長崎県対馬市

認定番号 7

2009年(平成21年)認定

対馬市は、韓国まで僅か49.5kmに対し、九州本土福岡まで約130kmという地理のため、空気が澄んだ日には水平線に朝鮮半島を肉眼でも望むことが出来る。このような地理的条件のため、古くから大陸との文化的架け橋としての重要な役割を担い、今も韓国と親密な交流が様々な形で繰り広げられています。

また本市は、九州最北端の玄界灘に浮かぶ絶海の孤島で、南北に82km、東西約18kmと細長く、総土地面積は、708.66K㎡、内 耕地面積は 978haと山林が89%を占める島であります。

九州最北端の玄界灘に浮かぶ

絶海の孤島

対馬市は、韓国まで49.5km、九州本土まで130kmに位置し、九州最北端の玄界灘に浮かぶ絶海の孤島で南北に82km、東西に18kmと細長く、総土地面積は、696平方kmの広さであり、その内、山林面積が89%を占める自然豊かな島です。竜良山、白嶽には原始林が残り、国の天然記念物にも指定され、島の地形は200m~300mの山々が海岸まで続き、場所によっては100mの断崖絶壁もあり勇壮な自然を目にすることができます。また、中央部の浅茅湾は、大小幾つもの入江と島々が複雑に入り組んだリアス式海岸があり、対馬を代表する風景のよいところです。

対馬には、国の天然記念物のツシマヤマネコをはじめ、対馬でしか見ることのできない生物や朝鮮半島などの大陸系の動植物が多く生息し、渡り鳥の中継地であることから、世界でも有数の野鳥の観察地になっています。

長崎県対馬市 市長

比田勝尚喜

地域資源 特産品

対馬市ホームページ

対州そば

対馬のそばは、縄文時代後期に中国大陸から朝鮮半島を経由して対馬に伝わり、小粒で風味が強いのが特徴です。全国的にそばの品種改良が進んだ現在では、原種に近いとされる対馬のそばは、貴重でありその香りと味わいは優れ、伝統的な手法で打つ麺は、全国そば愛好者の高い評価を受けています。

対馬原木しいたけ

全国乾しいたけ品評会で、栄えある天皇杯にも輝いた長崎県対馬産の肉厚乾しいたけです。奥深い山の栄養を糧に育ったコナラ、アベマキの原木露地栽培にこだわり、大陸からの冷たい季節風を受け、じっくり、ゆっくり育った、どんこしいたけは、肉厚で香り豊かな味わいが最大の特徴です。今や日本一の呼び声も高い対馬しいたけの上品な香りと風味は、素材にこだわるプロの料理人の評価も高く、その美味しさは高い評価を受けています。

ろくべえ(郷土料理)

ろくべえは、対馬の郷土料理で、孝行いも(さつまいも)を発効させ、デンプンを取り出し作られるせん団子を使った料理です。せん団子は出来上がるのに千回も手がかかるところから「せん」という名前がついたと言われています。 

環境保全の活動実績

国の天然記念物でもある、ツシマヤマネコが生存し、環境省と農林水産省が共同で環境に配慮した圃場整備を行うなど環境重視の農業を推進しています。

多久頭魂神社の神饌米として栽培されていた対馬赤米を現在も継承し後世に伝えています。

活動の成果

環境王国市場での販売及び環境王国のPR活動を実施しています。

今後の展開

エコファーマー制度の推進による環境王国市場への出品数の増加を図る一方、環境王国が日本中より注目されるよう、環境王国のPRを図っていきます。

長崎県対馬市へのアクセス

飛行機の場合
福岡空港〜対馬空港(所要時間:35分)
長崎空港〜対馬空港(所要時間:35分)

船の場合
ジェットフォイル 博多港~厳原港(所要時間:2時間15分)
フェリー 博多港~厳原港(所要時間:4時間40分)

対馬市ホームページ