の政治議論化の成功〜 [A Scheme in Regard to Cyrenaica(1957年)]

   

輪読と演習資料 社会と流言:フェイクニュース(5)

フランシスコ・バルデス・デルイス著 噂の心理社会学〜戦時情報局(OWI)の噂対策部局設立、キング夫人の例とアメリカの「噂クリニック」(1942-1943年)の登場とWACs(女性補助部隊)に関する誹謗中傷的な噂を起因とする神経障害の発生事例〜(1960年)[Psico-Sociología del Rumor(1960年)]

 

 

輪読演習資料 社会と古典演劇(23) ポール・A・ヨゲンセン著

『から騒ぎ(1600年)』における「無」の意味〜劇中の「無」を触媒とする誤解と解決演出:四大悲劇における『無』の意図の差異〜(1954年)[Much Ado About Nothing(1954年)]

  

輪読演習資料 社会と古典演劇(21) シェイク・スピアの『から騒ぎ(1600年)』における幻想と変容

〜喜劇の中の教訓:ヒーローの不貞の糾弾と公的拒絶と家門象徴死による「殉教」と「名誉毀損による幻想的ジレンマ:そして貴族社会へのアイロニー(純潔証明による汚染のしっぺ返し:皮肉的展開)〜[Illusion and Metamorphosis in Much Ado about Nothing(1967年)]

     

 

輪読演習資料 社会と古典演劇(7) 『恋の骨折り損(1595年)』における技巧と写実主義の演出の変化と関係

〜9人の九人の英雄の仮面劇から、春夏秋冬の季節対位法を表す登場人物と虚実から現実性を表現した

「マルカード」の登場による「夏の遺言」と「春の不在」と「カッコウ」の訪れによる写実的描写(1983年)[Artifice and Realism in Lyly, Nashe, and Love's Labor's Lost(1983年)]

 

 

 輪読と演習資料 社会と陰謀論(1)

陰謀と陰謀家たち〜古代ローマ時代に生まれた陰謀と悲劇;カエサル、ルビコン川を渡ったのちに:共和政「形のない影」と呼んだことから始まった誤解:カエサルの暗殺の悲劇の陰謀とシェイクスピア劇への影響〜(1957年)[The Conspiracy and the Conspirators(1957年)]

 

輪読演習資料 社会とリスク(3) マリリン・ヨーゲンセン著

電話イタズラの社会的相互作用分析〜他の仲間の前での地位向上(被害者に対する力の誇示) 

「私はメイです」 「メイって誰?」 「マヨネーズ(May-onnaise)」「ハリーはいますか?」事例研究〜 (1984年)[A Social-Interactional Analysis of Phone Pranks(1984年)]